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冬休み!

冬休み到来!


今年の冬休みは、前半家族旅行、後半山です★


今日から1/2まで岡山、四国を旅行して、3日は初詣、
4日~6日までは厳冬の南八ヶ岳に行ってまいります(`・_・´ゞ


pecoma、rickyと二年生のmarikoクンは今日から山に入っていて、北八ヶ岳から縦走をやります。彼らが赤岳鉱泉についたところで私が合流し、雪上訓練やアイスクライミング、山頂アタックなどする予定。


冬休みは28日からでしたが、ランナウト(クライミングジム)、河又(飯能にある石灰岩の岩場)、ランナウトの忘年会とクライミング三昧でした。おかげで前腕パンパン。この久しぶりの家族旅行で、温泉やおいしいものに癒されようと思います♪


そして、実はまだ一度も一人で山に行ったことのない私。
4日は美濃戸から北沢を通り赤岳鉱泉へと向かうわけですが、その道のりは一人!
一人で山に行くのに憧れていたので、一人雪原を歩くのが今からとっても楽しみです★




そんなわけで、これから9時55分発の飛行機で岡山へ行ってまいります!
みなさん、よいお年をm(_ _)m

生きる

人間はみな一人

大切な人とでさえ、ひとつになることは出来ない

生きているときも、死ぬときも、人間は一人

でも生きているときは、一人じゃないような気持ちで居ることが出来るから

普段は忘れている

だから何かの拍子にふと、そのことを思い出したとき、

それでも私は大丈夫って思えるのなら

きっと貴方は素晴らしい人生を送ることが出来る


大切な人が

先にいってしまっても

生きたいと思えることは素敵なことだ

大切な人の思い出と共に

新しい世界を見つめて

新しい出会いをみつけて

生きていきたいって思える人は素敵な人だ


生きたいという気持ちが

貴方に幸せを呼ぶ

そうすれば一人でも

幸せに生きられる

そうやって貴方の生は

どんどんどんどん輝いていく

頼みすぎ症候群

今、精神科を回っている。
外来に陪席していると、”摂食障害”の人によく出会う。
これは俗に言う「拒食症」とか「過食症」のこと。
付き添いの人に支えられてふらつきながら入ってくるような人も居る。
若~中年くらいの女性が多くて、手足が木の枝のように細い。

この間の摂食障害の女性は、多院からの紹介で来た。
付き添ってきた母親の話によれば、その人は小さいころから食の細い子供だったそうだ。ミルクも飲まないし、食べ物を欲しがらない。
心配になった母親は、口を無理やりこじあけてでも食事をさせたそうだ。

そしてその患者さんは言う。
それがストレスで、食に対する興味を一切失った、と。

その後壮絶な人生を送る彼女なのだが、結局のところ、むちゃ食いして全部吐く、ということを繰り返すようになる。食べることは食欲とは切り離されていて、単なるストレス解消の手段らしい。ホールのケーキを全部食べるとか、出前を5000円分くらいまとめて頼んで一気に食べ、一気に吐くそうだ。

今は、摂食障害を治したいという気持ちが強いらしく、入院するのもイヤだから食べるようにしているとのこと。でも無理に体重を増やそうと、嘔吐なしの過食をはじめたら体重が3日で8kg増えた。そういうことをすると体内の電解質バランスが狂って突然死の可能性もあるから、「普通の量を食べるようにしましょう」、と医者は言う。

でも患者さんは、「普通がどのくらいの量か判らないんです。外食なら一人前を頼んでそれを食べればいいけど、実家に居ると食べ物がいっぱいあるからどのくらいまで食べていいのか判らない」と訴える。


私も、小さい頃は食が細かった。
食も細かったし食べる速度も遅かった。
それが家族全員そうであれば問題ないのだが、私ひとりが小食で、遅食いだったように記憶している。だから食に関しては苦しむことが多かった。

この患者さんと同じく、食べることに対してある種のストレスを感じていた。
「残さず食べなければいけない」というプレッシャーが、食を楽しくないものにしていた。
母親が作ってくれたお弁当がどうしても食べきれず、残ってしまうと、恐ろしくて家に帰れないくらい悩んだこともあった。
そういう感情がトラウマみたいにして、今日まで残らなかったのは奇跡に近い。
私はどういうわけか、この患者さんと同じ道をたどることなく、「食べるの大好き人間」へと成長した。

