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2019 autumn 中華 黎明 Rock climbing in China Liming 中国 リーミン クライミング

「人にはナイショにしておきたい」

そう言って、敢えてリア充アピールはせず黙っておく人がいます。黙っておきたくなるモノがあります。

そういうのは自分とは無縁だと思っていました。基本的に、いい情報はなるべく多くの人と共有したいものです。


登山はじめたての頃からホームページを開設し、最近は本体がブログとなりつつあるものの、すっかり「配信する人」になってしまった私。「ブロガー」に転職しようかなどという考えもふと浮かぶほど、しかし筆不精とキャパシティの低さからそれも叶わないので、ただのフリーターとして細々書くのみに留まってはいます。

そんな私ですが、今回ばかりは魔が差しました。
「あんまりおススメしないでおこうかな・・・」と・・・・。


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というわけで、今回は中国黎明(リーミン)の岩場の魅力をほんの少しだけ(笑)、ご紹介しましょう!


8月にペルーを旅行中、友人からメッセージが入りました。

「11月に中国行かない?」

そのときはまさに、クレジットカードの不正使用が明らかとなったのに日本の担当デスクと電話が繋がらず、心拍数が上がり、てんやわんやしている時でした。てんやわんやしながらだったので、余り考えずに即返信しました。

「はい、行きます!」

あとで聞いたところ、本来行くはずだった某Kさんが行けなくなったため私にお鉢が回ってきたそうです。
Kさんにはもう、感謝しかありません(笑)。


私はアンテナの受信感度が低いので、ヤンショウやら巨大ケイブやらと中国のすごい噂はいろいろ聞くものの、今回行くリーミンについてはほぼ何も知りませんでした。瑞牆バムをしていた時、一緒に行く友人宅でトポを読み込み、テンションを高めていきました。


人生初の中国大陸上陸、そして人生初の砂岩クライミングです!


11月11日、他のメンバーに遅れること1日、ポッキーの日に成田から飛びました。目指すリーミンははるか西、雲南省にあって、最寄りの麗江の空港までの直行便はありません。四川省の成都で1回乗り継ぎです。それでも搭乗時間は5時間+1時間。時差も1時間なので、ダメージはほとんどありません。


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成都で乗り継ぎ20時間。宿をとって1泊し、フライト前にちょっとだけ町歩きも。


この1年、ヨーロッパや南米にアラスカと、北米さえ楽に思えるような長時間移動ばかりだっただけに、今回の移動の負荷はほぼゼロといってもいいくらいでした。このメリットは心身ともにとても大きいです。


今回は全部で2週間、クライミングできる日数だけで言ったら約1週間の短い旅行です。退職からわずか2年ですでに、これが「短すぎる」と感じてしまうのだから、慣れというのは恐ろしいものです。


麗江の空港には深夜に到着しました。迎えに来てくれた宿の主人の車で西に100km、約3時間。すでに数週間前から来て暮らしている先発隊の友人の部屋をシェアさせてもらうことになっており、深夜に潜り込みました。


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お世話になったお宿、千里ノ外(Faraway)Hotel。オーナーのラバンさんは優しくて穏やかな人。


翌朝は、もうすっかりリーミンに馴染んでいるその同室と、私より1.5日早く黎明に着いていた2名と合流し、ただ後ろをついて行って、隣のお店で朝食をとりました。この後数日、同じ店で朝食をいただきましたが、毎回出てくるのは同じ麺、そして量は日に日に増えていきました。


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左上:朝ごはんの麺。辛いのは入れ過ぎ注意。右上:お湯とクルミとヒマワリの種はセルフサービス。左下:とある日の朝ごはん。ほっかほかバオとあったかい豆乳をテイクアウト。豆乳には砂糖をたっぷり入れてもらう。右下:夜には美味しい肉野菜炒めなどなど。



リーミンは老君山国家公園という国立公園内にあり、渓谷沿いに巨岩が林立する広大なクライミングスポットです。欧米人に人気が高く、世界各国からクライマーが集います。そしてたいてい同じ宿(2択くらい)に泊まるので、お互いの距離が近くすぐ親密になれます。一人で行ってもすぐにパートナーが見つかるというわけです。


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個包装のドリップコーヒーが、ほかの国にはないものらしく大盛り上がり。


クライミングのあとは、みんなで連れ立って3つくらいある主要なレストランのどこかに食べに行きました。わたしたち日本人4人は中国語がほぼ使えなかったので、ジェスチャーと翻訳アプリでどうにか注文をとっていました。中国語の話せる人がメンバーの中に加わると、オーダーを全てお任せして円卓にただ座っていれば、多種多様な中華料理をたくさん食べられました。


