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アフリカ大陸最高峰キリマンジャロ(5895m)登山~山岳医として自身初の海外高所ツアーに学ぶ

クラブツーリズムさんという大手旅行会社さまのツアーでキリマンジャロに行ってきました!


知人を通じて頂いたこのお話、"山岳医"としての参加依頼です。


こんなに嬉しいことはありません!


ジャイアントセネシオとキリマンジャロ本峰であるキボ峰。天気にも恵まれ、"ザ・キリマンジャロ!"という景色を沢山見ることが出来ました。


"世界最高のトレッキングピーク"として、世界中の一般登山者やトレッカーが挑戦するキリマンジャロ、Maranguルート。特別な登山技術や道具を要しないということで、比較的簡単に登れる高山と見なされているようです。

火山であるキリマンジャロの2つ目の峰、マウェンジ峰と白首鴉。


しかし実際は少し違います。山小屋のキャパシティ等の関係から、通常行程でかなりの弾丸登山を強いられます。1000m以上の睡眠高度上昇はほぼ毎日で、更にアタック日には夜間行動からの標高差1200mの登高。しかも登頂後はそのまま一気に標高差2200mを下ります。山慣れしている人ならいざ知らず、登山歴がほとんど無い人や、そもそも運動習慣のない人、持病のある人などにとっては非常に厳しい"ハイキング"と言わざるを得ません。




山小屋でのアフタヌーンティータイム。高山病予防のため、沢山水分をとってガンガントイレに行きます。



しかし、そうした人々も多数チャレンジするのがこの山で、それ故に高山病関連疾患や死亡事故の起こる潜在的危険性が高い山とも言えます。


ミウラドルフィンズの安藤さんと!




これまでキリマンジャロのことをあまり知らなかった私は、色々と調べていくうちに「こうした登山こそ、山岳医の介入する余地があるのではないか」と思いました。今回は計5名、平均年齢65歳超のお客様方に安全に登山を楽しんでいただき、笑顔で無事帰国していただくことがミッションです。対応するスタッフは、添乗員のHさんと、高所の専門家であるミウラドルフィンズの安藤さん、そして私の3名です。「とにかく安全第一」とクラブツーリズムさんが言って下さったこともあり、これはやりがいのある仕事になるぞ、と思いました。


今回のメインガイド、Kimと。


東北の高校生の富士登山でも、高校生たちとの間には歳の差がかなりありますが、今回のお客様方とはそれ以上の年齢差があります。成田空港にそれぞれいらした際、ご挨拶しただけでは人となりもまだ分からず、はじめはどう接するのが良いか少し戸惑いもありました。しかしそんな不安はすぐに吹き飛んでしまうほど、とても優しくて楽しい方々ばかりでした。初ツアーで本当にお客様に恵まれた、というのが正直な感想です。そしてスタッフの安藤さんの明るさと添乗員のHさんのユーモア溢れるキャラクターも相まって、全員がすぐ打ち解けていったような気がします。


バス車内!


登山はやはり生易しいものではありませんでした。それでも、普段からお身体を鍛えている方や個人山行で練習してこられた方もあり、皆さんが事前にミウラドルフィンズの低酸素室で高所順応もされていました。力足らずで、全員とはいきませんでしたが、多くのお客様が登頂され、そして皆さんが元気で下山されました。帯同医としてこれ以上ない成果と思っています。


頂上台地を進む!


しかし、課題は山積みです。登山中、お客様の健康状態把握ためにも、そして今後の山岳医療の発展のためにも、様々なデータをとらせてもらいました。現場で現地ガイドの要請も聞きながら、お客様に対して難しい判断をしなければならない場面もありました。長い長い下山中、さまざまな反省点や改善点やアイデアが頭の中をグルグル回っていました。キリマンジャロ登山について、考えることはいっぱいです。


ご来光!


そうした意味でとても面白い山だと思います。この6日間は山岳医として本当に多くの学びを与えてくれました。


みなさん本当に本当に良い時間をありがとうございました!


