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救急だより~最終回~

復活!
今朝ポケベルが鳴って、久しぶりに駆けつけましたよ!これで最後になるであろう呼び出しは中毒の患者さんでした。
今日は九時半から口頭諮問があって、それを最後に救急終了です!

・・と、いうことは・・・


GWキターーーー+☆・゚・(ノ∀`)・゚・☆+ーーーーー!!!!


みなさんよいGWを!!(´ー+`)b


ふ~なんか疲れた


こんなんで疲れてちゃダメですね!!

とりあえず元気になったので、GWの準備に取り掛かりました。
GWは東北にある百名山を登ってきます!
予定は
岩手山、八甲田山、八幡平、岩木山、早池峰山、鳥海山、月山、蔵王山、朝日山。
予定通りいくといいね!

GWの目標は「雪山入門!」です。
まずは装備に慣れることからですね。

今つけてみただけでも、重・・。雪山登山は装備が重いので、「重い装備を身につけて歩く!」っていうのも重要な練習のひとつです。

また、寒いところを登るので防寒対策も重要!よくいわれる「レイヤード」ってやつを実践します。
キホンは下着(吸湿性ですぐかわくの)+中間着(フリースとかウールのセーター)+アウター(スキーウエアとかでいいんじゃん?)の3枚重ね。
とりあえず下半身はスキーで使うタイツと、下級生が安売りで買ったんだけど入らなかったからくれた登山パンツと、スキーウエアの3枚重ねで行くことにした。
そこに靴をはいてアイゼンつけたら、、結構な重装備だぞー。

写真:アイゼンとおそろのピッケルで記念撮影


東北ではわんこそばも食うし、温泉も入るし、てゆうかビールだよビール!!
もう心はGW開始です!!(←ひとり勝手に救急終了)

GWがくるよ!




写真左:雪山装備、下半身

写真中:アイゼン両足、つけてみた
とりあえずずれたり浮いてたりは無い。とれないかどうかは歩いてみないとわからない♪

写真右:セミワンタッチ式だから、スキー靴に良くある「ばこっ!」ってハメる金具とヒモの両方を使って装着する。この「ばこっ!」てやつ(ビンディング)をしっかり靴の溝にひっかけることが大事だね!★

普通のにっき

今日は1日お部屋でだらだら過ごしました。
熱は下がって、今は起きていると少しぐわんぐわんする程度。
タミフルは今回のインフルにはよく効くようです。

救急、昨日は呼び出しが多くてタイヘンだったみたいです。
「高層階から飛び降りで即死の人が運ばれてきた」って、ソレ病院に死体が運ばれてきたってことですか?○菅さん。

大人しく寝てないと長引くのカナーと思いつつ、起き出してネットしたり本読んだりしてました。GWの山のこと考えたり。久々にテレビも見ました。何だか平和だなって思いました。病院で過ごしていた日が既に懐かしい・・。

もう12時なので寝ます。
明日には完全復活!

救急だより~その17~

昨日は夕方5時頃と深夜2時頃に2回、呼び出しがありました。

午後5時頃の呼び出しは大量服薬をした妊婦という・・・
しかも性格もかなりわがままらしく、看護婦さんたちがナースステーションで悪口大会を繰り広げていました。

深夜2時にポケベルが鳴ったときは完全に油断してました。うわーっ、この時間に、鳴るかー!?(´Д⊂
肺水腫の患者さんで、俗に言われる「ピンク色の泡沫状の喀痰」がみられ、胸の音はcoarse crackles(水泡性ラ音)。ところで、高山で起きる病気として知られている肺水腫ですが、何で肺水腫になるんですかね??バーティカルリミット(だっけ?)でもクレバスに閉じ込められた人たちがどんどんピンク色の泡沫状の痰を吐いて死んで行ってたけど。その対応策として、抗炎症剤入りの注射器セットと飲み水が重宝されていました。考えてみたけど、生理的な機序とかよく判らなかった。

さて・・・。
17まで続いた救急だよりですが、

急遽連載中止!!!??


じつゎ・・・・・

インフルですorz


わたしとしたことが、やられました。
寮の若い衆にうつってもタミフル飲んでもぞもぞしとけばすぐ治るインフルですが、病院の患者さんにうつすわけにはいきません・・・・。
ということで、木曜日までお休み(´・-・`)
そして消防署にもいけませんでした!!(←いや、ちょっと残念なんですヨ・・・?)

それにしても困るのがレポートです。
金曜日の午前中に提出なんですが、これから5日間の患者さんの経過を見ることができない!!金曜にやっと病院に行けるので、金曜の朝超早く病院に行って5日分のカルテを見て部屋に帰ってレポート書いて印刷してまた病院に戻る。って面倒くさすぎる!!誰かに毎日教えてもらおうか・・・・

こまったなぁウーン(´ω`;)
とりあえず、寝る!