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毎晩大挙して押し寄せた(笑)。


ルートは、ボルトルートもあれどほとんどがトラッドです。30m級の美しいショートルートがわんさかあり、砂岩ならではともいえる「ずっと同じサイズが続く」クラックもあります。それぞれが4番までを2セットずつ持って行って、必要な時には4人全員のギアをかき集めてトライしました。#.5が7個とか、#.75が8個とかね・・・(笑)。

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岩だらけ。


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とにかく壁だらけ。

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Faraway cornerという名の美しいコーナークラック。レイバックとワイドが多いところは世界標準。


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30mの膝がめっちゃ痛いワイド、Clamdigger。友人にならって、服がズレないよう膝テーピング。FLトライでは、簡単なところでスリップしてしまい無念の1テン!2便目は後日、道端の売店で買った750円のデニムを履いて完登。


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かわって、#.2サイズが肝となるAkhum-Rah.フットホールドが皆無なら・・もう、アレしかない!!


マルチピッチも沢山。逆に、というか、簡単なマルチは少なく、どちらかというと5.12や5.13を含むハードなマルチに★付きが多いです。
今回行けたマルチは、Liming Select(リーミンセレクト、LS、★5つ)の1本で5.10に収まっているSoul's Awakeningというルートのみでした。


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Soul's Awakeningは気持ちのいいマルチ。


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40mのピッチをランナウトしながら登りきり、ふっと一息。リーミンの谷を見下ろす。


とにかく1週間では短過ぎて、LSをちょい齧りするくらいしか出来ませんでした。


岩の質はもちろんなのですが、ここの魅力は他にも沢山あります。たとえば、Faraway Hotelの看板犬であるDing Dong(ディンドン)。彼の名前がついた美しいクラックもあります。


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ディンドンクラックを登る友人と、眠りこけるディンドン。


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上の写真の友人は後日見事RP!私はまだまだ力及ばず。宿題になってしまった。


彼は非常に頭が良く、人間の言葉をほぼ理解しているようでした。
そして推定8歳?なのに活発で、痛めているらしい右後ろ足をかばいながら岩場へ一緒に出勤します。道をよく知っているし、誰よりも早く登っていきます。


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「The Caveのアプローチはコッチだよ」と先導するディンドン。


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たまにディンドンの友達も登場。


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水をもらうディンドン。朝晩は冷え込むけれど、日中はかなり暑くなる日も。


岩場につくと、私たちが登っている間は昼寝したりして適当に過ごし、夕方また一緒に宿へと帰ります。
朝晩は寒いらしく、激しくシバリングしながら身を寄せてきます。


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クライマーにとってSFT(Super Friction Time)が訪れる夕方には「もう寒いから帰ろうよー」となきはじめる。


そして夕飯にもついてきて、股の間に割り込んできてじっと見つめてくるのです(鶏の骨とかが欲しい)。

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ディンドンの写真ばっかり撮っている気が・・。


彼を連れていけないエリアに行く日の朝はちょっと可哀想でした。しつこくしがみついてくるディンドンを無理やり宿に押し込んで扉を閉めると、必死に扉をガリガリしながら吠え立てていました。その日宿に帰ると、ディンドンは激しく怒っていました(笑)。ごめんねディンドン。


宿には生まれたばかりのピータンもいるけど、彼はいたずら真っ盛りだし少し臭うし、ある日はう○ちをぶら下げながら駆けずり回ったりしていたので、クライマーたちからの扱いもディンドンへのそれとはちょっと違っていました(笑)。


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宿の2階の屋上ですやすや眠るピータン。寝ているときはかわいい(笑)。


ごはんの話に戻りますが、ご飯は美味しくてとても安いです。ボリュームはたっぷりなので、いろんな種類を食べたければやはり大人数で行ったほうがいいです。夜にかなり豪遊したとしても、1人50元(750円)はかからない、といった感じでした。


行動食はクッキーとか果物とか。いろんなお菓子も売店で買えます。また、1のつく日にマーケットがあって、食料をいろいろ安く手に入れられるようです。残念ながら私は12日に黎明入りして20日に去ったので、マーケットを楽しむことは出来ませんでした。次はマーケットのことも考えてスケジューリングします。


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ある日の行動食。クッキーはディンドンも大好き。


#4サイズのワイド、#.5サイズのフィンガー、#6まで連れていかなければならない40mクラスのルート、などなど・・・。短い間ではあったけれど、いいトレーニングになりました。


安い、近い、でかい、が三拍子揃っている此処は、何度でも訪れたくなる素晴らしい場所です。


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みんなで!


