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アメリカJoshua Tree生活開始。

アメリカに入国しました!!


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久しぶりの海外だからか、先進国で難易度低めなはずですが初日からなかなか苦労しています。


ひとまず成田へ向かう車内でSIMピン忘れたことに気づき、焦ってシャープペンの先をグリグリやったらピン挿入口を壊しかけました・・😅


成田では、子供が居るだけでVIP待遇!これは北海道へ行った時も感じましたがお得だなと思います。


機内でも、体重9kg以下の幼児が居ると後ろ向きチャイルドシートを設置するからか、LCCなのに足元が広々した席で快適でした。オムツ替え台もかなり小さい(ベルトも無し)ながら一応あって、どうにかウンチも被害なく替えられました。


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しかし結構子供が泣いたので抱っこしている時間は長かったです。自分の問題もあって機内では結局ほとんど眠れませんでした。


11時間後、ロサンゼルス空港に到着!


まずimmigrationがあり、サクッと通過。ココで「他に申告することはあるか?」と聞かれますがもちろん"No"と答えます。その後預け荷物が出てくるベルコンに移動して荷物を受け取り、受け取った後は即出口だったので、結局預け荷物の中身を検められるタイミングはありませんでした。一応税関のカウンターもあったけど、それもベルコンの前だったし。置いてきたチキンエキス入りのベビーフード20食、ヨユーで持ち込めた!orz
ちなみに、預け荷物がなかなか出てこなかったのでここでかなりタイムロスしました。


そしてここからがちょっとした試練でした。レンタカーはdollarで予約しましたが、レンタカー屋は空港内には無くシャトルバスで移動します。このシャトルバスは5〜10分おきにたくさん来るものの、毎便結構混んでいて、荷物が多過ぎる我々はなかなか乗れません・・。「次のに乗れ」と2回言われて4本くらい見送った後、埒が開かないので強引に乗り込みました。

レンタカー屋にようやく到着し、32kg2個と23kg3個と各家族21kg分の手荷物を4人で協力して運び出し、カウンターの長蛇の列に並びます。やっと受付できたけど、なんか初めてのシステム?「700番台のパーキングに停まってる車どれでも好きなの選んで乗れ」と言われパーキングの野に放たれました。車内にキーが置いてある状態で車が並んでます。しかし、困ったことにEVしかない・・。カリフォルニア州はEV普及を頑張ってるみたいですが、40日キャンプ生活だしEVがフル充電でどのくらい走るのか分からないしEV充電環境がどの程度なのかも知らないし不安すぎる・・。そこら辺をウロウロしてるスタッフのおじさんは「EVにしなよ!EVいいよ!」以外言わないし、他にも数組困ってる客がガソリン車求めてウロウロしてるカオス。ほかのスタッフを捕まえて聞いたら、「はいじゃあガソリンがいい人みんなカウンターに行って!」と言われます。えっ、またあの長い列に並び直し・・!?と焦ったけど、別のスタッフが対応してくれました。で裏に停めてあった小さいガソリン車をあてがわれました。カウンターで「大人2人にチャイルドシートじゃコンパクトカーは小さ過ぎるから、格安でSUVにチェンジしてあげるよ!」とフレンドリーに売り込んできたおにーさんの口車に乗らなくて本当に良かったと思いました。もしあそこでそう契約していても最終的にこのコンパクトカーをあてがわれる羽目になっていたのでしょう・・。


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その後ウォルマートで買い出しし、ガス缶がなかったのでREIにも寄り、寝不足と時差ボケによる鬼の様な眠気と戦いながらキャンプ場を目指すも、結局到着するころには日が暮れてしまいました。暗い中彷徨って予約したサイトを探し、テントを張って簡単なディナー&コーラで乾杯!


夜は時差ボケなのか、子が泣き続けててなかなか眠れませんでしたが、新しいエアライズ3は快適でした。


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DXフライ仕様で前室が倍の広さになってます!


翌朝はしばらく起きられませんでしたが、どうにか起きて荷物整理とかして、昼過ぎから活動開始しました。


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ビジターセンターでトポ(日本では手に入らず!)をゲットし・・

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まずはHidden Valleyの偵察をば!


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アメリカライフ🇺🇸スタートです!テンション鰻!!

