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出国まであと14日

イギリス2週間、シャモニ4週間の素敵な旅から一昨日帰国しました。

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モスクワ乗り継ぎ、アエロフロットで帰国

帰国日は飛行機でも結構寝て、昼前に帰国してからもずっと眠くて、6週間ぶりの湯船に浸かりながら意識を失い、更に夜もグッスリでしたが、昨夜は目が冴えていました。
今日の日中は眠かったけど、今夜もなんだか眠れそうにないです。さっさと時差ボケが解消されることを願います。


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珍しく、機内食に"ラム"


というのも寝ぼけているヒマはありません。
洗濯物とお土産だけ取り出して、その他の登攀具などはバッグに入れたまま、2週間後の出国へ向けてまたパッキングを始めています。
次なる目的地はアラスカです。
変に安い航空券をゲットしようとして散々な目にあったので、再度取り直したチケットは正規予約、中国乗り換えナシ!座席も通路側に指定しました。(トイレが近いので死活問題です)
そして今回はアラスカ直行直帰なので、事前に荷物を送ったりする必要はありません。
(昨年の悪夢はコチラ。結局遠征終了後に荷物は出てきたが、保証は何もされなかった)

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ユーロの小銭を消費がてらおつまみ購入。モスクワの空港でも免税店ではユーロ使えました(そもそも€表示でした)


バム生活2年目にしてやっと、「時は金なり」と「安物買いの銭失い」、この二点は仕事をしていようがしていまいが変わらないのだということを学びました。


シャモニでは結局、目標だったどの山の山頂にも立てませんでした。
技術的にも経験値的にも得たものはかなりあったし楽しかった。楽しかったのですが、モヤモヤしています。
心の切り替えが苦手なんですね。
こう、と決めたら想いが強くなりすぎてしまい、それが良くも悪くも今のモヤモヤを形成している。
でもそれも悪くないかなと思うんです。もういい歳だけど、だからといって若気の至りのようなヒリヒリした気持ちは持ち続けていたいなって思うんです。
"同人青鬼"風に言うと、「我々は常に飢えてい」たいんです。
(肉にじゃないよ)

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らーめんに、でもないよ


山は逃げない。
そんな言葉があるような気もする一方、その人それぞれの考える「山」というものは逃げたり逃げなかったりする。
そういう比喩的な表現を一切排除してにべもなく月並みな言葉で言い換えるのなら、チャンスは必ず逃げていきます。
だからその時に掴まないといけないんです。
そのためには情熱に対する集中力を切らしてはいけない。
私も、今のような生活をいつまで続けられるかわかりません。
極端な話をすれば、明日不慮の事故で死ぬかも知れないし、明後日登りたかった山が大爆発で消えるかも知れない。
だから今ヒリヒリした気持ちでいるのは強ち間違いとは思わない訳です。



でも、この2週間はしっかりリラックスするのも肝要。
そしてそれ以外に大事な仕事、イベントも盛りだくさんです。
リラックス、出来るのやら・・


もともと時間の使い方が上手い方ではないので、仕事とイベントとリラックス、どれもちゃんとこなして気持ちよく次なる遠征に出られるよう頑張ります。


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安すぎるよ十条銀座!


花見が終わってしまって少し残念だけど、日本、我が家って、やっぱりいいですね!

2019/4/6 Aiguille du Midi Northwest Face エギーユドゥミディ 北西壁 "Vent du Dragon" (敗退)

シャモニ滞在も残りわずかとなり、やはり3日を超える晴天の窓は訪れず。
4/3から4にかけてはまとまった降雪があり、街も一晩のうちに一面雪景色となりました。

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犬は喜び庭駆け回り

4/5、4/6が本ツアー最後の好天。
1日はBreventのスキー場で普通にスキーを楽しみ、翌日は日帰りでエギーユドゥミディ北西壁のルートをやることにしました。


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こちらも一晩で白くなったエギーユヴェルテとドリュ。どちらも今回登りたかったけど登れなかった。それにしてもスキー場からの景色がコレってすごい


ミディ北西壁はそれほど人気のあるエリアではないようですが、今回選んだ"Vent du Dragon"はその中ではもっとも登られているルートだそう。そしてドライコンディションの今シーズンでも北面には氷があるので、北西壁なら東壁や南壁よりマシなのではないか。かつ、かなりの降雪があった二日後なのでアプローチ距離の長いルートはおそらくラッセル。スキー利用でないと日帰りは厳しいだろう。
もろもろ考えた結果の北西壁でした。