決して一大観光地ではなく、こじんまりした、とても静かで、のんびりと時間の流れる場所です。
それゆえキャパシティはそれほどありません。

この環境が保たれているのは、それほど多くない観光客と、まだそれほど多くないクライマーたちがこの土地を愛し、モラルある行動を心がけているからだと感じます。


皆さんにはとくにオススメはしないですが(笑)、私は近いうちにまた、ディンドンと、再開を約束した友人たちに会いにこの地へ戻るのではないかと思っています。

2019/08/25-28 リマ観光レポその2〜リマ雑感 & 私のスペイン語体験 〜2019 ペルー旅行記その16完結編〜

ペルーの首都であるリマは、地震以外の災害がほとんどなく、年間を通して過ごしやすい街だそうです。

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人口は世界第29位で1095万人。南米第2位の大都市です。

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City Hall!


乾季でなくとも雨はわずかで、もちろん雪は降りません。
現在ペルーは冬ですが、最高気温は18度、最低気温は14度と寒暖差もほとんどないです。


そして海辺にあり国内外を問わず流通の中心地となっています。


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猫がいっぱい!Kennedy Park。


そんなリマにおいて、私が最後の数日滞在したのはMiraflores(ミラフローレス)地区です。海辺の高級住宅街があるエリアで"新市街"と呼ばれており、リマの中でもとくに治安がいいエリアとのことでココを選びました。


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海沿いにはいくつも気持ちのいい公園があり、ランニングコースも整備されています。ランナーも沢山いるし、ポリスもいるので安心して走れました。

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Parque del Amor、愛の公園。


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海辺のショッピングモールLarcomar。


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Larcomarから海沿いに片道4kmのコースがあり、ここを往復してました。


観光としては、旧市街(セントロ)に行こうと思っていました。旧市街はミラフローレスから北に10kmほど離れています。世界遺産にも登録されている旧市街には、大統領宮殿や、ペルーで最も古い大聖堂などがあります。おなじみ”プラサデアルマス”があるのも旧市街です。

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大統領がいるところ。


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ペルー最古のカテドラルとプラサデアルマス。


でも、リマの公共交通機関はなんだか難しそうだし、それこそスリも沢山居そうだし、市街地を10kmも一人で歩いて犯罪に合わないかも不安だし、行くならタクシーかなーと思っていました。それも面倒だから行かなくていっかな、とまで思い始めていました。ミラフローレスでのんびりすればいっかー、と。燃え尽き症候群にもなりかけていました(笑)。


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すると、泊まっているドミトリーのイベントでまさに明日、その旧市街へ行くウォーキングツアーがあるようです。ラッキー!これに参加しよう!


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ちなみに、泊まっていたのはミラフローレス中心地にあるドミトリーPariwana。


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施設は綺麗だし、安いし、朝ごはんビュッフェは豪華だし、オススメです。


ツアーには多くの人が集まりました。スペイン語と英語両方のガイドがついて、色々な話を聞きながら旧市街へと連れて行ってもらえます。


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このツアーでは地球の歩き方にも載っていた「メトロポリターノ」というバスを利用しました。「メトロポリターノ」は専用レーンを走るバスなので渋滞に巻き込まれることもありません。s/2.5均一で、カードにお金をチャージして乗るのだそうです。ツアーではガイドの持っている魔法のカードで乗れました。

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サント・ドミンゴ教会。とても綺麗でした。祀られているのはペルーの守り神、サンタ・ローサ。アメリカ大陸初の聖人だそうです。


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ペルー料理博物館は今週メンテナンスで閉まっていました。残念!


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ミラフローレスとは違うかんじの街並み。


ツアーは10時からはじまり、13時半くらいには終了。私はこの日レストランを予約していたので途中で離脱しました。


そして今回、もうひとつ気になっていたのが”噴水公園”です。

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噴水のトンネル!

”噴水公園”というのは通称で、レセルバ公園という噴水の沢山ある公園があります。ミラフローレス地区から北へ6km。「公共の公園内にある世界最大の複合噴水施設」としてギネス登録されています。夜になるとショーもあるということなので、コレもその時間に合わせてタクシーで行ってみようかと考えていたところでした。


旧市街からならそれほど離れてはいないので、とりあえず噴水公園まで歩いてみることにしました。

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途中のショッピングモールでwifiしたりしながら、16時半くらいに噴水公園に到着しました。今から夜まで粘るのは流石に大変なので、夜のショーは諦めてとりあえず入ってみよう。


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噴水は全部で13も!


