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2020/09/15〜16 錫杖岳 注文の多い料理店 & 深夜特急

天気とタイミングがばっちり合って、この二日間は錫杖の乾いた岩を楽しんできました!


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今回のパートナーはEl Cap「フリーライダー」のワンプッシュオールRPという偉業を成し遂げているつよつよガール、Sayakaちゃん!
数年前に知り合って以降、最近はメラメラガールズの集まりでもよく一緒に遊んでもらっています。しかも同い年で気が合う!


ということで、兼ねてから行きたいと思っていた深夜特急を一緒に登りました。


Sayakaちゃんは今回が始めての錫杖岳!まず初日は注文の多い料理店で足慣らしです。


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私はといえば、ものすごく昔に3ピッチ目のハング下で大雨敗退して以来登ったことがなかったので、今回はじめて上まで抜けました。


IMG_0727.jpg最近メラメラガールズで勉強会などしているので、いつも面倒がって流動分散にしてしまうところを固定分散にしてみたり、"shelf"(マスターポイントを段違いにする方法)を使ってみたりなどしました。コードレットを入手したら、クアッドアンカーなども積極的に作っていこうと思います。



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秋晴れで気持ちいい!全ピッチ通して楽しいクライミング。とくに3ピッチ目はとても面白かったです。大人気ルートだけありますね!


IMG_0731.jpg前衛壁の頭へ行くのはまあまあ大変そうだったので、今回は割愛。


IMG_0739.jpgお天気サイコーです!


降りてきてから深夜特急の取り付きを確認しに行きましたが、地形や岩の形状などよーーくトポと照らしあわせるも確信が持てない・・。

私は今年の1月に1ルンゼを登りに来ているのですが、分からない・・。季節が違うと景色が全然違う!って当たり前ですが、冬の方がしっかり白い筋が現れて地形の特徴がつかみやすいです。自分がいかにざっくりとしか地形を把握できていないか、痛感させられました^^; 岩から離れて見ようにも、冬は全部埋まっている薮も濃くて、そう簡単に行動範囲が広がりません。。

最終的に、「たぶんココが1ルンゼ・・?」とあたりをつけたルンゼ状の、さらに左にあるルンゼ状に目星をつけました。
水したたるぶったち草付きルンゼでかなり怪しいけど・・。ひとまず「1ルンゼ」としたルンゼも、地形がなんか違う気するけど・・。
Sayakaちゃんとも相談し、「たぶん、ココで良いよね!」と、ひとまずギアを残置して下りました。


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錫杖沢出合をベースに、初日のお夕飯は鶏味噌鍋!Sayakaちゃん家でとれたおナスは牛脂炒めにしたらめちゃ旨でした〜。ご馳走様でしたっ!!

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次第に夜も更けていき、満点の星空の下で女子トークを炸裂させました。楽しかった!


翌朝は5時起床。前日のお鍋の残りをおうどんにしていただき、6時半ころアプローチ開始しました。


昨日目星をつけたルンゼ状を目指し、少し登りやすそうな右寄りから登って行きますが、明らかに様子がおかしい。
草が生えすぎのワイドと水が流れすぎのぶったちルンゼの間のフェイスを、ボロい残置でエイドして抜けました。


IMG_0752.jpg北沢フェースルートから右上してテラスへ。


そのままもう1ピッチ伸ばし右上のテラスまで抜けてはじめて、「北沢フェースルート」というエイドルートから取り付いてしまったことに気がつきました。昨日「1ルンゼ」としたルンゼ状がまさに深夜特急の取り付きでした^^;


ということで、3ピッチ目から本来のラインに合流しました。気を取り直して快適なクライミング開始です!


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今にも発射しそうなミサイルにプロテクションをとり、乗っかって登っていくSayakaちゃん(笑)。実際、地震の後だし怖いよね・・・。


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そして箱型ハングの右下まで。白壁が覆いかぶさるようにそそり立っていて威圧感あります。そして高度感満点!


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次の5.11aのピッチは私のリード。プロテクションや傾斜、長さなどを考えるとこのグレードで妥当な感じがしました。登りごたえありました。


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終了点は快適なテラス!眺めも最高です。


そしてお次が核心ピッチです!5.11+となっている、傾斜のあるコーナークラックです。ここはせっかくだから2人ともリードしようと話していましたが、昨日の夜のじゃんけんで勝ったSayakaちゃんからOSトライ開始!