赤ちゃんとジョシュアツリー40日間に向けて。航空券、パッキング、保険・・・etc

0_IMG_8517.jpgベビーモカシム!!(非売品)マルチ用ショックコードアンカー付き。


出国の日が間近となりました!
明日から40日間、家族みんなでアメリカ、カリフォルニア州のジョシュアツリー国立公園へ登りに行きます。
宿泊はもちろん、キャンプです。
これまでのような自分達だけのツアーなら、40日海外キャンプでも不安はほぼゼロだったと思います。
ジョシュアツリーは街まで車で30分程度だし、単なるフリークライミングのツアーなので、登山やビッグウォールなどと比べたら考えることはかなり少なく単純です。小川山キャンプを海外でしているだけ、みたいなお気楽ツアーです。


しかし今回は、「10ヶ月の赤ちゃんを連れて行く」というのが最大のテーマ、ともいえるかも知れません・・。昨年アメリカを訪れた友人などから、円安とインフレで現地での買い物はかなり高くつくと聞いていたので、赤ちゃん用消耗品はほぼ40日分を日本から持って行くことにしました。


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おむつ200枚(+おむつライナー40枚)、おしりふき5パック、粉ミルク3缶、ベビーフード20パック、などなど・・・。


ちなみにベビーフードは40パック(毎日の昼ごはん分)を用意していたのですが、直前で「そういえば肉類が含まれたものは持ち込み禁止だった!」と気づき、没収されるのも嫌なので取り除きました。そしたら残ったのは半分の20パック・・。
一見お肉が入っていないように見えるメニューでも、たいてい「チキンエキス」「チキンブイヨン」などが入っているということも分かりました。そりゃそうだよねー。
粉ミルク3缶も、たぶん20日くらいでなくなってしまいます。でも粉ミルクも豚脂関連?のなにかが入っていて、未開封なら持ち込みOKのようですが、開封してるとダメみたい。


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この嵩張りようなので3缶が限界でした・・。


このほか、キャンプ用品とクライミングギア、服や日用品などでなかなかの大荷物です。


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ちなみに航空券は、ZIPAIRで予約しました。はじめは、「子連れだったらサービスが充実していないと不安!」と思い、JALやANAなどのFull Service Carrierを考えていました。でも、一緒にいくaimy家などと検索しているうちに、ZIPAIRはただのLCCではない!ということが分かってきました。機内食やアメニティ、受託手荷物などが予め航空券代に含まれていないというだけで、サービスや定時到着率、設備はFSCと同等のようです。


さらに、子供連れであれば、むしろサービスがより充実しているとも言えるかも知れません。運賃はU6という子供向け定額料金の設定があり、成田-LA間は10000円(2022/12時点)です。また、FSCでは通常、赤ちゃんを大人の席で一緒に抱っこして乗るという前提で、運賃が大人の10%となるのに対し、ZIPAIRではチャイルドシート付きの席を子供用に用意してくれます。また機内トイレにはおむつ交換台もあるそうです。ミルク用のお湯は無料でくれるし、機内でベビーフードの販売もあるとか。


座席指定については、子供1人につき大人1名までなら無料で出来ます。でも、もし両親とも隣の席がいい場合は、大人もう1名分の座席指定は有料になります。


そしてLCCなので、預け荷物も航空券代には含まれていません。ZIPAIRでは、14kg、23kg、32kgという3つの料金設定があって、行き先によって片道1個いくらと決まってます。今回私たちは23kgの預け荷物3個と、ひとり7kg、3人で合計21kg分の無料機内持ち込み荷物を利用してなんとかなりそうです。


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また、このほかチャイルドシートとベビーカーは両方とも無料で預けられるのですが、ベビーカーの替わりに背負子を持って行く予定で、こちらも無料預けOKという確認がとれました。小さい子供がいるのでコールセンターに色々と質問などしたのですが、メールは概ね一両日中には返信がくる感じで、対応も丁寧で、とくに不安なくやりとりできました。ZIPAIR、今の所の印象は悪くないです。


それにしても、コロナのせいで実に3年ぶり!の海外旅行となってしまいました。2019〜2020年は飛び回っていて慣れっこだったのに、海外旅行のやり方をすっかり忘れていたので思い出す作業からスタートでした。過去の自分の記事も参考になりました(笑)。


子供のパスポート取得、国際免許取得、ESTA申請、レンタカー予約、傷害保険契約、海外SIM購入、etc・・・。


0_IMG_8512.jpg大堂のあとは、城ヶ崎で登ったり湯川で登ったりしてクラックトレーニングもすこし出来ました!



現地ではきっとタイヘンなことも色々あると思いますが、久々の海外遠征を思いっきり楽しみたいと思います!!!