と思っていたのに、予想以上に面白くて居心地がよかったので、気づいたときには18時近くなっていました。

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噴水のトンネルー!

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自撮り!

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あと1時間15分後にはショーがはじまります。ここまできて今帰っちゃうのは勿体ないよね・・!

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一気にロマンチックになってきた!


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恋人たちの時間!


あたりが暗くなると噴水が次々ライトアップされていき、それと同時に入場者数も増えてきました。
1時間の待ち時間はあっという間でした。


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ばっちりショーも見て、s/4の入場料には十分すぎるくらいもとをとりましたね。


公園を出て、さっそくUberでタクシーを探します。しかし、混み合っているのかなかなか確定しない。ふと顔をあげるとメトロポリターノの駅が目の前でした。


・・・乗ってみるか!


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と、改札口に突撃!人々が列を作って、お金をチャージする機械に並んでいました。私も並んでみると、横からおじさんがやってきて私にコインを見せながら(スペイン語で)なんか言ってます。でも半分も理解できません(笑)。その人は諦めて、私の前に並んでいたお姉さんに声をかけます。するとお姉さんはコインを受け取りました。

あ、もしやこれは・・!

ツアーの最中、ガイドが話していたのを思い出しました。メトロポリターノはカードを買って、それにs/2.5をチャージして乗る仕組みです。でもカードを持っていないor忘れてきちゃった人は、カードを持っている人に自分のs/2.5分を現金で渡して、まとめてチャージしてもらって改札を通る、というのがごく日常的に行われているそうなのです。


私の番がきてしまい、機械の前に立つも意味不明。すると後ろに並んでいた人が「カードないんでしょ?チャージしようか?」と言ってきてくれました。これもガイドが言っていたのですが、リマの7割の人は観光客フレンドリーだそうです。


こうしてめでたくメトロポリターノに乗り込めました。その駅は北行きか南行きかしかないので単純です。南行き方面のバスに乗ります。通勤時間帯の山手線くらいの満員具合でしたが、無事ミラフローレスに戻ってこられました。


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最終日に見つけたおおきな民芸品市場。


日々が冒険旅行で楽しいね!


1ヶ月のペルーひとり旅は刺激的な経験に満ち溢れていました。誰も助けてくれる人がいないからこそ、毎日ワクワクするような体験が出来ました。


そんな中で、スペイン語の勉強も並行してやっていました。kindle版の文法書と日々の生活で触れる生のスペイン語を教科書に、無料の単語帳アプリも駆使して語彙を増やせるよう努力していました。
そうすると、今まで聞こえてこなかった単語が急に聞こえてくるようになる瞬間があります。すごく嬉しい瞬間です。

街中にあふれている単語を見て、動詞の活用形を予測してみたら、あとで本を読んでその予測が当たっていた時なども嬉しかったです。

正直、入門書1冊だけで現地に飛び込むのが語学上達につながるかどうかは半信半疑でした。スペイン語はヨーロッパ系言語の中で最も難しい言語と言われており、1つの動詞の活用が126個もあります(笑)。つまり、それだけ細かいニュアンスを表現できる繊細な言語とも言えます。実際、日本語でも翻訳しきれない時制があったりします。


でも、1ヶ月を終えてみて思うのは、スペイン語習得という点からも今回の旅は成功でした。
やっぱり現地に飛び込んでみてよかったです。
私はこれから、スペイン語学習者になります!スペイン語のおかげで新たな言語を学ぶ喜びを思い出すことができました。それにより、最近落ちまくっていた英語学習に対するモチベーションも上がってきました。
たぶん一生かかってもスペイン語を使いこなせるようにはならないと思いますが、生涯学習を続けていこうと思っています。


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ジムも行きました。


1ヶ月もひとり旅したけれど、ホームシックになるどころか帰国するのが寂しかったです。
ペルーはわたしの好きな国になりました。
また登山しにこようと思います!


〜ペルー旅行記完結〜 ここまで読んでくれたみなさま、ありがとうございました!

