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インフルこわい

近況についてのきままな散文。


都心では雪が降って大混乱ですね。
あの次々に人がずっこけるニュースは下手なコントかと思いました。
こっちは逆にいい天気が続いていたのですが、今朝起きてみるとまた路面真っ白!
でもだいぶ溶け始めていたし、今日はTOKYOBIKEで出勤しました!
TOKYOBIKE雪道デビュー!です。可愛い子には旅させないとね。


大寒冬とか騒がれてますが最近周りでダウンする人が続出です。
ziboxもインフルパンデミックだし、予防接種受けてたのにかかった上症状が重い、という話を結構聞きます。
今日も当直でインフルA陽性の人を診察しました。
今コンペ前でトレーニングも減量もしてるので免疫力下がってると思います。感染こわいです。
スタンダードプリコーションしっかりやるしかないな。


今週末は立山で認定山岳医講習会。
クレバスレスキューが主な内容です。
来週末はアイス、で再来週末がコンペ。
ササ来週は札幌で認定山岳医講習会、サササ来週はアイス、不動滝行きたい!


そしたら三月だね~。
春よ来い!

ガバに対する考察

かぶった壁のリードにおけるガバの処理について。
ですがこれはかぶってない壁やガバ以外のホールドにも応用できることかも。
これから書くことはもしかしたらベテランリードクライマーの方なら普通にされていることかも知れません。
私はこの間発見したので、ちょっと書いてみます。


壁がかぶればかぶるほど、ガバホールドは曲者です。大抵のリードクライマーはご存知の通り。
ガバはガバっと持ってはいけない。これは常識。レストポイントになる反面、ガバっと持ててしまうガバは一気に力を吸われる危険なホールドでもあります。だから特にかぶった壁では、ガバでどの位レストするか?ってのはいつも悩みどころだと思います。長く居過ぎても逆にパンプするし。外での本気トライ便なんかだと、ずっとレストしてると「よし、行くぞ!」って気持ちの切り替えが難しくなったりもする、ある意味「はなれ難い」ホールドなのもガバの魔性。


先日、城ヶ崎でパンピングアイアンIIをRPしたのですが、その前の便では今まで核心になっちゃってた部分のムーブを変えたことで核心部がなくなり「もう登れた」と思ったのに、最後のレストポイントを出た途端に蓄積したよれが爆発、どんどん指が開いて回復出来ないままに最後の一手で落ちた。


「あそこまで行って落ちるのか~」と自分の持久力の無さを実感しつつ、数時間後に次のトライ。
どっかぶり部分はもうスムーズ、薄かぶりになった最下部で大レスト、からの、最後の数メートルのはじまり。
まず悪いカチを耐えてドガバをとり、クリップ。さっきはここでレストした後よれてきて最後の最後で落ちた。今回はどうか・・と思いながらレストをはじめる。
しかし、さっきドガバをとった瞬間は全身の力が抜けるかのごとくリフレッシュしたのに、レスト中にドガバを保持している右の前腕がどんどんよれてくる。
手を変えると、変えた直後の左手は超フレッシュ。しかし右手レスト中にまた左前腕は消耗。うーん。


でも、このレスト中に気が付いた。大抵大レストの時って、なるべくホールドをかるーく持ち、全身の力を抜いてリラックスし、片手ずつしっかりシェイクするよう心掛けている。でも、ガバを長く持つのがいけないんじゃないか?保持してる時間が短ければよれないんじゃないか?


そこで今までのスタイルをやめて、片手ワンシェイクずつせわしなく交代し、一見すると「ちゃんと休めてるのかな?」ってくらい素早く動いてみた。ホールドを連続して保持している時間は1秒以内で素早く交代する。すると両腕はみるみるリフレッシュ。ホールドを保持する方の手も消耗するヒマがない。これを20回くらいやったら腕はかなり回復した。この状態から、最後の2回くらいはまた少しゆっくりにしてふーっと息を吐き、落ち着いたところで出発!難なくRP出来た。


もしかしたらこの「ワンシェイクの連続」という方法は、大レスト出来るようないいホールドがないルートにおいても有効かも知れない。ただ、しっかりと保持しなければ持てないようなホールドだったり態勢が悪かったりする時は、持ち替えに時間がかかるから無理だろう。ポイントは素早く、1秒以内に手を変えること。これは今後も色々な場面で使えそうだなと思った。