2019年11月 中国旅行 麗江観光〜白沙、束河古鎮、玉龍雪山

麗江から日帰りで気軽に行ける観光スポットとして、少数民族ナシ族の古い村、白沙と束河古鎮があります。


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壁画の村、白沙。玉龍雪山をのぞむ。


どちらも麗江古城のような古い街並みの残る村ですが、束河古鎮は観光地としての整備がかなり進んでおり麗江古城に近い雰囲気。それに対して白沙は、ナシ族の人々の暮らしを垣間見ることのできる比較的静かなところです。


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束河古鎮は麗江中心地から約7km。束河古鎮からさらに7kmで白沙です。


バスなら1元(15円!)で行けるようですが、タクシーも日本ほど高くないので、今回はタクシーを使いました。


まず白沙まで向かいます。約50元(750円)。

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村の中心地を離れて、まずは静かな農道を歩きます。


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ここで暮らす人々が農作業をしていたり、井戸端会議をしているのを眺めながらゆったりとした時間を楽しみます。


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のんびり歩きながら村の中心地へ。少数民族が描いたという可愛らしい壁画がたくさんあります。左上はトンパ文字と呼ばれる象形文字です。


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村の中心地は雰囲気が一転して、お洒落なお店がたくさん。下北沢を彷彿とさせる、ちょっと洗練されたビンテージ調の街並みがお出迎えです。


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欧米人にも人気の観光スポットなのだとか。お洒落なカフェで美味しいケーキなどをいただきながら女子トーク。


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伝統工芸の刺繍のお店がたくさんありました。藍染みたいなお店も。ショッピングを楽しみながらぶらぶらします。


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ナシ族の人々による民族音楽の演奏も。鐘や木魚のようなものを叩かせてもらいました。


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食べ歩きも満喫!お米の入った黒いソーセージのようなものがとても美味しかったです。焼き芋は色が濃くてとっても甘くて安納芋みたいな美味しさ!私が食べているのはお豆腐を揚げたものです。本当に何を食べても美味しい中国!どれも観光地価格でしたが、それでも200円以下です。


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白沙壁画とよばれる有名な壁画はこの奥に保存してあり、有料、撮影禁止です。入館料と古城保護費あわせて70元(1050円)ほどを入り口で支払います。


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白沙散歩満喫!結構歩いたね〜。


白沙から束河古鎮へはバスで行けると聞いていたので、バス停を探したのですが見つけられず。タクシーの乗降場もとくにはありません。観光客を乗せて来たタクシーをたまたま見つけたので、拾って乗ることが出来ました。

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束河古鎮は麗江古城のミニバージョンという感じで、立派なタクシー乗降場もある観光地でした。


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お土産屋さんの立ち並ぶ石畳の美しい街並みは麗江古城と似た感じ。


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プーアル茶や、小さい蜜柑に熟成させたプーアル茶を詰めた"小青柑"とよばれるお茶などを試飲させてもらって購入しました。飲み方や効能などをケータイの翻訳ソフトで色々教えてくれました。


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暗くなるまで散策して、夕飯を食べて帰りました。夜景も綺麗です!


麗江最終日には、ついに玉龍雪山を間近に見られるスポットまで足を運びました!

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玉龍雪山風景名勝区という名の玉龍雪山を擁する公園は、上の地図にもある"甘海子"という場所までタクシーで行きます(バスもあります)。麗江中心地から約20km、片道120元(1800円)くらいでした。


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公園の入場料は一人100元(1500円)です。

甘海子に観光センターと大きな駐車場があり、ここが観光基地になっています。

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中国人観光客で賑わう。外国人はほとんどいませんでした。


ここでタクシーを降りたら、色々な選択肢があります。
ここの名物ともいえる、標高4500m地点にある氷河公園まで一気に上がれるロープウェイは、現時点では外国人が個人で予約する手段がありません。

麗江古城を歩き回って調べたところ、外国人が氷河公園まで行くには、おおよその相場580元(8700円)くらいのツアー(麗江古城からの送迎や他の観光スポットなども込みの最安値)に参加するしかありません。

そこで私たちは今回ロープウェイを諦め、藍月谷(らんげつこく/blue moon valley)と呼ばれる美しい棚田状の滝のあるスポットまで行ってみることにしました。


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往復20元(300円)のチケットを買って、専用バスに乗ります。


バスが進むにつれ、心を奪われるような美しい景色が間近に迫ってきました!