2019/08/25-28 Lima 観光レポその1 〜必食ペルー料理まとめ〜 2019ペルー旅行紀その15 〜

早いもので1ヶ月のペルー旅行ももうすぐ終わり。
帰国の飛行機に乗り遅れないよう、余裕を持ってリマに戻って来ました。
最後に丸3日ほど、ここで時間をつくれます。


リマですべきことといえば・・・


そう、食事です!!
¡¡La comida!!


事前にリストアップしていた"必食Perú料理"を再度確認です。
まだ食べていないものやリピートしたいものをこの3日間でさらいます!


✔︎ lomo saltado(ロモ・サルタード)
牛肉とポテト、玉ねぎトマトの炒め物
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どこかほっとする味。牛肉は柔らかくてジューシー。何度でも食べたいけどリマではキャパシティ不足で食べられなかった。これは日本で自作してみようと思案中です。


✔︎ cebiche(セビーチェ)
魚介類の辛口レモンソースマリネ
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セビーチェの本場、リマでは必食!!ペルーでは、昔多く居た日本人移民の影響で生魚を食べるようになったそうです。私は生醤油で食べる日本のお寿司やお刺身より、この食べ方の方が好きかもと思いました。けっこうスパイシーですがライムがとっても爽やか!お魚が肉厚で新鮮!こちらも自作に挑戦します。


✔︎ anticucho(アンティクーチョ)
牛ハツの串焼き
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各地で食べているけど美味しいから何度でも食べマス◎。日本のハツ串と違って薄切りで柔らかく、ジューシーです。


✔︎ papa a la huancaina(パパ・ア・ラ・ワンカイーナ)
ジャガイモのワンカイーナソース和え
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ワラスで食べました。美味しかったけど、おイモが多くてお腹いっぱいに。ちなみにメニューでは前菜扱いです。ひとり旅には苦しいボリュームですね。リマではリピートしませんでしたが、ペルー風チーズクリームソースであるワンカイーナソースのパスタを食べました。


✔︎ causa limeña(カウサ・リメーニャ)
ペルー風(直訳するとリマ風?)ポテトサラダ
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ケーキみたいな可愛い見た目。ポテサラ好きとしては必食。ペルーではレモネード(といいつつライムのドリンク)も定番です!


✔︎ aji de gallina(アヒ・デ・ガジーナ)
鶏肉のイエローペッパーソース煮
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ワラスで食べました。美味しいですがあまり特徴がないです。ちなみに”アヒ”は唐辛子のことですが、この料理は辛くないです。リピートなし。


✔︎ pisco sour(ピスコサワー)
ペルーのお酒”ピスコ”(ぶどうの蒸留酒)のサワー
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ピスコ、ライムジュースにメレンゲを添えた大人気カクテル!爽やかで美味しいですがけっこうガツンとくるカクテルです。


✔︎chicharrón(チチャローン)
豚バラの煮揚げ
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コレも各地で食べています。リマでは、日本から到着した翌日にチチャロンサンドを食べました。


✔︎ picarones(ピカロネス)
リマ名物お芋ドーナッツ
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Kennedy Parkや噴水公園の出店で食べられます。ドーナツはお芋とかぼちゃでできているらしく、ふわふわでとても軽い口当たり。スパイスが効かせてあるけど、甘くはありません。これにメイプルシロップのような特製ソースをたっぷり浸して食べます。これがたまらない味!この蜜を持って帰りたかったです(笑)。


✔︎ arroz con pollo(アロス・コン・ポジョ)
鶏とパクチーの炊き込みご飯
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ペルー人は鶏肉大好き。ジューシーでホロっホロの鶏モモ肉とパクチーの炊き込みご飯です。あまりに美味しくてがっついてしまいました(笑)。


✔︎lúcumaフラペチーノ(ルクマフラペチーノ)
ペルーのスタバの限定ドリンク
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ルクマという、これまた栄養豊富なスーパーフードといわれている果物があります。日本でもパウダー状のものなら手に入るそう。これはそのルクマのフラペチーノです。調べたサイトには「めっちゃ美味しい」と書いてありましたが、めっちゃ美味しかったです(笑)。


✔︎Inka kola(インカコーラ)
コカコーラが出しているペルーのコーラ
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味はデカビタみたいなかんじ。ペルーの国民的ドリンクだそうです。


✔︎chicha morada(チチャモラーダ)
紫とうもろこしジュース
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チチャも栄養豊富なスーパーフード!各地で飲みましたが、写真はリマの人気サンドイッチ屋さん"La Lucha"にて。