さて、そのデータやアイデアを整理する時間も無いまま、今日からまたカナダに行きます。あと1時間後にフライト。今度はカリマーのお仕事です。カナディアンロッキーでスノーハイクやアイスクライミングの撮影です。


Canmore訪問はこれで3度目ですが、アイスクライミングで行くのは2度目、2017年のお正月ぶりです。


テンション鰻です!!お買い物もするぞ!

東北の高校生の富士登山2018に参加しました

昨年に引き続き、今年も「東北の高校生の富士登山」に医療班スタッフとして参加してきました。


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参加した高校生たち数年分の寄せ書きが詰まった横断幕!




「東北の高校生の富士登山」は、故・田部井淳子さんの想いから発足した企画で、今年で開催7年目となる一大イベントです。
元々は、東日本大震災で被災された方々を励ますためのハイキングに端を発しているそうで、次世代を担う東北の高校生たちに富士登山に挑戦してもらい、今後の日本、東北を盛り上げていって欲しいという淳子さんの願いのこもった登山企画です。



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初日は六合目まで。雲海荘と宝永山荘にお世話になりますが、女子生徒と医療班は昨年同様雲海荘に宿泊しました。




私自身は、知り合いの山岳医のつてでこの企画の帯同医師のお話をいただき、2017年から関わらせて頂いています。
2016年に他界された田部井淳子さんのことはもちろん存じていたものの面識はなく、私がはじめて参加した昨年にはそのお姿はすでにありませんでした。でも、古参のスタッフの方々が熱く語る目線の先には、プロジェクトの先頭に立って引っ張ってこられた気丈な淳子さんの笑顔がくっきりと浮かぶようで、淳子さんを知る方々の中で今も生き続けるその存在感をひしひしと感じていました。



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はじめての登山、はじめての3000m超の高所に苦戦しながらも、粘り強く頂上を目指していく高校生たち。





未だ男尊女卑の風潮が根強かった1960〜70年代において、粘り強く信念を貫き通し、女性にも困難な冬壁が登れるということを身を以て証明したパイオニアである淳子さんは私の憧れです。そして、やはり先鋭的なクライマーである旦那さんの政伸さんとお二人は、互いの登山を尊重し支え合える素晴らしい山好きご夫婦で、クライマー夫婦である自分にとって理想のご夫婦でもあります。


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高校生96名が無事山頂へ!



高校生たちが無事登頂すると、大人のスタッフの皆さんは天国の淳子さんにご報告されています。
私もこのプロジェクトのお手伝いができて本当に光栄です。



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医療バックには、patagoniaのブラックホールキューブ(誕生日プレゼント!)が便利に使えています。
サイズはミディアムかな?ボスミンなどのちょっとした注射薬に外傷セット、外用薬、吸入薬、聴診器、内服薬(鎮痛剤、抗菌薬、風邪薬、芍薬甘草湯などの漢方、抗アレ薬、ステロイド、胃薬、整腸剤、ダイアモックスなど)、エアシーネ、SpO2モニタなどを入れています。
この他に、今回は輸液500cc×2、経口補水液500cc×1、OS-1パウダー×3を歩荷しましたが、懸念された熱中症は出ませんでした。


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今回は下山時に捻挫があり、スタッフと相談の上9合目からの背負い搬送となりましたが、難しい判断でした。
結果的に大事には至らず、翌日にはその生徒さんの症状も軽快して歩行可能になりましたが、むしろ人を一人運ぶということがいかに大変かを目の当たりにしました。

今まで、搬送は実習のみで実際の山行で行ったことはありません。今回は屈強なスタッフの男性が大勢居ましたし、もろもろの状況を総合的に評価した結果こうした選択となりましたが、それでも思っていた以上に大変な作業でした。

病院など設備の整ったところでならできることが、山の中ではその半分もできないことが多い中、ケースバイケースでいかに最良の選択をするか、それを医学的な側面も含め判断するのが私たち山岳医の役目です。
傷病者だけでなく、搬送にあたるスタッフが怪我をしたり体調不良を生じるリスクについても考えなければなりません。
山岳救助では傷病者の安全より救助者の安全が優先されます。

この他にも、もっとこうした方が良かったのではないか、この判断はどうだったのか?と考えさせられる、勉強になることは数多くあり、実地経験を積むことの重要さを痛感しました。