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ミディ北西壁へは、ミディの2つのピークをつなぐ橋から直接懸垂下降して取り付きます。
橋の南端に比較的新しいマイロンのかかったアンカーが作ってありました。そこから真下に55mでつぎのアンカーがあり。

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奈落の底へ落ちて行くよう。でも残置アンカーを使えばずっと空中懸垂というわけでなく岩伝いに降りられます。


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降雪直後なので埋まっているアンカーを掘り出したりしながら、計5回の懸垂を経てやっとルート取付きへ。

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除雪後。除雪前はこの全てが雪の中

天気の良い土曜日でいつもより早くケーブルカーが動き出し7時半には乗車できたというのに、クライミング開始時には10時半くらいになっていました。

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懸垂50〜55m×4回と30m×1回


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取り付きにて栄養補給。風が吹くと吹き上げられた雪で目が開かない


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クライミング開始

このルートはピッチグレードが3、3+、5、5、2(ヨーロッパグレード表記だがUIAAの数字とほぼ一致)とグレーディングされた5ピッチ220mのルートです。1ピッチ目私のリードでスタートしましたが、最後少し同時登攀してもらって65mくらい出し、リード&フォローで2時間ほどもかかってしまいました。傾斜はゆるいのですが締まりのない雪を除雪しながらのクライミングでスピード上がらず。実力不足でした。

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1ピッチ目終了点にて。途中途中でスカスカだけど一応氷が張っていました。おそらく上部も氷はあったのだろうと思われます

このまま詰めていっても、確実に明るいうちにはトップアウトできるけれど、ロープウェー終電16:30(はやすぎ!)まではあとたったの4時間。間に合わなくなるのは濃厚でした。ビバーク装備はないし、軽量化のためビレイジャケットも2人で1つ。ロープウェー駅が閉まって構内に泊まれなければCosmique小屋に逃げ込むという手もありますが、「明日から天気がよくないので万一ロープウェーが動かず山に閉じ込められたら・・」。万に一つの確率、とはいえ帰国は2日後だから少し不安です。

本当は、懸垂で降りてきたクーロワールをまた橋の方へと登り返し、橋をくぐって向こう側へ行けば北壁から簡単に駅へ戻れたようです。そうした下降や敗退についても、ちゃんと調べたり話し合ったりしていなかったのが良くなかった。今思えば、メインのクライミングが終わってしまって、ルートに対する情熱や集中力も欠落していたと思います。

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橋の向こうへ歩いて行けばいいらしい。隣のルートを登っているのはTくんとTKくんパーティ。


「ロープウェーから見た感じ、たぶんロープウェーの中間駅へ降りられると思う・・」というパートナーSくんの言葉に逡巡しつつも、中間駅の最終便に間に合うべく、そのプランを敢行することにしました。

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なんか今日はラペルばっかりしてる気がする

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北面の岩場をまいて降りる

しかし取り付きから懸垂と歩きで北へと下り眺めてみると、北西面からロープウェーの走っている北面へ至るには結局数ピッチのクライミングが必要そうでした。そのまま北西面を降りて行くと、急に切れ落ちた断崖に行く手を阻まれます。地形図上は等高線の間隔が広いのに切れ落ちており、少し進んでみるとそこは氷河だと分かりました。おそらく氷河がきれて断崖絶壁を形成しているのでしょう。すぐ近くに見える直下の平坦な雪原には気持ち良さそうなシュプールが幾重にも刻まれています。しかしおそらく近く見えるのは錯覚で、300mくらいはあると思われます。

ここを懸垂するのは不可能。ということで、右上に、北壁へと向かっているスキートレースを辿ってみることにしました。

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急斜面をトラバっているスキートレースを振り返る

見に行ってみるとそこには下降支点があり、北壁と北西面との間に細いクーロワールがありました。ここをくだれば、傾斜のゆるい雪原に到達できそうです。

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残置アンカー

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なるほどココに細い谷があって、こちらからなら氷河をまけるわけです。地図上でもここはほんの小さな筋。これはわからないね・・!


そして、まさに今日、おそらく今朝降りただろうトレースもついています。ここから数回の懸垂を経て40〜50度くらいの急斜面へ。そこで残置支点もなくなり、エクストリームスキーヤーによるものと思われるトレースはずーーっと横滑りしています。


さっき巻いた絶壁がやっぱり氷河の大断崖だったことを視認しつつ、高い気温ですでに腐った沢地形をツボ足で降りていきました。
アンザイレンしつつ、雪面になるべく負荷をかけないよう降りて行きますが、途中、雪壁が大きく割れたところを何度も通過しました。
かなり時間がかかり、中間駅の最終にも間に合わないのが確実となりました。
よし、がんばって歩きましょう!

