2008/09/25
QOLの向上
もとはといえば、スイスでスイスフラン(小銭)を日本円にして約700円分以上余らせてしまったことがそもそものきっかけだったように思う。前から「お金を飾ると金運が舞い込む」と言われているのは知っていたが、実行した事はなかった。風水などでは1万円札を額に入れて飾るといいとか言われているが、流石に日本円を飾るのは少々気が引ける。というか、そんなに目に付く所にあったら使ってしまう気がしてならない。
だが、どうにもしようのないものとして少しずつ増えていったのが、海外旅行で余った小銭だ。硬貨は基本的に換金できないのでいつも空港内の免税店などでなるべく使いきるようにする。それでも少しは余ってしまうものだ。
これまでに行った海外旅行は、サイパン、オーストラリア、韓国、アメリカ、ニュージーランド、ヨーロッパ(スイス、フランス、イタリア)。余った小銭は持って帰ってきて同じ小瓶に集積していった。どの国に行った時も大抵最後は余った小銭を使う大会になるのだが、スイスから出たときはイタリアへ移動しただけでまだ日本に帰るわけではなかった。だから小銭を使い切るのをすっかり忘れていたのだ(荷物の超過料金でひとり4万とられたから日々ケチっていたこともあり)。そしてそのままイタリアから日本に帰ったので、予想外にスイスフランを余らせてしまった。1円2円をケチる生活をしていたというのに凡ミスで700円以上を無駄にしたのだ。我ながら詰めが甘かったと思っている。
結果、これまでにたまったのが・・・オーストラリアドル90セント、香港ドル(オーストラリアに行ったときトランジットで寄った)4ドル、韓国ウォン1920ウォン、アメリカドル1ダイム、ユーロ0.28ユーロ、スイスフラン7.1フランだ。これを箪笥の肥やしにしていてももったいないから、いっそのこと額に入れて飾ってみようと思った。
まずハンズに行って額を探した。いろいろ見ながら考えているうちにイメージが沸いた。複数の丸や四角をした窓があいている大きいスチールの額にした。光沢があるし、ひとつひとつの窓にそれぞれの国の写真を背景として入れて、そこにそれぞれの国の硬貨を飾ったら素敵なんじゃないかと思った。そうして写真選びをし、出来上がってみるとそれは思いのほか素敵だった。硬貨を入れることによって写真が見えなくなるのがもったいない気がしてきた。だからそれはそれとして飾って、硬貨はまた別の額に飾ることにした。
部屋を探すと手頃な小さい木の額があった。何の変哲もない額だったが、金のシールなどで装飾すると豪華な感じになった。これに黒のビロードっぽい生地の布を背景として入れた。そしていざ、硬貨をかざってみる。なんだかぱっとしない。硬貨を取り除いてみた。すると、額と背景はいい感じだ。うーん。そうか。硬貨そのものがくすんでるのが原因なんだ。
そこで私は「硬貨 洗う」といれてググってみた。どれだけヒマなのかが分かるだろう。すると、歯磨き粉で磨くとか醤油とかタバスコとかいろいろでてきたが、ウスターソースがいいという記述を見つけた。そういえばウスターソース持ってたなーと思い棚の中を探してみると、あった。しかも賞味期限は2007年5月!いいね!これを有効利用しよう!
ということで、今まで硬貨を集積していた瓶にウスターソースを注ぎ何時間か放置。その後ソースを流して歯ブラシで磨いた。すると硬貨はいい感じに光沢を放ち始めた!早速額に入れてみる。おお・・・これは予想以上にいいな・・・。
そんなこんなで我が家にいろどりを添えるディスプレイがふたつ完成した。ああ。卒業試験期間中は創作意欲がわくなあ。。
コメント
>米国50州25セント硬貨
カリフォルニア州の25セントはジョンミュアとハーフドーム!!?
あー気づいてとっておけば・・宝物になったのになw
ま、また行こうカリフォルニア。。
ウスターソースで歯磨きすると臭くなります。
2008/09/29 10:52 by claire URL 編集
米国50州25セント硬貨
↑なんだそうです。長期的&期間限定でやっているとは知らなかったわ。
私も今回初めて知ったよ!変なワシじゃないマークの25セントが出てきたもんで。
ウスターソースで歯磨きすれば歯もぴかぴかになっちゃうのではないか・・・ないか。笑
2008/09/29 10:01 by おすぎ URL 編集
>おすぎ
それもっと早く知りたかった!!
それにしても、研磨剤としてあがってくるのがすべてひとの口に入るものってのもちょっと微妙だよね・・。
2008/09/29 00:46 by claire URL 編集
おお
アメリカの25セントの裏って、州ごとのオリジナルデザインがあるらしくて、
なんかその限定デザインの硬貨だけは使えずに持って帰ってきてしまったのだよ・・・
ウスターソースで洗ってみます^^
2008/09/28 03:31 by おすぎ URL 編集