デブの挑戦

さて。年が明けて一段落つきました。
次なる短期目標は2/11に控えたTNFC本戦、オープン女子での戦い。
ぶっちゃけ2/12の決勝に進めるとは思っていませんw
弱気発言のように聞こえますが、あんまり言うことばっかり大きいのもどうかと思うし。
自分の実力は分かってます。
目標は2/11、予選で善戦すること!
これだけで充分大きいこと言っちゃってますが、出るからには頑張らないとね。
だからそのための努力を怠らないこと!これに尽きます。


トレーニングをちゃんとやろうと思います。
コンペを見据えたサーキットトレ、筋トレ、ダイエットね。
この間、デブでも登れると思ったけどそれは5.12前半のルートをやってる分には、という話で、
厳しいボルダーはデブじゃ全然ダメでしたw
ある程度軽くないとたぶん怪我とかするし。
少しずつ体重も元に戻せたらなあと思ってます。


それから、昨年の年末に横尾尾根を成功出来たので、次なる長期目標をペコマと検討中です。
やっぱりステップアップして冬期登攀がしたいので、そのために今冬残りの日程でアイスクライミングに行きます。
夏山のバリエーションをやるには5.10台のフリールートで絶対落ちない実力が欲しいところですが、それは冬に置き換えれば、アイスクライミングのフリー能力も高くないと本チャンやるのは厳しいということ。
このまま黄蓮谷右俣とか行っちゃったら、よく山にいる「5.10台でヒーヒーいうレベルのくせに山にいく危なっかしい人」と同じ。だからアイスも90度くらい、V級くらいまでは安心してリード出来る実力が欲しいかな。
どれだけ本チャンレベルが上がっていったとしても、常に「自立した山屋」で居られるように。
ペコマと2人で厳しい山行をやるのがぶっちゃけ一番楽しいんだよね。
今週からViperで素振り左右50回!左手がめちゃ下手くそ(>_<)


来冬はどこに行けるかな~。
ペコマは屏風~前穂北尾根とかパチンコのミニチュアみたいなこといってたけどそれは無謀すぎるんじゃないかな~w 横尾谷から見た冬の屏風岩はホントに凄かった。東壁(かな?)の下部は氷が貼ってて、そこをダブルアックスで抜けた後少し傾斜が寝てる雪壁をつめられそうだったけど。
自然とルーファイしてしまった自分がいた。いつかは絶対やりたいなあ。


これからは月一では必ず山に行こう、ってことも話し合った。
今までは一年を期間で区切って、期間ごとに何かひとつのことに集中してきたけど、やっぱりコンスタントに山に入ってないと一番肝心な「勘」が養えないと思う。それは冬山で致命的なことだから、なるべく月一回は山に行こう、ってことになった。


こうして未来のことに思いを馳せてる時間が一番幸せ。
そしてそれが出来る自分の環境に感謝。
日々この気持ちを忘れずに、立ち止まることなく進んで行きたいな。

"リードクライマー"になってはいけないッ!

5.12をバンバン登る人や5.13前半くらいは登ってるような人でも、
大体の人がボルダーの登りだけみると大して強くない。


そう、はっきり言って"リードクライマー"は弱い。


私はそうはなりたくないっていつも思ってた。それなのに・・・



今日の私、びっくりするぐらい弱かった!(・∀・)



5.12前半の強度の弱いムーブでなまった身体が、久しぶりのボルダームーブで悲鳴上げてた!




ヤバイヤバイ!
目覚めよ筋肉ッ!