救急だより~その16~

昨日金曜日は午前は朝回診、午後はひさびさに授業がありました。朝回診ですが、担当患者さんのやけどはどんどん快方に向かっています。嬉しいことです。前は余り反応が無かったのですが、最近は少し意識がハッキリして来ていて、朝行ったとき挨拶などすると目をあけてうなずいてくれるようになりました。

午後はBSLは一時休止、授業優先ということでポケベルから解放されたひとときでした。あとで見てみたら、授業中に一度外傷の患者さんが来て呼ばれていたみたいでした。そのあと夜10時ころに1度呼ばれました。心筋梗塞疑いの患者さんで、心エコーの説明などしてもらいました。

救急患者さんが運ばれてきたとき、学生は学生の出来る範囲でお手伝いをするのですが、その役目のひとつに「書記」というのがあります。患者さんの入室から退室まで、患者さんの状態や行われた処置などについて詳細に記していきます。

救急をまわって1番はじめに呼び出しがあった日、わたしはホワイトボードマーカーを渡され、書記をやることになりました。その時は、「処置とか手技をやらせてもらえるほうが楽しいな」と思い、それ以来書記の役からは遠ざかっていました。

それで、一昨日くらいに久しぶりに書記をやったんです。そうしたら、書記の意外な奥深さに気付かされました。
処置をするとその間は自分の処置のことに集中していて周りは見えません。また、先生のする処置をただ見学しているだけでは、行われている処置の詳細にまで気がいきません。

ですが書記をやると、例えば今刺した点滴の太さは何G(ゲージ)なのか、どこの静脈を刺したのか、今患者さんが吸っているガスの組成は何なのか、いつ何mg、何て名前の薬剤をどうやって投与したのか、今先生が行っている処置の呼び名は、使った道具の名前は、など、文字に表さなければいけない分必要とする情報の量が増えます。そして、常に処置室全体を見ていていつどこで何が起きたか判断しないといけないので、広い視野で観察するという必要性が出てきます。
また、記載すべき情報とそうでない情報とを知ることで、どこがポイントなのかが見えてきます。

そんなこんなで、書記は意外にも楽しいというか、思ったよりキャパが必要というか、重要な役割なんだなと思いました。


話はかわりますが、これからQQを周る方に吉報です。


昨日唐突に消防署フラグがたちました!!!!


救急患者さんの処置中にいきなり外に呼ばれ、
「教授がな、言い忘れてたみたいなんやけど、消防署にさ、泊まりにいくんよ。んで、今日これから行くか」

・・・・。

ということで消防署泊り込み話復活です。しかも受け入れ先は2箇所から3箇所に増えているらしい。詳しいことはまだ不明ですが、とりあえず昨日と今日、明日は今までどおり2箇所に学生が派遣されることとなりました。

みんな、あと1週間ガンバろう。

救急だより~その15~

ふわわわ。お早う御座います(´Д⊂
昨日は午前0時半ころまた呼び出しがありました。ポケベルのメッセージはCPA(心肺停止)とのことでしたが、来院時は心拍再開していました。かなりひどい心不全の患者さんだったようで、処置に2時間半近くかかって夜寝たのは3時。ちょっとネムいです。

わたしの担当患者さんは熱傷の患者さんなのですが、朝みんなより早めに行って包帯交換の準備をしないとならないんです。昨日、この救急患者さんの処置にもある程度メドがつき、ベッドが満床のため受け入れ先を探す間ヒマになったとき、先生が「こんなに学生いっぱい居ってもどうもならんわ。何人か残ってあと帰れ」っておっしゃいました。そのとき昼間不憫にも緊オペに入らされた人は帰したのですが、あとはジャンケンで決めました(見事に負け)。後から、「そういえばわたし、包交で朝早いんだっけ!」ということを思い出し、帰らせてもらえばよかったと後悔。いつも後になってそういうことに気付くどん臭い奴です(´-`)

今日は天気いいですね!バイクで遠くへ行きたいです。

救急だより~その14~

昨日は救急だより13を書いたあと、夜にひとりCPAの患者さんが来ました。若い方でしたが、亡くなられました。

心マですが、かなり疲れます。
肘を伸ばして掌にまっすぐ体重がのるようにし、胸骨を圧迫します。位置はだいたい左右の乳頭を結んだ線の真ん中。
これが全身運動です。コツを掴めばもっとラクに出来るのかも知れないですが、少なくとも私は足をつっぱるので足の筋肉を使い、体重をかけるので腹筋を使い、って感じで太っている人相手なんかだとすぐスタミナ切れになります。心電図波形が出ないと不安になって強く押すので更に疲れます。疲れたらすぐ交代してもらうことが重要ですね。