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碧く透き通る河と氷河をたたえる玉龍雪山。


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氷河から流れ出た清流。


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人気の景勝地なのでしょう。前撮りと思われる新郎新婦さんが何十組もいました。ウェディング撮影専用マイクロバスみたいなのが走っていて、川べりにウェディング専用のメイクアップルームもありました。


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そして着飾ったヤクがいました。この子は左右の角がそれぞれ前後を向いている珍しい個体でした。


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そして50元払うとこんな写真が撮れます(笑)。


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本当に美しいところでした。麗江を訪れたなら、ココは一見の価値ありです!


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さて。そろそろ2019年も終わりに近づいています。この1年は本当に色々なところへ行きました。


異国の大きな壁を求めてお勤めを辞め、ウィンタークライミングの楽しさと、思い通りにいかないことの方が多いということを学びました。真剣に取り組むには、ほんの1年や2年、自由になる時間があるだけでは足りません。それでも、そうした世界を知らないまま居るよりははるかに多くの経験が出来ました。

知らない土地を訪れ、未知の文化に触れて、本当に様々な感情や考えが生まれた一年でもありました。
出会いもたくさんあって、実りある放浪生活だったと心から実感しています。


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そして改めて家族の大切さを感じた一年でもありました。
旦那さんがイギリスから帰国したら、しばらく日本の岩や山を巡りたいと思います。


来年もいい一年になります様に!

2019年11月 中国旅行 麗江の観光 〜麗江古城

黎明(リーミン)でクライミング後は、空港のある麗江の街に移動して、帰国までの丸3日間、がっつり観光をしました。


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麗江は雲南省にある人口120万の地方都市です。近代的で清潔な街並みのいわゆる"都会"ですが、2400mほどの標高にあり、万年雪をいただく標高5596mの玉龍雪山が望めます。そしてここに、古い街並みが保存され世界遺産に登録された"麗江古城"があります。


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中国の観光はこれがはじめてなので、「千と千尋の神隠し」の舞台になったともいわれるこのエキゾチックな雰囲気も、ざっくり「中国旅行」の印象として受け止めていました。でも、こうした古い街並みが保存されている場所は中国でも珍しいそうで、中国の人にとっても人気の観光スポットだそうです。


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石畳の美しい街並み。かなり人気の観光地のため、レストランやカフェはもちろん、麗江特有の屋台料理が並ぶフードコートもいくつもありました。多種多様なお土産屋さんが歩けど歩けど途切れることなく並んでいます。


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麗江の名産であるプーアル茶をはじめとした中国茶を売るお店、果実酒のお店、からーいお惣菜のお店、スイーツのお店、ブティック、銀器や銅器のお店、漢方のお店、などなど・・。


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試飲試食もガンガンさせてもらえました(笑)。

ただ歩いているだけであっという間に1日が過ぎてしまう場所。380ヘクタールもの広さを有する麗江古城を、今回は2.5日かけて歩き尽くしました。


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麗江古城敷地内は一般車両立ち入り禁止。宿から一番近い門の前でタクシーを降りると、宿のスタッフが荷台を持って待っていてくれました。しかしクライミング帰りの四人の荷物が多過ぎてキャパオーバー!英語の話せるスタッフのお兄さんが、タジタジながらも親切に対応してくれました。ひっくり返りそうになる荷台を四人で支えながら宿を目指しました(笑)。


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宿に着いたらウェルカムティーのサービス。このあと、麗江古城の地図を広げて、観光スポットなど色々教えてくれました。


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このクオリティで1人1泊1500円くらいなのだから驚きですよね・・!宿の主人は何かと気にかけてくれ、快適に過ごせました。


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麗江到着日の夜は四人でお疲れ様パーティ!


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ダック、トリュフ、松茸、火鍋(ヤクのお肉!)、おデザも・・・がっつり楽しんでお酒も飲んでひとり2000円ちょい。右下は朝ごはんのおかゆと小籠包。


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中国茶のお店はたくさんあります。店内には必ず"自動お茶マシン"(と茶器)があり、試飲させてくれます。私もバラや雪菊、小青柑(小さな蜜柑に熟成させたプーアル茶を詰めたもの)など、いろいろ試飲させてもらいました。見たことのないモノばかりなので、試飲することで飲み方や味が分かり、購入時の参考になりました。とてもいいシステムだと思いました。


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麗江の町の標語?のなかに自分の名前がありました(笑)。


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リーミン同様、犬天国でした。寒い地方だからか、アラスカンマラミュートを連れて歩いている人が多かったです。


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麗江グルメ!大きい写真はヤクの炒め物。ヤクの肉は旨味が強くて猪肉のような感じ。美味しくてハマりました。鯉鍋も郷土料理として有名なようです。臭みはなく、脂が乗ってほろほろでした。そしてとにかくキノコがよく採れるようで、日本なら手が出せないような高級キノコ料理を連日楽しめました。


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オープンテラスでお食事したり、買い食いしたり。


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地球環境に優しいとして今話題の昆虫食も、麗江では一般的なようです。


麗江古城のもうひとつの楽しみは、マーケットでのお買い物!