✔︎ suspiro a la limeña
「リマっ娘のため息」という名のスイーツ
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固めた練乳の上にふわふわのメレンゲがのっている、がっつり系悪魔的スイーツです。でも病みつきになりそう。


✔︎ Chifa(チーファ。中華料理)
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今ペルーには日本人はほとんどおらず、そのかわり中国人移民がいっぱい。その影響で”Chifa”と呼ばれる中華料理店が多数あります。でもChifa=中華と言うよりは、中華料理とペルー料理とのフュージョンと捉えた方がいいそうです。リーズナブルでとても美味しいです。


✔︎ Coca(コカ)のドリンク
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コカの葉は日本持ち込み禁止。ということで、ワラスにてコカ茶やコカのカクテルをいただきました。私は味というか質感?がちょっと苦手で、リピートはナシでした。


あー。どれもこれも本当に美味しかった!ごちそうさまでした!


次の記事でリマの街を紹介します。いよいよペルー旅行記完結です!

2019/08/24-25 Cusco半日弾丸観光と予期せぬハプニング〜2019 ペルー旅行記その14〜

8/24はマチュピチュ村を午前11時に出発し、列車とcolectivoを乗り継いで14時すぎにCuscoに到着しました。


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Cusco(クスコ)はインカ帝国の首都。標高3400mほどの高所にあります。侵攻してきたスペイン軍は、もとあった建物を悉く破壊したものの、耐震性に優れたインカの精巧な石組みで作られた土台は残しました。その上にコロニアル建築とよばれるスペイン調の建物を建てたことにより両者が融合した特徴的な街並みが形成され、それが世界遺産に登録されました。


今回は翌25日の早朝の便でリマに戻るため、観光できるのはこの日のみ。事前にガイドブックを調べて行きたいところをリストアップしていました。


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時間が無いので、バスを降りて足早に宿へ。途中で町の中心となる広場、"プラサデアルマス"を通ります。そこで思わず足が止まりました。


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こ、これがクスコのプラデアルマスかー!!

巨大!写真ではイマイチ伝わらない・・。これまでに見たプラサデアルマスとは格が違う感じです。さすがはインカの首都!


これを見ただけでもう、観光地としての規模の違いを実感しました。せめてもう1泊すべきだった・・・!


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これがコロニアル建築かー!


と感動しながら宿に到着。チェックインを済ませて、まずは標高差200mほどの高台にある遺跡"Sacsayhuaman(サクサイワマン)"を目指します。

ペルーレイルの中で小さなケーキを1/3ほど食べただけなのでお腹が空いていましたが、時間がないのでランチはおあずけ。走ります!


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しかし、走るととたんに息切れが。坂の傾斜もきつく、力が出ない。すぐに歩いてしまいます。標高3900mには確実に順化していたのに・・・病み上がりの影響ってことにしておきましょう。


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目の前にアンティクーチョの屋台が現れ、たまらず鳥串を購入。食べながら歩くとさらに息が切れました(笑)。


でもサクサイワマンはプラサデアルマスからほんの1kmほど。もうひとのぼりでゲートが見えてきました。

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手前にいたおじさんに聞くと、入場料はなんとs/70(2240円ほど)!ワラスで"入場料s/5"とかが当たり前になっていた私には信じられない高額です。アレ?地球の歩き方見てきたけどそんなに高かったっけ・・


しかしおじさんはこう続けます。「自分は地元のコミュニティに所属しているからタダでゲートを通過できる。私の車に乗っていけば、サクサイワマンの1番下の階層だけ見て、塔のある高台まで行くことだけなら可能だよ。それでオーケーならs/20だよ」


え、なにそれ。怪しすぎる(笑)。とりあえずスマホに入っている「地球の歩き方kindle版」を見直してみる。よくみると、クスコの観光スポットを周遊する券が何種類かあるらしく、それがs/70と書いてある。うわ、こんなに高いと知っていればここまで登ってこなかったのに・・。


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ほんと言うと高台に登りたかっただけだし、もうこの眺めで十分かしら・・・


なんか言っていることは怪しいけど、この人自体は首から身分証みたいなものを提げてゲートの前に堂々と立ってるし、それほど怪しい感じはしない。本来s/70のところ一部だけでもs/20で見られるならいいか・・と悩んでいたら、きました。値段交渉。


