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もやもやを処理すること

今実は、もやもやしてしまっている。
最近では珍しく、かなりもやもやしている。


私はもともとメンタルが余り強くない。辛いことがあるとすぐにへこたれるしネガティブな気持ちになってしまう。
いつも笑顔、っていうのはすごく苦手だ。

しかし、「愚痴る」という行為は常に避けてきた。
それは「愚痴る」ということが実に恐ろしい行為だと感じてきたからだ。

まず、時間が無駄になる。
話す自分と聞く相手の両方の限られた時間が失われる。
次に、別に全然すっきりしない。というかむしろもやもやは募る。
それは上記の理由から「非生産的な時を過ごした」という後悔を生むというのがひとつ、更に負のオーラをもつ言葉を音として発することによってすごく気分が悪くなるという言霊効果がもうひとつ、このダブルの効果でモヤモヤはむしろ倍増すると思っている。


愚痴るとすっきりするという人が居るけれど、誰かの悪口を言うと脳みそはそれを自分自身に対する批判だと勘違いしてストレスホルモンを出しちゃうっていう研究報告もあるくらいだ。
実際私は気分が悪くなった。まさに科学でも証明されている「言霊」効果。それを幼な心に感じた日から、負の言葉はなるべく口に出さないようにして過ごしてきた。


でも、もやもやしたのをそのまま押し込めていたら絶対歪む。
私は小学校低学年頃までは涙を流すくらいしか術を持たなかったけど、だんだんませてくると創作をするようになった。詩を書いたり絵を描いたり、物語を作ったり。そういった作品にうまくもやもやが昇華されると、他のどんな手段よりも心底スッキリできた。

最近はもっぱらアウトドア派なので創作の機会は減った。小川山で焚き火したり、会心のクライミングが出来たりするとそれだけでスッキリしちゃうから。
でも、ちょっと今、けっこうもやもやしちゃって困っている。


どうしようかな。酒呑みながらペコマにでも愚痴ろうかな。
いや、でも酒を呑む時間というのは楽しい時間であり、実に大切な時間なのだ。
それにペコマと話し合わなければならないことは他にも山のようにある(次の遠征のこととか、瑞牆で何を登るかとか)。
いろいろ考えた挙句、ブログを書く事にした。


「書く」という行為はとてもいい。
ぐちゃぐちゃに混乱した気持ちが書いている間に整理されてくるし、不必要に昂ぶった気持ちも落ち着いてくる。
あ、そうだ。最近創作の機会が減ったのは、ブログを書いているというところもあるかもしれない。


で、具体的に何にもやもやしたんだったっけ。
あ、そうそう。思いだした。
思い出したけど、もういいや。


でも本当にやるべきことは何かも思い出した。
より有意義な人生を送るためにひたすら努力すればいい。いついかなる時も、真理はそれひとつだ。


ほら、やっぱり書いたらすっきりしちゃった。
やっぱり書くというのは人間にしかできないとても素晴らしい行為ですね。


あ、ちなみに、たまにFBとかで見かける負のエネルギーの垂れ流しみたいな記事は、正直だいっきらいです。
絶対コメントとかしないし、そういう発言の多い人の記事は目に余るものは実はブロックしちゃったりしてます。
ゴメンナサイ(>ω<)

フラワーコラージュセラピー

今日、フラワーコラージュセラピーなるものを受けた。


なんとなくの希望を伝えて、それをもとに用意されたプリザーブドフラワーを使い、簡単なモチーフを作るというものだ。


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ビフォー。
赤、白、水色、紫のバラと緑のアジサイ、葉っぱのついた枝のプリザーブドフラワーに、造花のモチーフが少々、白い羽。


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グルーガンで白いフォトフレームに自由につけていく。グルーガン初めて使った。



バラの花びらをむしってみたり、あじさいを分解したり、色々好き勝手に遊ぶ。
思っていた以上に凄く楽しくて1時間半あっという間に過ぎてしまった。


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アフター。



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アフター。たててみた。



数年前、ある出来事があってから、私の人生は大きく変わってしまった。幸い私には気の合うダンナ、気の合う仲間たちと山、クライミングがあったので立ち直れた。でも、一見今まで通りに見えて、私は少し違う人間になってしまった。人は様々な経験を経て徐々に変化を遂げて行く。それは成長とも言い換えることが出来るしごく当たり前のことだ。もちろん悪いことではない。だけど今回の変化はちょっと違った。私は何かが歪んだままになってしまっていることに気付きながらも、日々は今まで通り過ぎていくからやり過ごすしかなく、不安だった。仙台にいる時、一度だけ職場のカウンセラーを利用したことがあった。だがカウンセラーは私の話に圧倒され過ぎていて、この人からは何も得られないと思ってから、そのままになっていた。