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地元の人々が集まる市場が古城の一角にあり、毎日朝6時くらいから夕方まで賑わっています。


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野菜、果物、麗江名産の種類豊富なキノコ(モリーユ、ポルチーニ、松茸、アガリクスなどなど!!)、肉、魚、はちみつ、ナッツ類、お茶、売店や食堂・・。衣料品や日用品も売っています。ペルーでもベルファストでもマーケットを楽しみましたが、やはりマーケットは旅の醍醐味。


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地元の人々が集まり、地元の名産品が集まり、その土地の日常がぎゅっと詰まった活気ある場所です。そこで片言の現地の言葉を駆使してお買い物をするのもとても楽しいです。



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麗江古城の北の端には黒龍潭景区(通称、玉泉公園)という公園があり、美しい池と玉龍雪山を望むことができます。



街並みがとにかく美しく、ただ歩いているだけでも心沸き立つ麗江古城。女子ならきゅんきゅんすること間違いなしです。


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昼の風景。


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夜の風景。


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2.5日でやっと主要なスポットをまわれたかな?という感じですが、それでも隅々までは見られていないし、行ってみたいレストランもまだまだたくさんあります。お店のひとつひとつをゆっくり楽しむならもっと時間が必要ですね。


次の記事では、麗江からタクシーでいける、同じく古い街並みの残る白沙と束河古鎮をご紹介します!

北アイルランド Belfastの旅。

アイルランド北端のUlster(アルスター)地方には9つの州があり、そのうち東側の6州はイギリス領です。
北アイルランドの紛争の歴史(英国では"The Troubles"と呼んでいるらしい)は民族と宗教の違いに端を発し、その複雑さと根深さを完全に理解するのはかなり難しいです。

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Belfast名物(?)Big Fish。


旦那さんのペコマが留学しているBelfast(ベルファスト)は、そんなアルスター地方最大の都市。アイルランド全土ではダブリンに次ぐ大都市だそうです。

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留学先である"QUB"(クイーンズユニバーシティベルファスト)前で。


先月は、自分の誕生日である9月10日から丸3週間、このベルファストの街で暮らしていました。


今回の旅はクライミングや登山が目的ではなく、ペコマとのこの街での暮らしを満喫してきました。


出国日は記録的台風で欠航が相次ぐなか、運良く夜遅い便だったため無事出発!
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エミレーツ航空のエアバス380はバブリーな内装でエコノミークラスでも快適。ご飯も美味しいしトイレの水道はセンサー式だし。一般人は立ち入れない(?)2階部分(シャワーやスパもあるとか!)がいつも気になる!


イギリスの入国審査は、日本のパスポートなら自動化ゲートを通れるので早くて快適!
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ロスやサンフランシスコのような厳重さ、煩わしさはほぼありません!


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ベルファストシティ空港(BHD)は小さくて使いやすい。空港から市街地まではバスで往復4ポンドです。



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到着した日の夜は肉肉しいバースデー飲み!


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日常のヒトコマ。ペコマを大学に送り出したあとはカフェで読書や英語の勉強。写真はお気に入りパティスリーカフェ"Patisserie Valerie"のクロワッサンサンドと、英語学習者御用達の"Duo 3.0"。1週ごとにペコマと罰ゲーム付きの暗記合戦をやってました(笑)。



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ランチは大学構内のカフェで合流。葉っぱを食べる習慣のないイギリスでこのサラダバーは嬉しい!



大学が終わったらスポーツセンターに合流して着替え、走ったり筋トレしたり。
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ビジターでも1ヶ月36ポンドのパスで利用できました。トレーニング後はここでシャワーも浴びて帰ります。

クライミングジムは歩いて3kmとちょっと遠いんだけど、週2くらいで行ってました。



もちろん、パブにも沢山いきました。
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外で飲めるのも楽しい!


お部屋でTESCO(スーパー)の肉を焼いたり。ロモ・サルタードを作ったり。
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BAOのテイクアウトしたり。(英国では"to go"ではなく"take away"という)


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天気がいい日はもちろん登りに!