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下山日。達成感に満ちた高校生たちの後ろにスタッフの山脈がそびえたつ





またこのイベントのもう一つの魅力は、高校生という若いエネルギーの塊と直接触れ合えることです。
普段の生活ではまず関わることのない世代たちとの濃密な三日間には新たな発見が盛り沢山です。



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行き帰りのバス車内や山小屋の夜には、経験豊富で魅力的なスタッフの方々との交流もまた濃密な時間です。



田部井淳子さんが掲げた目標は、登頂高校生1000人達成。今年で575人が登頂し、プロジェクトはまた来年へと続いていきます。
今後もこの素晴らしくも楽しい企画のお役に立てたら嬉しいです。



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名物の富士宮やきそばは鰹でなく"鯖節"がかかるのがポイントだそう



みなさんお世話になりました!
三日間お天気に恵まれて本当によかった!

WALS講習を受けてきた

Wilderness Medical Associates Japanが主宰するWilderness Advanced Life Support(WALS)講習を受けてきました。
http://www.wildmed.jp/wilderness.html

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昨年に引き続き2度目、リフレッシュでの参加です。


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フィールドワークにて。傷病者評価中。


このコースはワールドスタンダードになっている野外災害救急法の医師向けコースです。
基礎的な医学知識や患者初期評価、ALSなどは学んでいることを前提として、更にその先にある野外救急ならではの難しさだったり工夫、頭の使い方などをディスカッションするというのが主な内容です。
山の中だけでなく、街中や病院での医療が通用しないありとあらゆる場所で、医療者として何ができるかを、WMA PresidentのDavid Johnson(DJ)に指南してもらいながら、皆んなで一緒に考える場。
ものすごく頭を使うし、朝は8時半から、夜も夕食をはさんで22時くらいまで、座学とシミュレーションをみっちり行います。


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今そこにあるもので最前を尽くすという考え方を学ぶ。


この5日間の時の流れは本当に濃密。全行程が終了した帰路では「しっかりとトレーニングを受けた」という充実感と疲労感がすごいです。2日経った今もまだ、その余韻に浸っているような感じです。
そして、前回開催からたった1年しか経っていないのに、内容はほとんど全てのカテゴリでアップデートされているという素晴らしいスピード感!DJに「毎年アップデートできるよう心がけているけど、今年も受けてよかったと思う?」と聞かれ、「本当によかったと思います!」と力強く答えました(笑)。


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尊敬するDJと!


そしてこのコースのもう一つ素晴らしいところは、山や自然、アウトドアアクティビティを愛する日本全国の医療従事者とお知り合いになれること。そして、DMATや救急医療の現場で日々Emergency Medicineに携わっている医師や看護師、救命士の方々と交流できることです。

DJ自身が38年にわたって北米でばりばり救急医をやってきた実力者。かつ、アウトドアアクティビティも幅広く嗜んでおられます。
こんなに天気の良い秋の3連休に岩登りができないなんて、普段の私ならフラストレーションが溜まりに溜まってしまうところですが、講習が楽しすぎて、ここにいるスタッフ、講習生、全ての人たちが素敵すぎて、全くと言ったら嘘ですが(笑)、岩のこともすっかり忘れてしまうほど没頭できます。


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朝は飯盛山まで走ったり!


私が認定山岳医講習を受け始めた6年前は、どちらかというと仕事よりも自分のクライミングがしたくて、大手を振って山に行けるようになりたいからとりあえず受けてみよう、くらいの気持ちしかありませんでした。
それが6年たった今では、日本の山岳医療の発展について本気で考えはじめています。その年月のなかで熱い想いを抱く沢山の同志と出会い、漠然としていたその理想がいまや実現可能なものに思えています。
そんな「変革」のほんの一端でも自分が担えるのなら、こんなにワクワクすることはありません。


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トレイルランナーの先生方にひっぱってもらえてこの美しい景色が見れました。みんなすごくいい顔!