1年が過ぎ、埼玉に戻ってきてからやっぱり何かした方がいいのではないかと漠然と思っていた私は、インターネットを利用して通えそうな場所にカウンセリングクリニックを見つけた。女性臨床心理士が女性限定でひらいている小さなクリニックで、何回か通ったがとてもいい感じである。そして今日ははじめてのフラワーコラージュセラピーの日だった。


私は中高のころ、制作が好きだった。それは日々の何気ないもやもやを落ち着かせるための手段だった。"言霊"の存在を強く信じている私にとって、マイナスの言葉を口から発することはすごく嫌だった。それを言う方も聞く方も言葉の持つマイナスのパワーで不幸になるし、本来美しくあるべき「悲しみ」が「汚れちまう」気がしたからだ。だからつらい事があったら誰かに愚痴って発散するのではなく、詩を書いて昇華していた。満足のいく作品ができればすっきりして、なかなか書けない時はストレスがたまった。


それが今回、ある大きな人生の転機にぶちあたって、私ははじめて「人と話す」ことの大切さを痛感した。普段あまり話さないような人とも、とにかくものすごくたくさん話をした。それによって心が救われた部分はとても大きかった。だから今、私は人と話す事を必要としていた。そしてカウンセラーとの有意義な時間を得て、徐々に何かがほぐれていくのを感じている。


それにしてもクライミングは偉大だ。私は悲しい出来事があった日の直後はただ息をすることの意味にも疑問を抱いていた。いわんや、何かを追い求めて自分を磨き、日々もがき続けること、をや。
それは生きている人間が決して感じてはならない感情だということも、一方で理解していた。だからそのほぼ1週間後くらいには、ペコマに無理矢理連れられるようにしてジムに行った。自分がどうなってしまうか不安だったが、その不安は一瞬で払拭された。私は今まで通りジム仲間と笑い、課題を作り、むきになって登った。
クライミングって、ホント楽しいよなあ。


私には大好きな山があって、周りには大好きな人が沢山いて、こんなに幸せなことはない。だから悲しみは消えなくても、前を向き続けることはできるんだと思います。その方法を今必死に模索しています。


そんな幸せ者の私は、今日これから大好きな人たちと大好きな焼肉!
嬉しいな。


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使わなかったアイテムを持ち帰って馨和のインテリア作成☆

近況

最近は仕事仕事の日々なのでとくに書くことがない。
仕事をしている自分もどんどんレベルアップしていく自分も好きだが、それはわざわざブログに書くようなことではない。
社会人である以上、働いて世の中の一部分を担うのは当然のことだし、自分の生業に誇りを持つのも当然のことだ。
だから最近はブログに書くような面白い事がなくて困っていた。


仙台から移動してきてヨセミテに行ったところまでは書いたと思う。
その後はペコマが出張で1ヶ月間おらず、お一人様を楽しんでいた。
といっても、普段飲みに行かない人を誘って飲みに行く以外はひたすらジムで登ってただけだ。
100名山コレクションのために焼岳に登ったが、それは後日HPに書こうと思う。
そしてペコマが帰ってきてからまた改めて将来のことについて話し合った。

具体的に、平成何年の何月ごろにどこで、なにをやるか。
これまでの自分たちのキャリアの集大成として、人生の前半の区切りとしてひとつの形にするようなでっかいこと。
これをいつやるかということについて、「数年後」としか決めていなかったところを具体的に決めた。
それに向け、今の職場から二人、どう異動するのが得策か、早め早めに手を打って人生損しない努力をする必要がある。


私は立場的に一所懸命働かねばならないし、今年の正月休みも北アには行けなくなった。
でも今の職場の上司は私が山をやること、人生でやりたいことがしっかりとあるということをちゃんと理解してくれている。未来は明るいと思う。


兎にも角にも自分の人生をどうにかできるのは自分だけなので、やるべきことを見極めて日々をすごしたい。


毎日にハッピーを!(´ω` )

ゴールデンウィーク開始!