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巨大な氷河の崖下に降り立つ。ガスが濃くなってきた


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街まではあと標高差1000m


氷壁のクライムダウンも交えてやっと傾斜が緩む。GPSで位置を確認しつつ、基本スキートレースを辿って降りました。

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クレバスの間を縫って

夏道からは逸れていたけど、スキーヤーは上手にライン取りし、最後の藪も巧みにスキーを履いたまま降りていました。
途中幾度か崖の上でトレースが途絶えているところあり。数メートル級のジャンプもぴょんぴょん跳んでました(笑)。この密林で・・・かなりの手練れのようです。


結局、ロープウェーで20分くらいで降りられる標高差2500m超を降りるのに7時間半ほどかかりました。降雪直後だった上に気温が高く、下りとはいえラッセルも骨でした。アンチスノープレートをつけていないスティンガーで雪団子地獄になりながら、21時頃やっとモンブラントンネルのフランス側出口前に到着しました。


ここから家まではさらに5km弱の道のりです。
親指を立てながらテクテク歩いていたら、なんと!1台の車が停まってくれました!やったー!
フランス語を話す親切な3人家族が家の近くまで乗せてくれました。ミディのケーブルカー駅前まで行きたいと告げると、「シャモニ来るの初めてなんだよね。ケーブルカーの駅ってどこかな」と言いながら、走ってくれました。
雪でびしょ濡れだったし汗臭かっただろうに・・・
受けた恩はどこかで返さなきゃなね。


ということで、22時を回る前に家に帰りつくことができました。
それにしてもすごいスキーコースだった。ミディ北壁のようなエクストリーム系ではないにせよ、際どい地形が延々続く標高差2700mものロングライン。あれを滑りきるのは技術もメンタルもかなりのレベルが求められる気がします。土地柄必然的にそうなると言うのか、シャモニのスキーヤーは当たり前のように懸垂も氷壁もこなしている。山でやりたいことを実現するために必要なすべての手段を身につけ、駆使しているだけなんですね。


因みにこの日隣の別ルートを登っていたTくんとTKくんはロープウェー駅構内のトイレでビバークとなったようでした。なんでも暖房があって暖かいんだとか。Valle Blancheへ降りる出入り口は閉鎖されてしまうけど、橋のほうから構内に入ることはできるみたいなので、緊急避難として使えるんですね。


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最終的にコチラを登り返したようだけど最後立ってるよね!


というわけで、またしても危ない橋を渡ってしまいましたが、歩いたことでここら辺の地形がなんとなく分かったのは収穫でした。
ついにイギリス、フランスと続いた6週間の旅がもうすぐ終わります。

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錚々たる面子、ガイドの方々が勢ぞろいして日本人飲み会も!

帰国したら、つぎはGWからまた一ヶ月、リベンジのアラスカ遠征へ出かけます!今回はT石くんとまっちゃんと3人で行くことになりました。
テンションうなぎです。シャモニで得た経験と悔しさを次なる氷雪壁にぶつけたいです。


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シャモニ編〜完結〜

2019/4/2 Rive Gauche d'Argentiere / Blade Stadium / "Flame Libra"(80m,M5/M6+/M6+)

4/2はTKくんの提案で、Argentiere氷河にあるミックスのマルチピッチゲレンデ"Rive Gauche d'Argentiere / Blade Stadium"へ行きました。

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Argentiere氷河末端にある80mほどの北東向きの壁で、No bolt/オールナチュプロ。一部ミックスもあるけどほぼ全てが完全なドライルートなので今シーズンのような氷のない年でも遊べます(笑)。

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今回はSくんと3人で行きました。SくんはFIXを張って上から撮影

今回は、この中でも一番易しい、故にもっとも登られていると思われるルート、"Flame Libra"を登りました(2012年初登)。

易しいと言ってもM6+あるので、私にはお腹いっぱいでした。迷わず素手になってクラックにはジャミングし、カチがあればカチ持ちしました。TKくんは全部アックスだったっていうからスゴイ。"Tool"使いは奥が深いです。
ちなみにこのエリアではM9を含むルートも登られています。