今日は朝回診の途中で2人、昼ご飯のあとに1人、そして今さっき1人、合計4人の急患が運ばれてきました。そのうち実に3人が自殺未遂という・・・・(´-`;)
救急は精神科と隣り合わせです。

救急だより~その13~

今日は午後の予定はなく、午前中の朝回診が終わったあとはフリーでした。
することもなく、GWの予定を考えつつだらだらしてました。

今日の呼び出しは今までに2回。8時頃とついさっきです。
8時頃の呼び出しは、ボヤか何かがあったらしく、軽度の熱傷の患者さんが2人いっぺんに来ました。ふたりとも歩いて帰れるくらいの軽症でした。

2回目のさっきの呼び出しは、メッセージが「0300」だったのでビビりました。0歳・・・?(03は中毒)
実際はただの打ち間違えか何かで、普通にサラリーマンの男性が運ばれて来ました。

さっき帰ってくる時、研修医が
「今日はあと3回呼ばれるからー」
って言ってました。・・なんでわかるのカナ?(^-^;)

救急だより~その12~

きのうは江戸っ子のクルズスが終わったあと、部活に行って合唱部の練習に行きました。26日かそこらに文化系の日(文化部が1年生の前で発表する日)があって、そのときやる全体合唱の練習です。曲は「Oh!Happy Days」いわずと知れた名曲ですネ。

ソロパートを担当することになったのですが、本番中にポケベルが鳴り出さないことを祈るばかりです・・

なお、HOST CLUBとしては「Won't be long」を一部歌います。合唱部全体のもち時間が余り無いので、各ユニット曲の一部分だけ歌いそれをMCなどでつなげる、といった形をとるみたいです。
HOST CLUBのほうはまだ全然練習してないですが・・・

ということで、またも平和な一日でした。呼び出しはゼロ。
仙龍いけたじゃん!って、あとで判るところが救急のカナシイところ(´-`)

救急だより~その11~

今日は午前はいつもどおりの朝回診で、午後1時からは所沢消防署の見学に行って来ました!
消防署見学の際はバスが出ます。本部裏の駐車場にバスが来るので、1時に制服で集合します。

指令センターの新しくなったシステムについての説明や、119番通報のシミュレーションなどやったあと消防車の見学をして、はしご車に乗りました!!
高さ30m!周りは何もありません (*ノノ)キャ

高いところ好きなので、とても楽しかったです。風無いのに揺れるし。一緒に上に上がった○平くんはビビって腰がひけてるし(^ω^)

はしご車の上に居た消防士さんのお話では、日本で使われている一番高いはしご車は40mだそうです。だいたい3mで1Fくらいなので、40mだと13Fくらいでしょうか。世界一高いはしご車は100mあるそうです。
また、はしご車が倒れるという事故は実際に何件か起きているようで、「同業者としてそういう事故はちょっとね・・」とおっしゃっていました(´・-・`)

所沢消防署にできた最新の救急派遣システムは個人情報などの問題もあるため一般公開を行わないそうです。また、一般人のはしご車の試乗なども滅多に行わないそう。
医療関係者として、また自○隊関係者として大学に入ってから今まで普通では到底できなかったであろう色々な経験をしてきました。どれも貴重な体験。人間、やってみたいと思うこと全てが自分の努力でどうにかなることではないですカラね。そういう点で恵まれてるなって思います。

このあと、江戸っ子父さん(またの名をげんこつ父さん)によるクルズス(小講義)があるそうです。それが終わればまた呼び出しにおびえる時間のはじまりです。って、そんなにおびえてるワケでもないけどね・・

そんなこんなで消防署では何のフラグも立ちませんでした。立つ気配すらありませんでした。
どうやら消防署泊り込みは立ち消えになりそうですよ!

救急だより~その10~


焼肉焼肉!!

今朝部屋に帰ったら、ドアのとこにはってあるホワイトボードにこんな素敵な書置きが!!

『○○と○○さんと○○さんから
君の大好きな焼肉弁当ですv
がんばれ!!!』

ありがとう(TдT)
同期の女の子3人からのとーーーってもウレシイ差し入れいただきました♪写真左上に見えてるキレートレモンも通りがかりの同期の子がくれたものです。みんなありがとう!!!


プレゼン終わりましたー!ヽ(*^∀^*)ノ♪
なんとか無事おわった気がします。ひとまず肩の荷が降りました。プレゼン後もカンファは続きましたが、例によって大○×2が寝てました。

今日は今までに2回呼び出しありました。もう明日の朝までぐっすり寝れますように!

