2007/07/20
循環(無事)終了
なんだかんだ、早いもので循環器の2週間が終了しました。話によると、循環では病棟で日付が変わることも多々あるらしく、そういう意味ではわたしたちは恵まれていたのかもしれません。Max 23:30だったので(ギリギリ)。
循環で学んだこと。
色々ありすぎてここでは語りつくせませんが、今一番に言えること。
オペ中の選曲は任せて下さい!(´ー`)b
(とくに閉腹のテーマ)
今日ICUで専修医の先生がアツく語っていました。
「LK(肺癌)はちゃんと取り除けさえすれば、俺が取っても○関先生(呼吸器のボス)が取ってもぶっちゃけ予後は変わらない。でも心臓血管外科は誰がやったかってことで大きく変わっちゃうんだよ。」
循環手術は”depend on surgeon”なんだそうです。心臓切って弁治したり、詰まった血管つないだりっていう作業はどれだけ術者の腕が良いかで機能の改善の程度、術後合併症の有無、長期的な予後、すべてに関わってくるんですね。
そして、死亡率が高く失敗すれば刑務所が待っているようなリスキーな手術をし、朝早くから夜遅くまで病棟勤務して給料が追いついてない外科医は”crasy”だとも言っていました。
どの科を選ぶかっていう選択のポイントは人それぞれだと思います。私が求めているものは循環器外科とはあまり合致しませんが、でもこの2週間見ていてとってもやりがいのある仕事なんだな、ということを知ることが出来ました。
心臓血管外科医、カッコいいです!^^