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出だしはマイクロナッツしかうけつけません。上部も傾斜があって足も悪くバランシー、ストレニです。Sayakaちゃんはさくっとさらりと超えていきました。流石つよっ!


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1度おりてきてもらい、今度は私のFLトライ!範馬勇次郎ばりに足を開いてふくらはぎがつりそうでした。
最後もヨレヨレで落ちそうになりながら、どうにかこうにか完登!ふ〜。


IMG_0742.jpg三角テラスからフォローのSayakaちゃんを見下ろす。高度感抜群!



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やったねー!焼岳と!


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ナイスOS!槍穂と!!


グレード感は、二人とも「5.11cくらいかね?」と同意見でした。


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三角テラスから見下ろすと1ルンゼ全体が見渡せ、やっと概念がよく分かりました。。


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ラストはLittle Wingと合流するピッチです。「傾斜の強いスッキリとしたフェイスに走るクラックを繋げて登る、非常におもしろいピッチ(ロクスノChronicleの今井さんの記事より)」という記述とちょっと合わない気もしましたが、ラインは間違ってないハズ。。


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登攀終了〜!核心ピッチを二人とも登れたのは嬉しいね!お疲れさまでした〜〜!


懸垂も大きな問題なくスムーズに降りられました。

IMG_0743.jpg途中のアンカーにアメリカンデストライアングルがあったりしたので少し整理してきました。


IMG_0744.jpg本来の深夜特急1、2ピッチ目を懸垂しながら見ましたが、コチラは乾いていて快適そうなワイドでした。5番サイズもあったら安心そうでした。



終日ちょうどよい気候で、雨にも降られず、登攀も女子トークも存分に満喫できた二日間でした!
マルチは今年の6月ぶりでしたが、やはり気持ちが良いものです。
クライミングして高いところに達して、良い景色を見る!最高の贅沢ですね^^
Sayakaちゃんありがとう!また遊んでね〜。


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※今回持参したギア(深夜特急)※
カム#4×1、#.1〜#3×2セット、マイクロナッツと小さいサイズのナッツを数個、スポート用ヌンチャク×2、アルパインクイックドロー(60cm)×3、60cmスリング×2、120cmスリング×3、60mシングルロープ×1、60mダブルロープ×1(バックロープ)、捨て縄4本

2020/09/09 甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根 トレラン〜 ホカオネオネとGarmin ForeAthlete 45装備で走ってみた〜

「アルパインに一番重要なのは体力だと思います。」(最近指と手首がちょっと痛い35歳主婦クライマー)


一般的な成人の最大心拍数は簡易的な計算式で表され、「220-年齢」程度といわれています。
この最大心拍数が、悲しいかな、"1"減ってしまう日の前日、たまたまヒマだったので、「山走りに行きたいなー」と思いました。

ちょうど2年前の夏にはじめて「トレラン」というスタイルで本気走りした黒戸尾根は、黄蓮行ったりAフランケ行ったりで通う上、数年前からは山岳医療パトロールでもお世話になっていて、今やかなり親しみのある道です。


日本三大急登に数えられる黒戸尾根ですが、平均勾配はそれほどキツくありません。
黒戸尾根のキツさはなんといってもその、片道10kmという距離の長さにあります。
これは三大急登のこりの2つである西黒尾根やブナ立尾根の約3倍の長さで、ちょうどよくキツい傾斜の登りが延々ずーっと続く感じです。。


2年前は登り3時間37分、下り2時間18分だったようです。
今回はどのくらいでいけるのか・・。
2年前まだ手に入れていなかったホカオネオネのスピードゴート3を履き、Garminのランウォッチ"ForeAthlete 45"を装着して走ってみました。












朝、3時半。珍しくぐっすりと眠っていたのに(最近はトイレで起きることが多い)、自分でセットした目覚ましにたたき起こされました。
「かけなきゃよかった(自然と目が覚めたら行く、にすればよかった)」と思いながら、予報が悪くなっていないことを確認し、しぶしぶ準備をして家を出ます。


高速をとばし安全運転で目的地へ。
辺りは晴れ渡っており、目的の山頂も朝日に輝いているのが見えました。

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これが見られただけでもテンションうなぎ。
あの山頂に早く行きたい・・!と気持ちが焦ります。
傘雲が気にはなりますが、SCW予報では12時ころまで晴れるみたいだから信じます。