相乗効果で、普段の診療のモチベーションも上がっています。数年前はいやいやだった病院の全科当直も、救急医療を学べる貴重な機会と思えばとても楽しいです。


ところで、講習が終わって久しぶりに出勤したら、今年の7月に参加させて頂いた「東北の高校生の富士登山2017」の報告書が届いていました。

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この富士山での3日間も、山を愛する人たちと未来に不安と希望を抱く若々しい高校生たちと交流できた、とても素敵な時間でした。活動報告や感想文などを読んでいるとその時のことが蘇ってきて、自然と笑みが溢れました。


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ディスカッション中。


改めて、私は山が大好きで、山が大好きな人たちが大好きで、そんな中で一生を過ごしていきたいと心から思いました。
「山を仕事にする=プロクライマーになる」ことは、実力的にも無理だし、そうしたいとも思いません。医師というプロフェッショナルとして山と深く関わっていくという生き方が私の道だと、今はそう信じています。
救急隊とともに現場に行ける山の医者。
何年何十年かかるか分かりませんが、必ずその未来を実現したいと思います。
今回またモチベーションUPさせてくれたWALS講習に感謝。お世話になった皆さん、本当にありがとうございました!


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講習の山場となる大規模災害のナイトシミュレーション、出陣前の集合写真!


・・・さて。とはいっても、まだまだ自分のクライミングがしたい気持ちも強いお年頃・・・ということで^^;
今週末こそは、登るぞー!!

山岳医のはなし。

7月は山岳医としての活動で計3回の週末を山で過ごしました。

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立ち上げメンバーでプレ山行!


2015年12月に資格を貰ったものの、これまでは講習会講師やスタッフなどの仕事がメインで、山中での医療活動経験はほとんどありませんでした。
そんな中、国際基準での認定者も30名を超えた現状を受け、認定取得者をちゃんと世のために使おうという動きが本格化しました。
そしてまず今年はその最初の試みとして、認定山岳医・山岳看護師による甲斐駒ケ岳黒戸尾根の山岳医療パトロールという活動をスタートしました。
立ち上げメンバーとして7月第1週と第3週に実際黒戸に入って、医療資機材の歩荷や環境整備、パトロール活動(アンケート調査など)、お世話になる七丈小屋でのミニレクチャーなどを行い、傷病者も1名処置を行いました。

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山頂にてアンケート、SpO2の測定なども。

夏の黒戸尾根は山慣れしている方ばかりで基本的には遭難者も少ないと思いますが、皆さん意識が高いのでミニレクチャーなどにも興味をもっていただき、手応えはまずまずでした。

活動内容に理解や協力を頂けるか初めは不安もありましたが、
「こういう人たちが山にいてくれるというだけで心強い」「脱水症の話は勉強になりました」
などの声をもらえたのはとても励みになりました。

認定山岳医・山岳看護師は今後10月まで、毎週末黒戸尾根を歩いて登山者の皆さんの安全を守っていきます。

朝日新聞
朝日新聞の記事

そして先週は、「東北の高校生の富士登山2017」に医療班医師として参加して来ました。
これも山岳医のつながりからいただいた情報に二つ返事で参加表明したもの。
やはり不安もありましたが、非常に楽しい三日間で、経験や人脈など収穫は沢山ありました。

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東北はいわき、郡山から、東京からもバスで富士宮5合目に集結です!

私自身は学校登山の帯同経験もありませんでしたが、これまで学んできたこと、考えてきたこと、繰り返しシミュレーションしてきたこと、そして何より、自分の山行で培った技術や体力を、現場で活かすことが出来ました。

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初日は濃い霧雨の中、各班ごと円陣を組んで出発!

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初日夕方、一瞬の晴れ間に山頂方向が望めた。

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翌朝は2時半に6合目を出発!

登頂日の26日は、トランシーバの要請のもと、先頭から最後尾へ、最後尾から真ん中へ、真ん中から先頭へと移動し富士宮山頂に登頂。その直後に9合5勺の下まで降りて、最後尾から2度目の登頂を果たしました(笑)。
救護所でひたすら待機する医療支援と違って活動はとてもアクティブで、個人的には「ああ、なんか山岳医っぽい(笑)」と思ったりしてました。標高3000m超での繰り返しの登下降も、その前の週までに甲斐駒に計4回登頂していたのもあってか特に負荷はありませんでした。

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天気が心配されたものの、登頂までは青空が応援してくれる場面も。

要請があればすぐ駆けつけたいし、ゼエゼエ息切れしながら「安心してね!」なんて言えません。
やっぱり登山でもアルパインクライミングでも山岳医療でも、一番大事なのは体力なんだな、と思いました。

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山頂には先に登って横断幕を広げ応援してくれている応援隊の皆さんが!