先週は大○さんが熱出して倒れましたが、今週は大○くんがインフルに倒れたみたいです。金曜まで病院に出て来れないとか。。おだいじにー><

救急だより~その9~


今日は日曜日。
こいつを心ゆくまでかっくらえる週末は再来週までお預け(´-`)


朝回診、終わりましたー。
寮の同室が作ってくれた超しっとりフォンダンショコラに癒されつつ(*´ω`*)、ちょっと一息いれてるところです。


朝回診のあと病棟をうろついていたら、担当患者さんの採血をすることになりました。
この間は動脈採血させてもらって、ていねいに教えてもらったおかげで一発成功!したのですが、今回は余りうまくいきませんでした。
静脈採血は学生同士で何度か練習しているのですが、本物の患者さんの採血をしたことはありません。麻酔科に居るときはvライン(静脈に点滴針をさす)とったことはありますが、それ以外は活きのいい学生の腕しかないです。本物の患者さんはヤッパリ難しいです。

きのうは意識障害の患者さんがひとり運ばれてきた以外は呼ばれませんでした。今朝方ポケベルが変な音で鳴っていましたが、嘘鳴きでした。

明日月曜日のプレゼン(えらいひとからえらくないひとまで、救急部の先生方が全員集合、その前で担当患者さんのことについて発表するという公開処刑の場)が終わればあとは救急実習最終日(再来週の金曜日)に向けてまったりとレポートを仕上げつつ、日々の作業に追われていれば終わりって感じですね。

明日は素直に怒られようと思います。突っ込まれた時のためにいかに準備をするかより、いかにそういう姿勢でのぞむかが肝要だと思います。研修医にいろいろ質問してみたけど、研修医もよく判ってなかった。うん。そんなもんだよね。もう覚悟はできたからいいよ。

てゆうか月曜からは6年生の班がもう一班救急にきます。学生12人で回ることになります。救急部の先生方も、そんなにいっぱい居てどうするんだよ、って困ってるとこなんですが。

学生によるプレゼンは、救急を回った2週目の月曜日に行われるイベント。明日はうちらがエラい先生方からつっつかれまくり四苦八苦する役でその様を6年生はひとごとのように見守るのでしょうが、来週月曜日はもうプレゼン終わって気分も晴れ晴れなうちらが6年生の四苦八苦する姿を優越感混じりに観察できるというわけですネ。

って、この日記は6年生の方も見てますね。ご愛嬌ということで・・^^;


追記。
フォンダンショコラおいしかったです。さいご紙コップの底にチョコが溜まってしまったので、紙コップを解体してなめました。同室ありがとう。最近mixiインしてないみたいだけど。


救急だより~その8~

今日は土曜日だよ。
救急部にはカンケイないけどね。


9時からの朝回診をおえ帰ってきました。包帯交換の患者さんが1人しかいなかったので11時半前に帰ってこられました。それから月曜のプレゼンに向けて原稿を作っています。

でもどーしてもネットしちゃう。。

はやくプレゼン終われ!!

救急だより~その7~

あー。はやくも12日がぬけちゃいましたネ。
一応書きかけてはいたんですヨ。投稿するまえに日付がかわっちゃっただけで^^;(言い訳)
短時間で言いたいことを整理するって、ムズカシいですね。トレーニングになるかな?笑


12日は平和な日でした。朝回診ははやくおわったし、午後は2時からシシガミ様のため~になるお話(画像のクルズス)でした。時間も忘れて聞き入っていたら、2時間半弱もたっていましたよ!

そして夜の呼び出しは2回ほど。呼吸不全の患者さんとCPA(心肺停止)の患者さんでした。

呼吸不全の患者さんのとき、われわれ学生は未だかつてない大活躍でした。「僕ヵぁ~、僕ヵぁ~!」とせん妄状態で暴れまくるその体を全力で押さえつけるという大仕事。こういうとき頭数って重要ですね。何も出来ない学生くんたちが威力を発揮するひと場面です。

CPAの患者さんは、また亡くなってしまいました。
救急だより~その6~を書いたあと、またひとりCPAの患者さんが運ばれてきたのですが、40歳代の若い方でした。その方も亡くなりましたが、この方のときと12日のCPAの患者さんのときは、蘇生をやめた蘇生室内に遺族の方が呼ばれました。
先生が遺族の方に患者さんの現在の状況(心臓がとまっていること、もう助からないこと)を説明し、死亡確認をします。

そこには人の世の無常というか、「一寸先は闇」そのものがありました。医療スタッフはひきこまれてはならない「闇」です。でも同じ人間ですから、思い出してしまったりします。自分の身近な人の死に直面したときの事とか。

CPAは心肺停止してからいかに早く蘇生術がほどこされたかで全てが決まってしまいます。だからbystander(目撃者)の存在が重要なんです。つまり、「事件は蘇生室じゃない、現場で起きてるんだ!」って事。蘇生術のやり方は救急隊員や医療スタッフよりむしろ一般市民が心得ておかねばならないことなんです。だからもっと啓蒙活動が必要だと思いました。普通に義務教育のカリキュラムとして組みこむべきだと思いました。