コンビニで甘い水を2本購入。ここ最近山を走る時定番になったソルティライチと、今回ははじめて「濃いめのカルピス」をチョイス。
合計1L。ちょっと少ないかなと思いつつ、たった6時間程度なら我慢できるやと過信。
また、カロリーもこれだけで計470kcalくらいあるので、あと行動食は車の中にあるゲルとかをちょっと持てばいいや、ということで購入せず。


で、はやる気持ちを抑えつつ駐車場で準備をし、6時前には走りはじめました。


そしたら走り始めてから少しして、「行動食入れるの忘れたじゃん!!!!」ということに気がつきました。
でも戻るのはすでにダルすぎる距離・・orz
というわけでたまたま家から持って来ていたアミノバイタル3本が命綱となりました・・。

IMG_0420.jpg今回の持ち物。Karrimorのvapour hoodie(100gのウインドブレーカー)とタイツ、もってこタオル、ヘッデン、軽い救急セットとエマージェンシーシート、水分1L、貴重品、日焼け止め、ケータイ、Gopro、と、アミノバイタル3本。(ペーパー忘れ)



ちなみにGarminのランウォッチ"ForeAthlete 45"はロード用で、全然山用ではありません。
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でもGarminのソフト自体はトレラン解析もできるから、データさえちゃんととれればOK。


結果、GPS感度もよく、標高などもほぼ正確にとれていたみたいです。
走りながらわりと正確っぽい(RPEと相関してる感じがした)心拍数を確認できるのがけっこう便利でした。
電池のもちについては、20%程度減っていたので、ウルトラ系の長いレースとかだともたないかもしれませんね。


なんども歩いて走ってみて思うのは、黒戸尾根の核心部はほぼほぼ刃渡りの前までです。ここに黒戸尾根の辛さの半分以上が詰まっているといっても過言ではないと思います。逆に刃渡りまでたどり着けば、もう黒戸は半分以上終わったようなもの!


IMG_0425_20200909191200a18.jpg笹ノ平分岐までがまず第一核心で、その後に第二核心となる"笹ノ平と八丁登り"がはじまります。ちなみに、笹ノ平分岐がまたクセモノで、登りで1箇所?下りで2、3箇所?(人による)の"偽"笹ノ平分岐があり、「分岐マダカヨー!」ってなるのが黒戸あるあるです。


第二核心部はちょうどキツい傾斜が長く続くので、気づくと意識がとんでペースが落ちていたりします。今回はランウォッチを確認し、つねに心拍数150以上をキープするように登りました。キツかった。。最近覚えたパワーウォークも駆使しましたが足つりそうでした。


上の写真の、左下に見える登山道にまたがるボルダーが"第二核心"終了を告げる目印。ほどなくして刃渡りです!


で、刃渡り〜!
IMG_0401_202009091806476b9.jpgやった!黒戸オワタ! \(^o^)/


IMG_0400_2020090918054838a.jpgしかも快晴!鳳凰三山と富士山だー!!


途中、数パーティの登山者のほか、2名の単独ランナーさん(ひとりは細マッチョ、ひとりは足の筋肉ムキムキ)と3人パーティのランナーさんを抜きました。下りでまたすれ違う時、微妙にオーダーが変わったりしていたのが面白かった(笑)。


刃渡りを過ぎたらすぐ五合目。
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昨年は台風の直前に走りに来ており、その後台風でここの登山道が大崩落してしまいました。今回は崩落以来はじめてでしたが、とても綺麗なハシゴと木道が整備され歩きやすかったです。七丈小屋の方々はじめ、整備してくださったみなさん、本当にありがとうございます!


で、五合目を過ぎたらすぐ七丈小屋です。
IMG_0403.jpg今年はコロナの影響でまだ山岳医療パトロールが実施できていません。今後の実施も目処がたっていませんが、プライベートでもひとまずやっと来られた、という感じです。


で、七丈小屋を過ぎたらすぐ八合目です。
IMG_0404.jpg山頂方面、晴れ!


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八合目を過ぎたらすぐ九合目で・・


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そしてあっという間に、ホラ、山頂の祠が見えてきましたよ!


雷鳥が優雅に飛んでいるのを横目に見つつ、駐車場から3時間10分ほどで山頂到着しました!
IMG_0407_2020090918063553f.jpgやったー記録更新!ぜんぜん自信なかったから嬉しい!本物のランナーは2時間半で登るらしいけどね!最後は這いつくばって登りました。今の私にはコレが精一杯!


IMG_0408_2020090918063220b.jpgGoproでタイマー撮影★早起きしてよかった〜!


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山頂の展望も全く期待していなかったので、予想以上の快晴にテンションうなぎ!