「いくらなら出すの?」


それにしてもこの人の英語は、今まで聞いた現地人の英語の中で一番クリアだ。

「いやー、私s/10だとばかり思ってここに来たのよね・・・」

ととぼけたら、「ええー!そりゃないわ。でも、ならs/15でいいよ」と言ってきた。

うーん。この車乗って変なとこ連れてかれやしないか?としばし悩んだが、乗ってみることにした。

おっさんはフレディと名乗った。車で坂を上って行くとそこにもゲートがあり、彼の言う通り顔パスだった。そうしてサクサイワマン遺跡の裏口みたいなところで止まった。そこで、遺跡の1階部分と高台への道順を詳しく説明された。お金を払うと、おじさんは車で行ってしまった。


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えっと、ここから入るのね・・って、「立ち入り禁止」とか書いてあるじゃん!
おっさんはもう居ない。これ、係員に見つかったりしたら怒られるかも知れないってこと??
もし入らせてもらえなかったら安いと思ったs/15が台無しに!


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急いでそこを通り抜け、小走りで観光客がいるエリアへと向かった。はやく紛れ込まなければ!(笑)


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で、無事誰にもとめられることなく遺跡の1階部分にたどり着いた。たぶん、裏口入場だからここより上に行くと何か問題が起きるってことなんだろう・・。


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スペイン軍侵攻の際、籠城した高台の要塞。カミソリの刃1枚通さないインカの石組み、ということだが、ナイフブレード打てそう、って思っちゃった・・・


ま、私にはこれで十分。インカの石組みを撮影し、高台へと向かう。そもそも遺跡見学は私にとっておまけだった。ここへ来た主目的は、上から見るとピューマの形をしているというクスコの街を高台から見ることだったのだ。


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で、標高3600mの丘の上に立った。みんなハアハアしてる。情けないなあ。私もだけど。


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ここサクサイワマンを頭としてピューマの形をしているというクスコ。ぜんっぜん分からなかった。

自撮りと露店の物色で思ったより時間が経ってしまった。まだ見たいところがあるから急いで帰ろう!

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ココのおばちゃんは値段交渉に応じてくれなかった。というか、スペイン語がわかってないと勘違いされてるみたいだった。


雲行きが怪しいなと思っていたらこの後ほんの少しだけ雨が降った。ペルーにきてはじめての雨だった。でもほんの少しですぐ止んだ。


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ということで、また走る!弾丸観光だからずっと走りっぱなしです。


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そして次なるスポットは"プレコロンビーノ博物館(美術館)"。プレコロンビーノ(プレ・コロンビア)美術とは、スペイン人征服(1532)以前の南アメリカ先住民美術のことだそうで、ペルーでいえばプレ・インカおよびインカ帝国時代の美術のこと。ここにはその時代の美術品が展示されている。地元アーティストの評価も高いとのことで、ほかにも多数有名な博物館や教会がある中から敢えてちょっと変わり種を選んでみました。


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サクサイワマンからの帰り道にあるというのも決めてのひとつでした。そろそろ換金してきた現金が尽きそうなので、入り口でs/20の入場料をカード払いにしようとする。その時、気づいたのでした・・。カードがない!


いまだに信じられませんが、カードはなくなってしまいました。人混みは避けていたし、貴重品はランニング用の腰バンドに入れて常に服の下に身につけていました。それに、たった2時間前に宿代をカードで支払った後は、今までほぼずっと走り続けていました。
スられるなどということが起こりうるのか・・・?落としたのか・・・?と自分ではそう思ってしまう状況でしたが、クスコは犯罪も多いと聞きます。
あの車に乗った時?いや、フレディおじさんとはそれほど接近してないしなあ・・・


とりあえず宿に戻って、ひととおり荷物を調べなおし、やはり無い、ということを確認してすぐにカードを止めました。


そして、こんなときのために持ってきていた予備のビザカードをここではじめて使用することに。
もう、びっくりしたし走り疲れたし、プレコロンビーノ、行かなくていっかな・・・と思いかけたけど、くじけずまた博物館に走って(笑)戻りました。


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しかし、またしても不思議なことが起きたのでした。暗証番号が違うといってエラーになってしまいます。二度目もエラーになったところで、完全に頭を抱えました。


なんでよ・・。どゆこと?何が起きてるの??