先生方が着目する点も専らそこです。勝負は蘇生室に連れてこられる前の段階でついてます。だから救急隊員の話から、もう無理だと判断したら諦めモードである程度やってみて、終わりです。でも実際結果が見えているのだから仕方ないんです。きっと。きっと。



今日は朝から何故か大○くんの担当患者さんのオペに入らされました。全くの想定外です。オペ室に連れて行くのを手伝うためだけに行ったのですが、「おう、君もオペはいってくれるんか!」と、何故かそういうことになりました。八時半~二時過ぎまでかかりました。バイク事故のIII度熱傷の患者さんで、デブリ&植皮術でした。「頭数はいたほうがええ!」とかいう理由で連れて行かれたのに放置されかけたので、うろうろしてたら手洗い(手洗いをすると、清潔な術野、つまりオペ室の最前線で仕事するひとたちの仲間入りとなる)させられました。その後患者さんの腕をひたすら持ちあげておく役とか植皮のパッチを切り抜く役とかしました。オペ後は部屋に帰って寝ました。で、今に至ります。

そろそろ月曜のプレゼンの準備をはじめないと、と思うのですが・・。今日は優しく強いナイスガイで急患をどんどん受け入れる人が当直みたいです。願わくば今日一日所沢周辺が平和であります様!

救急だより~その6~

今日は朝回診が終わった後昼になったのでエッセン(新出語。食事休憩?)、午後は1時から心肺蘇生の実習と2時からクルズスがありました。その後レポートのためカルテを読み、部屋に帰って寝ていたところ22:00ころ呼び出しがありました。

「0150」

CPA(心肺停止)の患者さんでした。

はじめてのことでどぎまぎしましたが、あわただしい現場の中で言われるままにおどおどするだけでした。初めて本物の患者さんに心マしました。いつも通りサチュレーションとろうとしたら、「循環停止してるんだからとれないですヨ」と看護婦さんになじられました。当然ですね。

そんなこんなで時間が過ぎていきましたが、この患者さんは不審な点がいくつかありました。
車との衝突事故だったのですが、到着時からかなりの貧血ぎみで、皮膚の黄染が強く広範な点状出血が見られていたこと。こういった事故ではありえない所見で、内因性の疾患が示唆されるようでした。エコーで腹部に大量の液体貯留がみられ、試験穿刺で血性であることを確認し、循環状態も改善しないことなどから蘇生をあきらめました。患者さんは帰らぬ人となりました。

先生におおよそ上記のような説明を受けましたが、学生のわたしからすると思ったより簡単に諦めてしまうんだな、という印象でした。兎に角、ただの交通事故ではなく、不審な点が多いことを先生方は気にしていました。これから検死となるようで、もし死因が事故による外傷とは別のところにあるなら車の運転手さんの立場は大きく変わるので、そこらへんが重要みたいです。

何だかあっという間で、患者さんが亡くなったという実感もわかず、いつも通り蘇生室から帰ってきました。今はちょっと腹ごしらえをしつつ寝ようとしてます。いつか先生たちの下した結論に納得できる日が来るのかな。

救急だより~その5~

昨日はあれから一度も呼ばれませんでした。
ですが班員のひとりのポケベルが嘘鳴きしたようで、電話がかかってきました。彼はあわれにも蘇生室まで駆けつけたようですが、先生も学生も誰も居なかったようです。鳴ったのは彼のポケベルだけだったようです。

嘘鳴きの場合は決まってメッセージ(数字4桁の)がなく、ベルだけが鳴るという現象がおきます。だけど間違ってメッセージを入れ忘れただけのこともあるので注意が必要。おかしいと思ったら駆けつける前にまず班員に確認とったほうがいいと思います。ただ、班員全員のポケベルで一斉に嘘鳴きが起こることもあるらしいです。その場合の鑑別は不可能ですね笑。念のため駆けつけましょう。

今は朝回診まえのブレックファストを楽しむひとときです。
今朝になって思い出したんですが、そういえば若い先生方のボスっぽいひとはごちゃごちゃ言ってたけど結論として「研修医が帰っていいと言ったら帰っていい」って言ってた気がしてきました。昨日は研修医に帰っていいって言われていないけど帰ってきちゃったな。はは。