さあ、下山です!


下りこそ、この急坂で厚底ホカちゃんの威力が発揮される時!大幅なタイム更新を狙いたいところ〜。


IMG_0410.jpg仙丈ケ岳方面は雲沸いてました。

実は、山岳医療パトロールのとき、ペコマが七丈小屋から駐車場まで1時間10分という記録を叩き出しています。パトロールの際は七丈小屋に1泊させてもらい、翌日下山するのですが、この下山時の記録です。だから日帰りで下から山頂往復とは条件が違うといえば違う。しかし、2年前も私はこの記録に挑戦し、1時間43分かかって敗北を喫したのでした。

今回こそは!という密かな想いを胸に、七丈小屋で靴を履き直し、いざ出走!


しかし今回もやはり1時間半かかりました・・(´Д`)
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思うに、笹ノ平分岐からはどうやっても30分かかると思うんです。なので、七丈から笹ノ平まで40分で来ないと話にならない。しかし、どうしても1時間かかってしまうのです。


でも今回あらためて思いました。七丈から降り始めるとき、すでに足が残ってないんですね・・。
急坂が多く、スピードコントロールを要する場面も多いものの、気持ちよくすっ飛ばせるような斜面もあります。
しかしそうしたところでもすっ飛ばすだけの足が残っていない・・。


そして水1Lが最後に効きました。
もし100円玉を持っていたなら、七丈小屋で迷いなく補給したかもしれません。
でも千円札しかなかったのと、「補給ってなんかエイドくさい」と思い、降り始める時点で200cc位しか残っていなかったのに補給しませんでした。そうしたら終盤ガチで熱中症的になりかけました。あぶないあぶない。
(ちなみに帰宅後体重を測ったら体重減少率は2.89%でした。水飲めてたらもっとタイム上がったかな?)


アミノバイタルは登りの刃渡り手前で1本、八合目手前で1本飲み、最後の1本は下りの七丈小屋で飲みました。これがなかったら本当に最後までもたなかった気がします。


行動食ナシは実験でもダイエットでもなんでもないただの忘れ物なんですが・・・色々と山をなめたことをしてしまいました。反省。


IMG_0413_20200909180517f7c.jpgGarminウォッチの記録。


IMG_0419.jpg標高と心拍数。170はたぶんエラーだと思うけど、160超えはまあまああったと思います。それなりには追い込めました。


IMG_0418_2020090918043145b.jpg最大心拍数に対する割合で「心拍数ゾーン」というのが5段階に分けられています。ゾーン3〜4はRPE(自覚的運動強度)でいう13から17くらいと思われますが、だいたい一致していたように思います。


高度や距離なんかは、下のGeographicaのトラッキングの方が正確だと思います。


下山後は水をがぶ飲みしたあと、温泉に浸かってガリガリ君を食べ、優雅な1日を過ごしましたとさ。
今年の秋は積年の宿題をやりにまた甲斐駒行きたいです!


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しかし流石はスピードゴートちゃん。下山後のダメージはこの秀逸な厚底のおかげでだいぶ違うって感じますね!












★コースタイム★※()内は山と高原地図の標準タイム

【登り】
駐車場ー笹ノ平分岐49分(神社ー笹ノ平分岐2時間30分)
ー刃渡り39分(2時間)
ー五合目26分(1時間)
ー七丈小屋21分(1時間10分)
ー八合目25分(1時間)
ー山頂27分(1時間30分)

【下り】
山頂ー七丈小屋30分強(1時間30分)
(小屋前で5分休憩)
ー笹ノ平分岐 約1時間(2時間30分)
ー駐車場 34分(神社まで1時間30分)


【Geographicaのトラッキング】(左が山頂まで、右が往復の累計)
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2020/09/05〜06 奥穂南稜 〜久しぶりの3000mでゆったり休日〜

この週末は、久々に乾いた岩と高所の絶景を満喫したくて穂高に行って来ました。
もともと滝谷とかを予定していたのですが、今シーズンの群発地震の影響を思うと行くに行かれず、かつ高い所に泊まりたい欲も出てきて、1泊で奥穂高岳南稜という何だかゆるふわな週末になりました。
ま、たまにはいっか!