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岩場へはArgentiere(Grands Montets)のスキーゲレンデからアプローチします。
Plan Joran ゴンドラからHerseリフトを乗り継いでゲレンデトップまで。ここからほぼハイクアップなしで下降点まで行けます。
帰りもゆるい上り坂ながら、手漕ぎとスケーティングでさほど苦労せずゲレンデに戻れます。
つまりtouring skiの必要はありません。
(※ちなみにスキー場の人に確認したところ、ゴンドラもチェアリフトもツボ足スノーシューNGだそうです。スキーかスノボが必要です)


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スキー場も十分たのしそう

岩場に関する詳しい情報はコチラのサイトに載っています。


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前日に偵察

今回ははじめてだったのもあって、念のためゴンドラ駅の近くにあるショップでATスキーをレンタルしました。
レンタル代は板、ストック、シール、クトー、ブーツセットで1日たったの€40!Chamonixで借りたら€60はするのでかなりの価格差です。

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センター88の板。ビンディングはTLT


お店の営業時間は8:45〜19:00。ゴンドラも8:45から動き始めます。今回は9時半くらいに着いてスキーを借り、10時ゴンドラ乗車。10時20分くらいから滑り始めました。

ちなみにゴンドラ+リフトの片道券代も安くて、€28でした。

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快適なゴンドラ


現在、ドリュやドロワット 、Aiguille Verteなどの登山の拠点となるGrands Montetsのゴンドラ山頂駅は2018年9月に起こった火事で燃えてしまい、運休中です。これを知ったときはなかなかに衝撃的でした。それでもなお多くのスキーヤーが、Herseリフトの山頂駅からハイクアップしてGrands Montetsのコルまで上がり、Rognons氷河〜Argentiere氷河〜ゲレンデという人気ルートを滑降しているようです。

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4/2も平日ながら多くのスキーヤーがハイクアップしてました

きっととても気持ちのいいコースなんでしょうね!


Herseリフトトップから、Refuge de Lognan(山小屋?)の方へ降りて行き、Argentiere氷河の谷底を目指します。

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いくぜ!


下降点まで圧雪バーンが続いており、プレハブ小屋が目印です。ここでクライミング装備以外をデポして下降点に向かいます。

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20mほど断崖絶壁の上をトラバースして、ルート上と思われる立木から懸垂下降。下降開始時刻は12時を回っていました。

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迫り来る大迫力の氷河!

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立木には残置スリング。捨て縄で補強


はじめのM5ピッチから私スタートでつるべさせてもらいましたが、15m、15m、10m、35mくらいの感じで4ピッチで登りました。

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1ピッチ目フォロー中のTKくん

クライミング開始は13時過ぎ。この時点では19時のスキー返却には十分間に合うと思われましたが・・・(主に私の)リードに時間がかかり、結局最終ピッチのフォロー中に19時を過ぎてしまいました。レンタル代が・・

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3ピッチ目フォロー中のTKくん

ギアは、登るルートによりますが、#000-#2まで2セット+#3と#4もあると安心かと思います。ナッツも使えます。

そして今回、あろうことかヘッドライトを忘れてしまった私・・。行きの電車の中で気付いたのですが、「まあ暗くなる前に帰ればいいよね」的な甘い考えは通用しませんでしたorz

ということで、下りはTKくんのヘッドライトの光を頼りになかなかにスリリングな滑降となりました。後ろをぴったりついて滑ったり、傾斜が出て来たら数十メートル先に行ってもらってから振り返って雪面を照らしてもらったり。
はじめの100mほどはかなり深掘れの、部分的に30度くらいあるコブ斜面だったので、10kgほどの荷物を背負い薄暗い中滑るにはなかなかにハードでした。。


「ところで、もうシャモニへ帰る手段がないんじゃ・・」
ということに気づいた私たち。今夜はArgentiereで宿を探すしかないか・・と思っていたら、なんとバスの深夜便があり帰れました。

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ちなみにシャモニ-アルゼンチエール間バスは€2、電車は€2.9


そして22時半、アパートに帰り着くと、留守番のTくんが夕飯を作って待っていてくれました!オムライスもポテサラも美味しかった!
つい食べ過ぎました。

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Thank you so much Tくん!

翌朝、「誠意を見せればなんとかなるかも!」ということで、始発列車でArgentiere駅に向かい、開店前から待ってスキーを返却。するとなんと追加料金なし、何事もなかったかのように1人€40で済みました。良心的でよかった!

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めでたしめでたし!

プロフィール

chippe

Author:chippe
chippeのブログへようこそ!
2006.10 山歩きをはじめる。
2007.9 クライミングをはじめる。
山岳同人「青鬼」所属。国際認定山岳医。
好きな食べ物:肉。
カリマージャパンアンバサダー。

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