今日からは点呼シューズよりもうちょっと良いスニーカーでのぞみます。男子は短靴じゃもたないよ☆

救急だより~その4~

今から寝るかシャワーを浴びるか。
それが問題だ。


教授のいきなりの「若い先生にきいて」発言により、救急の実習スタンスが変わろうとしている(気がする)。

今まではいわゆるdutyは朝回診とクルズスのみ、あとは呼び出しを待つだけってのが救急のスタンスだったみたいだけど。


「正々堂々我々はー、
クリニカルクラークシップにのっとりー、
学生を使うことをちかいまーす!」

ってのはちょっと言いすぎとしても。


たぶん今日と同じように、明日も丸一日病棟で過ごす気がする。明後日も。明々後日も。
もちろん呼び出しのためではない。若い先生方の日常業務における、マンパワーとして。。

先生方は確かにいろいろ教えてくれます。くれるけど、今日は2人のひとをCTに連れて行って1人をMRIに連れて行って急患看たら午後が終わった気がした。

気のせいだといいな。

とりあえず元気のあるうちに、げんこつ父さんから出された宿題をやって、そしたら今はねとこう...

救急だより~その3~

昨日はあのあと、24時ころまた呼ばれました。手首の切り傷だったんですが、深い傷だったのでその処置に2時までかかりました。

今までにやったこと
・筆記係り
(バイタルとか処置の記録をホワイトボードに書く。やった処置はちゃんと時間も書く。もちろん自衛隊式で)
・血圧
(まずはじめにとる血圧はマニュアルでやる。急がなきゃって思うし周りもうるさいし結構ムズい)
・心電図とり
(12誘導と肢誘導。シール貼る位置を覚える。ちょっとぷよぷよしてると胸骨角がわからん!!)

月、木は朝回診が0830~なんだけど、それ以外は0900~です。今日は朝からハヤシライスを食べつつ、あとちょっとお部屋でゆっくりします。

救急だより~その2~

午後はICUの包帯交換が終わった後帰って、呼び出しくるのカナーって思いながら部屋に居ました。部活の仮入部(新1年生勧誘のためやる)があるのをすっかり忘れていて、結局終わっちゃいました。ちょっと寝て起きて、夜7時半。まだ呼ばれないので夜ご飯食べました。

そうしたら8時、ついにポケベルの呼び出し音が鳴りました!
鋭く響くぴーーーっという音でした。
うるさいので止めようと思って適当にボタンを押したら音量UPのボタンだったらしく、逆効果でした。

メッセージは「0181」。
上二桁の「01」は外傷の患者、という意味で、下二桁は年齢。つまり81歳外傷の患者さんです。
この患者さんが終わった後立て続けに今度は「0336」。CO中毒の患者さんでした。

QQの患者さんですが、矢張りバイク事故と自殺未遂が多いです。バイク事故はどれも重篤なものばかり。こういうのを見てしまうと、ちょっと冷えますね・・。気をつけていても起こるときは起こるんだろうけど、まあ気をつけて運転します><

今はふたりの患者さんを終えて帰ってきて、勇気を出してシャワー浴びたところです。無事髪もかわかせたので、少し寝ようかと思います。

金曜日は仮入でようっと。

救急だより~その 1~

今月の目標。
「毎日必ずQQレポ日記を書く。」
そしてそんじょそこらの申し送りノートより充実したレポートをつくっちゃおう!

ということで、今日から救急がはじまりました!

救急は基本的に、前の週に教授に挨拶に行くのは禁忌とされています。
わたし達の班も今朝07:50に直接オリエンテーションの場所に向かいました。QQの病棟は3F東ですが、オリエンテーションは3F西(1外のとこ)にある3Fカンファルームで行います。

08:00から教授(以下、板前)によるオリエンテーションのハズでした。しかし板前来ず。
そのまま08:30となり、月曜日の回診前カンファがはじまりました。

カンファは全ての患者さんにつき、研修医(3人居る)が1人長いときで15分くらいかけてプレゼンしていきます。患者さん20人いるのでカンファだけで2時間近くかかります。途中でカネゴンが寝出します。回診がはじまると、学生は教授にくっついて全ての患者さんをまわります。3F病棟が終わったらICUにも行きます。

このはじめの月曜日の時点で、学生は1人プレゼン(2週目の月曜)とレポート作成をする患者さんを選びます。たまに先生の方でわりふってくることもあるみたいですが、基本学生間で早いもの勝ち。うちらはそうでした。だから回診前カンファの内容は聞いておいたほうがいいです。うちの班の大○さんと大○くんは寝てましたが。

そんな感じで午前中が終了。12:30を回っていました。わたし達はまだオリエンテーションも何もうけていません。これから1ヶ月どう生きていけばいいのか判りません。ということで板前のところに聞きにいきました。

そのときの彼の態度とことばをまとめると、こんなかんじです。

「自分はようわからん。てかなんで自分のとこに来るん?どうでもええよ。若い先生にでもきいて」


えーーーーーーーーーーーー??????


そのときはじめて「これ、コピーして渡すか?」と言って渡された予定表には、今日の日付のところにちゃーんと板前の名前と共に「オリエンテーション」という予定が書いてありました!というか今までずっと、オリエンテーションは教授の担当で行われていたのですが!そんなこんなで教授によるオリエンテーションは無し!!