そしてたまには公共交通機関の旅を・・ということで、夜行バスで上高地へ。

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朝5時半ころ上高地着!上高地はホントに久しぶり。これが私の登山人生の原風景です。


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河童橋を渡って岳沢を登ります。途中岳沢小屋に立ち寄って給水。登山道を外れ、そのままガレた沢を詰めていきます。"トリコニー"と呼ばれる南稜の三つのコブがよく見えます。


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雪渓が恐ろしげに口を開けてます。左岸のガレを詰めあがり、途中で軽アイゼンをつけて雪渓の上へ。アプローチシューズだったので軽アイゼンがないと歩きにくかったと思います。


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途中で右岸へ渡り、ルンゼ取り付きへ。岳沢小屋から30分くらいでした。


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久しぶりの乾いた岩気持ちいい!といいながら、快適なIII級程度の硬い岩を登っていきます。


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結構傾斜があるのでグングン高度が上がり、景色もどんどん広がっていきます。最近谷底を這いまわって低山に登ってばかりだったのもあって気分爽快!これが見たかったんだ!


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そのままルンゼを右上ぎみに詰めていくと、なんだか怪しい雰囲気が漂ってきて、、


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案の定、こんなことになったりしながら、


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敢えて踏み跡を外して、ハングして露出度満点のクライミング(私が登ったラインは5.8程度のワイド)をしたりしていると、


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"モノリス"?と思われるピナクルが見えてきました。


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ここら辺から藪は薄くなってきて、岩登り主体になります。


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ポイントでIV級程度の難しさのところもありますが、お助け残置があったり。


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南稜を見下ろす。背後に焼岳と乗鞍も。素晴らしい高度感!


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岩だらけの素晴らしい山岳風景!


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4〜5mの懸垂下降が必要というところは悪くてクライムダウン出来ないけど、その右のリッジを辿っていくとクライムダウンできるところがありました。


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3つあるトリコニーはどれがどれかわからないままに通過。トリコニー地帯を過ぎると南稜上部はほぼ歩きで、酸素が薄くなってきたのを感じつつガシガシ登って心拍数を上げていきます。


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ほどなくして吊り尾根が近づいてきて、我々の存在に気づいた登山者との「やっほー!」合戦(笑)。


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で、登山道に合流。南稜取り付きから3時間20分ほどでした。


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奥穂高岳の初登ラインから無事登頂!と思ったけど、ペコマは私の写真撮影だけして登頂するの忘れちゃった。残念!


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山頂にザックを置いて、そのまま空身でジャンダルム往復。何気にまだ2度目のジャン頂上。気持ちが良すぎて、寝転がったらすぐ寝られました。しばらくまどろんで、そのままビバークする勢いでしたがペコマに促されて渋々起きました。


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それにしても、一般道(じゃないって書いてあるけど)にしてはすごい道ですよね。西穂から縦走してきたパーティも沢山いました。


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で、ずっと憧れていた穂高岳山荘に今日は泊まります!!


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テントだったけど、このご時世なので事前予約しました。


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水場がカワイイ!ハーケンの使い方がお洒落。


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さぁ、待ちに待ったぷしゅの時間です。ちなみにビールは冷やせないし、買えるから歩荷しませんでした!ゆるふわだなぁ。


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明るいうちから飲んだくれていると、雨雲が晴れて前穂に虹がかかりました。


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ここには山が好きな人しかいないんだね。ってことに感じ入りながら、更に飲み続けました。飲みすぎたと思います。つい、幸せで。


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翌朝。憧れのテンバからの朝焼けです。


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奥穂も燃え始めました。


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当初、前穂と明神の間あたりで寝て、明神経由で下山する予定でしたが、雷とか怖くて穂高岳山荘にしました。で、ここからまた奥穂に登って岳沢を降りるのは明らかに面倒なので、涸沢へ降りることにしました。前穂北尾根も燃えてます。


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映画"涸沢で朝食を"のワンシーン。高所に弱いペコマが朝テンバで「気持ち悪い」って言ってたので、朝ごはんは少し高度を下げてから食べることにしました。食パン専門店の食パンを焼いて食べました。


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上高地には11時前に到着。ペコマがお蕎麦を食べたいと言ったのでカフェに入りました。下山途中、小梨平付近で大きめの岩魚ちゃん見ました。



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このプリンはすごく美味しかったけど高かったです。楽しい週末でした!


プロフィール

chippe

Author:chippe


肉好きchippeのブログへようこそ!
2006年10月 山歩きを始める。
2007年9月 クライミングを始める。
山岳同人「青鬼」所属。
「メラメラガールズ」所属。
国際認定山岳医。
「カリマーインターナショナル」アンバサダークライマー。
現在は無職、旅人。
旦那さんはpecoma。

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