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不思議な雲に見とれたり、ボーダーコリーの子犬と遊んだり。


またある日は、ペコマを大学へ送り出したあと街中をお散歩!

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おしゃれスーパーを散策。"サワーズ"と"アボカ"。


ペコマが留学しているQueen's University Belfast周辺は大学生の街ってかんじです。
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近くのスタバには大学生がたむろしている。


中国人も多い。中華料理のお店もたくさんあって、なかでもココは人気店。"HotPot(火鍋)"のお店!

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肉、野菜、魚介、キムチなどなどバイキング形式で1人20ポンドは安い!一人用のIH内蔵テーブルで、ミニ火鍋と焼肉を同時に楽しめる。ヘルシーで美味しかった〜。


ちなみにイギリスの物価は日本と比べて高めで、スーパーに売っているものの価格は日本とほぼ同じくらいですが、外食すると約1.5倍くらいの感覚です。



またある日の朝はイギリス式に。
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" クリームティ"(紅茶とスコーン+ジャム+クロテッドクリームのセット)をしてみたり。


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そしてまた登りに!ここ、Fairheadの岩場はベルファストから車で1時間ちょいのシークリフです。


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30〜60mほどの玄武岩の柱状節理が数キロに渡って聳え立つ、一大クライミングエリアです。各ルートには懸垂下降で取り付きます。


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グレーディングはEグレードで、終了点含めボルトは一切なし。クラックやリスが閉じていようと関係ありません。でもほとんどの人が、ヤバいルートはTRで登るか、TRリハーサルをしてからトライするようです。



3度目になるベルファスト訪問もこれで最後かあ。ということで、記念撮影さんぽ。

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ボタニクスガーデンで記念撮影!帽子はペルーのお土産。


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人気のアジア料理店"Jumon"でらーめん。



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ハーフマラソンにも出てみたり。


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ちなみにマラソンの前日は北アイルランド最大のお祭り、"カルチャーナイト"でした。


たまには街歩きデートもね。
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巨大路上チェスを楽しむ人々。


最後の週にはアイルランドの首都、ダブリンへ小旅行!
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列車に揺られ2時間。


ダブリンは3月にも一度観光しましたが、今回はその時行けなかったトリニティカレッジに行きました。

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トリニティカレッジは400年以上の歴史がある、アイルランド最古の国立大学。"世界で最も美しい本"と称される、1000年以上前に描かれたゴスペルの本"ケルズの書"や、映画「スターウォーズ」の"ジェダイ図書館"のモデルにもなり、長さ65m、約20万冊を蔵書する"Long Room"など、見どころ満載です!


で、見学が終わったなら繰り出します。いざ、パブの街ダブリンへ!

ダブリン観光なら必ず行くべし、"The Temple Bar"、からの、ハシゴ、ハシゴ・・・。
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シーフードも美味しいダブリン。ギネスは生牡蠣と楽しむのが通だとか。


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アイリッシュパブは昼から翌朝までずーっと営業していて、1日に何度もローカルミュージックをメインとした生演奏が楽しめます。

食後のコーヒー(アイリッシュコーヒーやベイリーズコーヒー)だって、締めのアイス(ベイリーズアイス)だってアルコール入り。
宿で仮眠も挟んで1日がかりの肝稽古でした!


帰国前の数日もベルファストでゆっくり。ペコマは月1のプレゼンも終えて完全自主休暇モード。

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美味しい日本食屋見つけた!"Kamakura"さん。


岬まで電車で行って、家まで16kmほどの海沿いラン。
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ハーフマラソンの疲れが残っていてけっこう辛かった(笑)


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美味しいものを食べて、飲んで、笑って、走って登って、英語もやって。

旅人ながら、少しだけベルファストの住人気分も味わった3週間。


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帰国のフライト直前、空港のカフェにてラストランチ。


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遠い海の向こうにまたひとつ、心のホームタウンが増えました。
その土地の文化に触れ、人に触れ、それまで縁もゆかりも無かった土地が、身近な場所になる。
旅はやっぱりいいものです。

"Viajera"ちっぺの旅はまだまだ続きます。

プロフィール

chippe

Author:chippe


肉好きchippeのブログへようこそ!
2006年10月 山歩きを始める。
2007年9月 クライミングを始める。
山岳同人「青鬼」所属。
「メラメラガールズ」所属。
国際認定山岳医。
「カリマーインターナショナル」アンバサダークライマー。
現在は無職、旅人。
旦那さんはpecoma。

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