午後、流れでICUの包帯交換を見に行った後、学生どうするの?って話になりました。若い先生にきいてって言われたんですが・・と言ったら当然ですが若い先生も困ってらっしゃいました。

とりあえずポケベルは渡されました。今もこの胸に★
ですがそれ以外の、例えばクリニカルクラークシップで何がどう変わるとか、消防署に泊まりに行くのはどうなったのかだとか、詳しいことは全く判りませんでした。

まとめ。

QQの印象→雰囲気いい。楽しそう。
カンファの雰囲気も楽しげだった。げんこつ父さんは研修医にいろいろつっこんでたけど、教育熱心な感じだった。
それにいろいろやらせてくれる。
1ヶ月がんばりまーす♪

体力検定

学校のサクラが散り始め、葉桜にかわろうとしています。

今日は体力検定でした。
去年のこの時期は膝の状態が最悪で、私はただ立っていることすら出来ずアザラシのように転がっていた。

今年は一通りこなせました。

腕立て、腹筋はネタとしてがんばりました笑。記録上位者は食堂前のホワイトボードに名前が書かれるんですが、ただそのためだけに頑張ったので、コレで載らなかったらちょっとカナシイです。

幅跳び、懸垂はやらず。
懸垂は流れで、幅跳びは膝のことを考えてやりませんでした。まあ記録は書きましたが。

ボール投げはやっぱり苦手だということがわかりました。理想のフォームはわかるんだけれども、どうも上手くいきません。投げる直前で力の方向が定まらないんですね。何とかしたい。

そして3000m。いやあ、走ったのは実に1年ぶりです。まる1年日常生活ですら走るということをしてませんでした。走り方を忘れてたらどうしようって思ったので2日前から試し走りはしておきました。最低基準があって、その値以上出せないと再検定になるんですが、その基準に入るペースというのも覚えるために。実際基準クリア自体はかなり楽勝でした。
今日はそのペースを守って走るつもりだったのに、結局それより速いペースで走ってしましました(´-`)。それでも無理はしなかったので自分に拍手です。

矢張りまだ少し痛みますが、少しずつならトレーニングを再開できそうです。ホントに長いこと体をなまらせてしまいました。今日はもう疲れたから、明日から毎日少しずつリハビリ程度からランニングやっていこうかと思います。来年、最後の体力検定では全種目自己ベストにもっていけるよう、がんばります。

さてさて明日から救急ですが・・。
どきどきわくわく。


入校式

今日は新1年生の入校式でした。
今年の新入生は80名。
多いと思われる方も少ないと思われる方もいるかと思いますが、この人数は年々増えています。うちらの期が60名程度なので、その増加っぷりの凄さがわかると思います。

別にうちのガッコの人気度が増しているわけじゃないです。学校側が門を広くしただけであって。

とくに女子の数があふれかえっていて、女子は住むところに困っています。とりあえず現状では男子の住むところにはみ出して住んでます。わたしたちは神の館に住んでいるので下界の状況がどうなろうと余り影響ないのですが、4年生以下の下界のひとびとは私物入れ専用の部屋とか空き部屋とかどんどん潰されて、住むところにも困って生活しています。物理的に寮の部屋数がどうとか、そういった現場のことをおエラいさん方はガン無視して各種事項を決定していくのでしわ寄せはみんな現場に来ます。どこの組織もそーいうもんですね。

入校式が終わると、毎年伝統的に1年生は"洗礼"なるものを受けます。洗礼を受けるとまず1年生の態度が激変します。何が激変するかというと、挨拶の声の大きさです。一般人がきいたら何事かと思うに違いありません。
とくに今1年生は何かと集合をかけられるので、集団で居る事が多いのですが、そういった場に出くわしたときの集団攻撃がハンパないです。われわれ神々はとくにもの凄い敬意をもって挨拶されるのでタイヘンです。神というのもタイヘンです。80名居るので、もし1列に並んでいる横を通り過ぎようものなら80回挨拶されます。それも凄い音量で。今夜あたりから心構えが必要です。

最近はそれでも、指導官がゴチャゴチャ言ったせいで"洗礼"自体が優しい目になっているとかいないとかです。わたしたちが1年生のときは、女子のこわーい先輩に
「女だからって許されると思うなよ!」
っていきなり怒鳴られました。何も許して欲しいとか言ってません。なんて言えませんでした。その頃のわたしたちには、ただひたすら「ハイ!!!」と言うこと以外許されませんでした。

そんな感じで4年を過ごしたら、5年目で神になれました。誰でも4年居れば神になれます。(留年しなければ)