上述のように、私の家族は(昔の私に比して)大食いで、早食いだ。
焼肉屋さんや居酒屋などでの頼みっぷりはヤバい。1発目の注文で大量に頼む。
これを普通の速度で食べてなどいたら、あっという間にテーブルに載らなくなる。
私は長いこと、これが普通だと思って育ってきたのだが、友人と焼肉屋や居酒屋に行って2度ほど怒られたことがある。「頼みすぎだよ!またあとで追加すればいいじゃん!」「そんなに載らないよ!」「早いよ!!(怒)」
それで、普通の女の子と食べに行くときはかなり自粛すべきと学習した。


先日、母と二人で実家近くに新しく出来た居酒屋に行った。
いつもの調子で注文して、先に来たビールを飲んでいると店員がやってきた。
「あのー、ちょっと、注文なんですが、女性二人で召し上がるにはちょっと量が多いんじゃないかと思いまして・・・」

母とふたりで固まった。

私「えーと、1人前が多めなんですか?」
店員「いやー・・別にそうではないんですけど(苦笑)」
私「・・・じゃあ、たぶん大丈夫だとは思うんですけど・・・」
店員「あー、そうですか、大変失礼いたしました」

彼は良心で来たのだろう。
こんなことを言われたのは二人とも生まれてはじめてだったが、
まあちょっとした親切心なのだろう、ということで納得した。
その前の日に行った居酒屋では二人でもっと沢山頼んでいるし、まあ、いつもどおりだよな、と思っていた。

そうしたら、しばらくして出てきたサラダとか、4人前くらいあったし、鍋も1人前で普通の店で出る2人分くらいはゆうにあったし、要は、多めだった。宴会サイズなのだ。

そして予想外に、母が余り食べられなくなっていることが発覚した。
母「もうお腹いっぱい・・・」
私「え、もう!!?」


まだこんなにあるけど、私がひとりでこれ全部食べるの・・かな?笑


食べられないことはなさそうだったが、あまりに摂取カロリーがやばそうだ。
これは明日走るしかないな・・・と覚悟を決めた。


ここでもう一度よく考えてみる。
もしあの時、店員があんなことを言いに来ていなかったら、こんな事態は免れたはずだ。
母と私は、「ちょっと頼みすぎちゃったね」と言って、どうしても食べられなければ残すこともできたはずだ。
だがあの店員のひとことが事態を一変させた。
私たち二人を、「残さず食べなければいけない」というプレッシャーの中に追いやったのだ。
楽しい居酒屋でのひとときを過ごしに来たはずが、大変な重圧のなかのひとときを過ごすこととなってしまった。
せめて、あんなことを言いにくるのなら、中途半端にはっぱをかけるのではなく、もうちょっとちゃんと警告して欲しかった・・と、頼みすぎた自分達のおろかさを店員のせいにして、苦しいお腹を押さえながら店をあとにしたのだった・・・(完)

消息

ブログっていうのは新しい文学だね。
と今更言ってみる。

日記でもなければ日記文学でもない。
そこを勘違いすると、こうやって2か月も更新がとまるんだね。

ということで、私も2か月ぶりにブログなるものしてみます。


この2ヶ月間は、これといってネタがなかった

から更新がとまっていたわけではありません。


いわゆるスランプというやつで。
文章のディテールが気になりすぎて何も書けなくなるアレね。
あと、日々いろいろなことがありすぎても逆に収拾がつかなくなって書けないよね。

まあ、かといって物凄く忙しかったのかと問われれば、そうでもない。
じゃあ何してたの?っていきなり聞かれて「あれとー、これとー」ってすぐに浮かんでくるわけでもない。