新しいエンジンを搭載した新生エクストレイルくんに乗り、
ついに小川山へ向け500kmドライブを開始!
今回の目標は、


ボルダー:忘却の河
クラック:バナナクラック
マルチ:ウスノロマン〜宇宙(くうてん)継続、全ピッチOS(Pとつるべ)
フェイス:デリウスか何か


マルチは必ずやるとして、その他の優先度はクラック4.5:ボルダー3.5:フェイス:2 です。
とにかくバナナさん登りたい!そして忘却の河を片付けたい!


強くなってるかなあ?
わくわくさんかなあ?
到着予定時刻は2時半!

おらっちがんば!!


ブログ文学

もの書きになりたいという夢が健在で、いつかは何らかの作品を形にして出版できたらなあと思っている私は、ブログも文章を書く練習として続けているところが大きい。


日記はブログと違って単に事実の記録だ。誰かに読まれることを前提としていないから、文章の質はかなり落ちると思うし継続も難しい。その点、ブログは人目を気にするから自然と文章に気をつけるし、人目があると思う故に続けられるところも大きい。


ブログは、私なりの解釈としては、「エッセイの簡易版」と思っている。
だから読みやすさ、面白さだけでなく、文章の結び語の選択や語呂なんかにも気を配って書いている。
頭がごちゃごちゃした状態だと書き始められないし、書きたいことが”上手く”書けないスランプ的なときもあって、そういう時は更新が滞る。
本当は、自分がある程度納得できる文章を滞り無くすらすらと書けるようなスピード感も欲しいから、
ブログはそういう意味でもいい練習になる。
それに、完成した”作品”というわけでもないので、エッセイ等よりは質の低い文章のまま人目に晒すことが出来る、と言った気楽な点もブログの特性だ。


とまあ、私の中の「ブログ感」ってそういうものだった。
でも最近その概念が世間のそれと違ってきているように感じる。


中学生の頃からパソコンを触り始めた私にとって、ネット上の「私」とリアルの私とは別ものだった。
その頃はそういう認識でネットサーフィンしていた人が多いのではないか。
だから私はごく最近まで、「claire」というHNを用いてネット上で発言してきた。
それがSNS全盛の今、Facebookなんかだと本名での交流までもが行われるようになっているし、ブログも、リアルのことをただ単に記録するだけ、みたいな使われ方がとても多くなってきたように思う。
有名人のブログなんかが正にそうだ。
私としては、未だに前述の感じでつぶやいたりだのブログ書いたりだのしているので、いざリアルで「この間のブログ読んだよ、なんとかなんとかだよね」とか面と向かって言われようものならもう違和感満載なのだ。
だけど最近はやたらとそういうことがある。
だから流石に私も諦めた。
もはやインターネットは一般的になりすぎて、リア充もDQNもVIPPERも真人間も関係ない、誰しもかれしものコミュニケーションのツールとなっているのだ。


「尾根の向こう」や私のこのブログにしても、今まででは考えられないほど多くの人様の御目に晒されている。
つまりリアルとは別人格という設定で好き勝手な事をのたまう、というような使い方は控えるしかないのだ。


こんなこと意識するようになったのはもう数年前だし今更こんなことを書くのもいささか馬鹿らしいが、私のよく知る、わざと辛辣な表現や斜に構えた発言をするブログを書く人が少なからず嫌な思いをしたようなので、フォローのつもりで書いてみた。
でも、今やブログに書いた内容でリアルに攻められても文句の言えない時代なのだ。そこは理解するしかない。
SNS人格なんて言葉まで登場している。
私からすれば、ネカマだろーがなんだろーが、リアルとネットは別ものなんだからいいじゃないか、と言いたいけど、現代人はネット上の人格とリアルが一致してないと違和感があるそうだ。
(まあ一致してない事の方が多いような気がするけどね・・・)


私はそういう時代の流れに敢えて逆らったりせず、きちんと受け入れて自分の本音はさらりと隠し、これからもブログを続けていこうと思っている。


さ、今週末の天気チェックしよ〜。

プロフィール

chippe

Author:chippe


肉好きchippeのブログへようこそ!
2006年10月 山歩きを始める。
2007年9月 クライミングを始める。
山岳同人「青鬼」所属。
「メラメラガールズ」所属。
国際認定山岳医。
「カリマーインターナショナル」アンバサダークライマー。
現在は無職、旅人。
旦那さんはpecoma。

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