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毎年全くのプライベートでお手製の横断幕とともに駆けつけてくれる方もいる。感動的です!



今回のために用意した医薬品や処置機材のパッキングは、誕生日にもらったパタゴニアのバッグが丁度いい大きさでした。これ気に入ったので今後も医療バッグとして使おうと思います。
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いつもならまず持つことのない、傷病者用の水分。今回は計3リットル歩荷して、1リットルくらい使いました。
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こうした実地経験をもっともっと蓄積して改善していきたい点が山ほど見つかり、またモチベーションが鰻登りです。



この「東北の高校生の富士登山」という企画は、昨年10月に亡くなった田部井淳子さんが主催され、東日本大震災発災後の2012年から毎年行われてきた一大プロジェクトです。ヤマケイさんやアルパインツアーサービスさんの共催ほか、多数のスポンサー、支援団体協力のもと、今年で6回目の開催となりました。今年度は息子の進也さんがリーダーとなって、40名を超える大人のスタッフと総勢64名の被災した高校生たちを引っ張ってくれました。淳子さんの悲願である「高校生1000人登頂」を目指して今後もこのプロジェクトは続いていきます。


富士山での三日間は本当に楽しいことだらけでした。
山と様々な方面から深く関わるスペシャリストの大人の方々から沢山刺激を受けましたし、諦めることなく一歩一歩歩き続けて見事全員登頂を果たした高校生たちからもパワーやモチベーションをもらえました。
登頂した高校生たちがこの経験や得た自信を、各々の人生に役立ててくれたらいいなと思います。

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山頂にて、今回プライベートで応援にいらしていたなすびさんと。パワフルなのに謙虚な方で、モチベーション頂きました!

少しずつ、自分が思い描いていた「山の医者」の姿に近づいていける思いがしています。
こうした活動に積極的に参加しつつも、自分の山もだらけることなく攻めていきたいです!

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全員登頂おめでとう!!

認定山岳医講習に行ってきた!

1/18~1/20の3日間で認定山岳医講習の最後の砦、八ヶ岳クラスタに行ってきました!


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ビバークサイト構築中。


昨年は悲しくも不合格。今回2度目の受講です。
去年よりも内容が充実しており、受講生全体のレベルも上がっており、とても楽しい3日間でした。


いつも個人山行ばかりなので第三者、それも高名なガイドの方々から技術を見られるというのはとても緊張するものです。でも見られると思うから普段やらないレベルで装備にも気を使うし、技術を練習したり自分で勉強したりするし、それに対して現地ではガイドの指導を受けられる、ということで得るものがとても沢山あります。
実際、まんべんなく積雪期の技術を見られるので、自分の不得意分野や普段ならまず使わない、いわゆる抜けてる部分までこうした機会に確認することができ、勉強になりました。


そして低体温症や雪崩、凍傷などの医学的知見についても昨年度から更新されている内容があり勉強になりました。
もっと自分でも文献検索するようにしなきゃな。


ロープワークについても今更なんて言えません。いくつもある方法の中から、どうしても自分のやりやすいやり方でしかやらない事が多いですが、今回ガイドさんから指摘を受けた部分についてはそのやり方で練習しようと思いました。もうかれこれ6年くらいはロープを触っていますが、超基本的な動作について今から新しいやり方を慣らしていく、自分の可能性がまた広がってより質のいい登山が出来るようになる気がします。


さ、合格してることを信じて、これからはまた自分の登山に集中です!



プロフィール

chippe

Author:chippe


肉好きchippeのブログへようこそ!
2006年10月 山歩きを始める。
2007年9月 クライミングを始める。
山岳同人「青鬼」所属。
「メラメラガールズ」所属。
国際認定山岳医。
「カリマーインターナショナル」アンバサダークライマー。
現在は無職、旅人。
旦那さんはpecoma。

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