そうやって考えると、自分でもこの2ヶ月間、わらわれちっぺが何してたのか気になってきたから、ケータイのカレンダーでも見ながら振り返ってみようと思う。


ああそうだ。
10/28は通ってるクライミングジム ランナウトでコンペ(大会)があった。
スタッフだから、お手伝いしてた。
前日に選手が登る課題のテープ貼りなどの準備して、終電がなくなったのでランナウト泊、翌日は1日中大会のお手伝い。
そして打ち上げ。
ランナウトのオーナー、ヤマタケさんは、「コンペの前日はだいたい夜遅くまで手伝ってもらうから、泊まりがけになると思うよ」って言ってたのでその気でいたら、27の夜、「今日ここに泊まる人!」って言われて手あげたとき、「え、女の子が泊るのー!」みたいな雰囲気でちょっと裏切られた気分だった。
大会は超盛り上がって楽しかった。私より1か月早くはじめた人が大会で健闘してた。早くうまくなりてー、と心底思った。

11月中は、外の岩場(ゲレンデ)に行く予定をたてるも2回とも雨で流れた。
この間もほぼ毎日のようにジムには通っていた。
11/23からの3連休は仲間内8人ほどで瑞垣山へ。山の中で一泊して帰ってきた。そしてふもとにある「とあるボルダー」でボルダリング(飛び降りられるくらいの高さの岩を、ロープなしで登るもの)。初めての天然の岩場での岩登りは、まず何といっても手が痛かった。ものすごく痛かった。そしてどこがホールド(つかむべき場所)かよくわからない。
そんなこんなでムーヴ(体の動き、クライミングテクニックのひとつ)を研究しながら楽しんだ。

12月にはいると、まず初めての外岩(ゲレンデ)を経験した。川又という飯能のほうにある岩場で、一般の人が鍾乳洞に行くための道を入っていくとある。これはロープを使って安全確保しながら高い岩壁を登るもの。とにかくホールドが分らないのと、はじめての外岩に慣れないのとで苦戦した。ジムとは全然違うんだなあということを実感。コレはいかに場数を踏むかですね。

そしてその後、わが某A医大に旧山岳部が同好会として正式に(?)発足した。
下級生も何人か入ったし、OB会も結成されるみたいだし、これからはさらにレベルの高い山にもっと行きやすい環境が整うかな、っと期待しているところ。学校内にクライミング用の小さい壁も設置されて、気軽に練習ができるようになった。

話題は変わって、12/12には学校でクリスマスキャロルをやった。毎年行われている行事で、病棟内をクリスマスソングを歌いながら練り歩くというもの。まずはじめに小児科病棟でクリスマス会に参加して歌を歌い、その後歩きながら他の病棟を回る。最後に最上階の整形外科病棟でわれらホストクラブの単独リサイタルやって、自己満足して帰るというイベント。

このとき、ちょうどBSLで小児科を回って4週目だった。だから小児科のクリスマス会では、患者さんのほとんどが顔見知りばかり。まさに最高のタイミングだったと思う。班長である私のくじ運の良さか・・☆小児科は思い出深いことがいっぱい。

そして14日には合唱部の打ち上げをやった。所沢の駅前で懲りもせずまた路上ライブ。
超寒かった。極寒だった。あと10分長かったら凍えてただろう。
というのは、別に場の雰囲気が、ではなく気温が。場の雰囲気は結構いい感じだった。立ち止まって聞いてくれる人も幾人か。今回は合唱部の下級生もいたので(はじめはサクラ)、途中から一緒に歌った。その後場所を変えて飲み会、カラオケ。久しぶりに朝5時まで歌い続けた。それでも次の日また出かけられたんだから、まだまだ若いね、自分。

そんなこんなでBSLも超楽勝な精神科へとかわり、もうそろそろクリスマスで、冬休みで、正月という・・。
はやいね、1年。はやかったね師走。駆け抜けた感があるね。

さて、これで2か月分は取り返したよ。
次からは普通に何事もなかったかのように更新するからね・・・

プロフィール

chippe

Author:chippe


肉好きchippeのブログへようこそ!
2006年10月 山歩きを始める。
2007年9月 クライミングを始める。
山岳同人「青鬼」所属。
「メラメラガールズ」所属。
国際認定山岳医。
「カリマーインターナショナル」アンバサダークライマー。
現在は無職、旅人。
旦那さんはpecoma。

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