狐につままれたような気分のまま、仕方なく第3のカードとして持参していた最後の砦のマスターカードを使いました。


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カードが1枚なくなったことはショックだし、(本当にスられたのかどうかは分からないものの、)「スリにあわないというゲーム」に負けたこと自体もなんか悔しかった。でも、今は弾丸観光中。くよくよしている時間はありません。


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幸い、マスターカードがあったおかげでプレコロンビーノ博物館も無事みることができました。


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展示物は本当に発掘されたものなの?と驚くほどキレイ。美的感覚(?)も現代人の私にも十分共感できるもの。展示の仕方もきれいだった。


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思ったより長居してしまった。

疲れたけど来て良かった!でもクスコはまた観光に来ないとね・・・


ここで18時過ぎまで時間を使いました。外はすでに暗くなり始めています。なるべく暗くなるまえに観光を終えようと思っていたけど・・仕方ありません。人通りは多いし、まだ大丈夫でしょう。

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今回の弾丸観光、最後となるスポットは、"世界最高所にあるアイリッシュパブ"です!

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イギリスでアイリッシュパブに親しんだ身としては行かないわけにはいきません。

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ギネスもあったっぽいけど、すぐ目についたIPAを1pintオーダー。オーダーしてから現金オンリーだと知りました。足りたけど、貴重な現金が・・・


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標高3300mあるので酔いがまわります!


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鏡を利用して自撮り!⭐︎

アイリッシュパブ然とした凝った内装とビールを満喫して、19時半ころお店を出ました。


途中お土産やさんに寄ったりしながら一旦宿に戻り、宿の近くで夕飯を食べられるところを探しました。しかしビザカードしか使えないお店ばかりで困ってしまいます。数軒探し回った挙句、ビザしか使えないというお店で妥協しました。


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ロモ・サルタードならぬ、アルパカ・サルタード!(肉と野菜の炒め物)焼き加減のせいかも知れませんが、牛肉のロモサルタードより少しお肉が硬かったです。


持っている現金で払えるメニューを選び、食事後、もう一度ビザカードを試してみます。しかし、やはり暗証番号がはじかれる・・・なぜだ?仕方なく最後の現金を使い果たしてお店を出ました。


支払い限度額になってる?そんなはずはないと思うけど・・・。オンラインで明細を見られるので、使えないビザカードの明細を確認してみました。

すると・・・目を疑いました。


覚えのない使用履歴が8/20と8/21に計6回もあります。しかもその合計額は20万円超え!


なんじゃこりゃ〜〜!


急いでまた国際電話をかけてカードを止めざるを得ませんでした。


ということで、たった半日のうちに3枚中2枚のカードを失ってしまったのです(笑)。
もし第3のカードがなければ・・・。現金は尽きているし、今はもう土曜日の夜。明日は日曜日で大使館もあいていません。
完全に路頭に迷うところでしたね!クスコ空港に行く手段がないですから・・・


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南米旅行は甘くないぞふっふっふ・・・


事前にペルーのことを調べていて、変なところへ行かなければ治安はそれほど悪くはないものの、準備はしていったほうがいいだろうと、カードを複数枚持ったり、現金を小分けにしたり、貴重品を服の下に身につけたり、その他防犯にはいろいろと注意を払っていました。
でもやっぱり初の南米ひとり旅1ヶ月はノーミスでは終われませんでした。


第2のカードに何が起こったのか、真相はまだカード会社が調査中ですが、スキミングされたか、もしくはどこかでwifiをハッキングされカード情報をとられたか位しか思いつきません。第2のカードは旅行中一度も使っていないし取り出してすらいないので、スキミングよりも後者の可能性が高いと思っています。


ま、そもそもメインで使っていたカードを紛失しなければこの事実には帰国するまで気づかなかった可能性も高いので、不幸中の幸いだったと言える気がします。


ちゃんと不正使用の事実が確認されれば請求はされないようです。期待しないで朗報を待つのみですね・・・。


ということで色々あったクスコでしたが(ちなみに不正使用の日付はリマにいたとき)、マスターカードのおかげで翌朝無事空港へ行くことができ、リマに戻りました。


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クスコの空港で"alfajor"(アルファホール)をいただく。ペルーの伝統的なお菓子。見かけによらず甘さ控えめあっさり味で軽く食べられる。


他の国の歴史に触れると、自分の国の歴史をもう一度勉強し直したくなりますね。
私は大学受験、日本史選択でしたがもうほとんど知識残ってません・・・


さ、気を取り直して最後の3日間もリマ観光を楽しみましょう!

プロフィール

chippe

Author:chippe


肉好きchippeのブログへようこそ!
2006年10月 山歩きを始める。
2007年9月 クライミングを始める。
山岳同人「青鬼」所属。
「メラメラガールズ」所属。
国際認定山岳医。
「カリマーインターナショナル」アンバサダークライマー。
現在は無職、旅人。
旦那さんはpecoma。

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