これから部活に勧誘したりとか始ります。今年は何人入ってくれるかな。新しい人が入ってくるというのは、ありきたりな日々に新鮮な風が舞い込んでくる感じでいいものです。遠く神の館から、しばらくは下界の様子をながめてみようと思います。


ちなみに。ウチの卒業式は防衛大臣が、入校式は副大臣が臨場します。どちらも派手にヘリで来ます。今部屋の窓の外を迷彩っぽいヘリが飛んで行きました。副大臣かえったかな。

着校日

今日は新1年生が学校に来る日でした。今週末の土曜に行われる入校式に先駆けて、今日からもう寮生活です。見習いみたいな感じで1週間を過ごしたら、入校式を境に過酷な日々がはじまります。思い起こせば懐かしい・・・
そしてそんな彼らにとって、私達はもう「神」。
はやいなぁ・・こうやって時は流れてく。今を大切にしないと、あっという間に老人ですね。

そんなこんなでヒマすぎる我ら5年生はみんなしてネタしてました。私も、去年の文化祭のとき学校から出る予算で買った銀髪のモンローみたいなカツラをつけて新1年生の役をしました。こんな所ででも活用しないと使い道が無いくらい酷いカツラなんです。みんな結構信じて警戒してくれてたし、対番系列の子と話せたのが嬉しかった。明らかに目を合わせないようにしてた。後日正体を明かす日が楽しみ(*´ー`*)


昨日あたりから、騙し騙し躰道の練習を再開しました。昨日ちょこっとやってみて今日に響かなかったので、今日も少しやってみることにしました。そしたら意外といけた。でも無理は禁物なので気をつけます。無理したり一気に沢山やったりするせいでここまで怪我を長引かせたので、そこんとこ気をつけようと思います。
でも今日ひとつ感じたことがありました。
右膝と左膝の具合はちょっと違う。右は多分膝関節の外の問題で、それこそ鵞足炎とか腸脛靭帯炎とか、そんなんだろう。でも左膝に関しては、関節の外に加え中でも何か起きているんです。そして今日、左の卍蹴りをうったときに関節内で事件が。。

この膝はだいぶ長い経過を辿っているのですが、実は一度治りかけてます。6月頃、練習に復帰できるか否かくらいまでいっていました。でもその頃先生が練習にいらっしゃって、実戦の練習がはじまったので我慢できず参加したら旋体から卍をうったところで膝のなかで何かがねじれたんですね。激痛。大後悔。
それ以来、今に至ります。
そして今回もほぼ同じような動きで痛みが誘発されました。
この動きは半月板損傷の際痛み誘発テストとして行うマクマレーとかなり似ています。私はそう思います。でも過去この膝のことで何度も整外にかかっていますが、マクマレーでひっかかったことは一度もありません。だから医者も「半月板とかも大丈夫そうだし、MRIとっても何も出ないよ」とか言って終わりなんですね。 
でもやっぱりひっかかる。本当に半月板はダイジョブなんだろうか・・・

医者はあてにならないからね!(^-^)


もう一度MRI撮ってもらうために受診してみようかと思いつつ、もうすぐ救急だからそんな暇ないね!って自己完結する今日この頃。とりあえずこれからの練習では半月板損傷用のテーピングしとこう。

婚約しました


ずっと悩んでたんですが、

ついに今日、


アラブの大富豪と・・・・








ということで、4月1日ですね!

こんなに良い天気なのに、日曜日なのに、春休みは昨日で終わり、今日は掃除と点検以外することなくて軟禁状態。桜が綺麗ですね!

春休みは引越しと天城越えしてました。
前半の2日で引越しして後半の3日で天城越え。

今回の天城越えでわかったことがあります。アメリカ旅行の際に買った私のトレッキングシューズについてです。
アメリカでのトレッキング、涸沢と履いてきましたが、膝を怪我していたので今までは気を使って恐る恐る歩いてたんですね。
でも今回の天城山登山では膝の方もかなりよくなってたのでがしがし歩きました。そのせいか知らんが、この靴の欠点(?)らしきものが浮き彫りに。
上の写真なんですが、人差し指の色、おかしくないですか?笑
下りの途中から感じ始めたんですが、つま先を痛めました。
靴のつま先を守る力が弱いのか、単につま先に負担をかけすぎなのか・・
ちょっと今後の課題(´・ω・`)


何はともあれ楽しかった天城越えキャンプ2泊3日。
気力があればレポします!

プロフィール

chippe

Author:chippe


肉好きchippeのブログへようこそ!
2006年10月 山歩きを始める。
2007年9月 クライミングを始める。
山岳同人「青鬼」所属。
「メラメラガールズ」所属。
国際認定山岳医。
「カリマーインターナショナル」アンバサダークライマー。
現在は無職、旅人。
旦那さんはpecoma。

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