仙台は雪景色

山ではトレースがなくてもラッセルで進めるけど、街ではくるぶし以下の積雪でもトレースがないと進めないという事を今日学んだchippeです。日に日に寒くなってきているようですが皆さん体調管理にはお気をつけください。


かくいう私も3連休の最後に熱を出してしまい、からっと冬晴れの城ヶ崎最終日は岩を見ずにお暇しました。
発熱なんて何年ぶりか分からないくらい。自分はもう死ぬまで熱とか出さないだろうと思ってた。
とはいえ山帰りの疲れもあるだろうし連登になるということを考慮して、疲労をためないような日々を送っていたつもりでした。


初日、二日目は岩場からは14時とか遅くても15時にはあがって温泉に入り、ご飯もいっぱい食べて20~21時には寝てたし。防寒着もちゃんとして身体が冷えないようにしてたつもり。


でも最終日はパンパンでパンIをRPして4時間くらい休んで、サザン一便出して降りて来たら全身の筋肉痛と吐き気が出てきた。うーんだいぶ疲れたなーと思いつつ、サザンの順番待ちに名前を書き、みんなのトライとかみてたらゾクゾク悪寒がし始めた。


結局二便目は出さずにあがったけど、正解だった。夜は「一本のえんぴつ」(をっちさん紹介ありがとう!)で美味いとんかつを食べたところでダウン。みんな気にせずクライミング談議で盛り上がりまくっていて、私は扉隔てた隣の部屋でその話し声に包まれてホクホクしながら、サザンのワンムーブワンムーブを確認しつつ眠りにつきましたw


とはいえみんな、お気遣いいただいてありがとう&すみませんでした!次からは体調管理ももっとバッチリするのでまた登ってくださいm(_ _)m



昨日には熱も下がって食欲も出て来ました。今日くらいまではしっかり身体休めます。


今朝は冬山用アンダーをしっかり着込んでいざ出勤!とドアをあけたら雪ががっつり積もっててビックリ!
これじゃ怖くてTOKYOBIKEとかで走れないし!たまにチャリですいすい走ってる人はスタッドレスなのか!?
とか思いながら徒歩通勤してたら、子供がわざと滑ってずっこけてた。私はトレースを恐る恐るたどってるのに、子供は元気だなあ、って思ってしまって自分のおばさんっぷりを痛感したorz


最後に、東北に来て知った事ひとつ。

駐車場でうちのX-TRAILの隣に停まってる車は、たぶん持ち主が車好きで改造車。車からは他を寄せ付けなさそうな玄人っぽい感じが漂っているし、たまにしか運転手を見ないが、見るときは大抵エンジンルームあけてなんかしている。


その車がある時、運転手不在なのに突然「ぶいいーん!!」ってエンジンスタートしたのだ!
X-TRAILに乗ろうとしてた私はびっくり!
それ以来その車を「お化け車」って呼んで、ぶつけたりしたら呪われるんだと思ってた。


それが、ある冬の日のテレビCMで「リモートエンジンスターター」なるものを発見!
「寒い冬もボタンひとつであったかい車が待っていてくれます!」と謳っていた。
なるほど寒い地方には一般的な道具だったのか・・・。
無知って怖いね!

城ヶ崎終了!

山から帰って来て3日あけ、今度は城ヶ崎に行っていました。
最終日の今日はいきなりの発熱でダウンorz 4日間の成果はパンピングアイアンII(12b)の一年越しのRPと、パンピングアイアンI(12a)の2RP。山帰りで1/1に行ったジムでも散々だったし、正直今回は何にも登れないんじゃないかと思っていたので満足な結果です。
仙台ではボルダージムしか無いし、体重は増えてるしで、持久力に不安があっただけに、パンIIみたいなパンプするルートを登れたのが嬉しい。


昨日は最後にサザンクロス(12b)を触りました。面白かった!個々のムーブはそれほど難しくないので、よれとの戦いかな?今日登りたかったのに車でお留守番( ; ; )ペコマが帰って来たら仙台に向け出発です。
ペコマを東京でおろした後の運転が心配・・・(´・_・`)


再来週また城ヶ崎行っちゃおうと思ってます。サザンクロスやりたい!


やっぱり城ヶ崎は良いところですね~。


さてついに社会復帰ですよー!!

明けましておめでとうございます!

旧年中は尾根の向こうとChippeの日記をご愛読いただきありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


謹賀新年


年末は横尾尾根から槍ヶ岳に登ってきました!


横尾尾根はラッセルあり、藪こぎあり(?)、岩登りあり、雪稜歩きありのロングで盛り沢山なナイスルートでした!
詳細レポは尾根の向こうにUPしたのでぜひ見てください★


http://onenomukou.web.fc2.com/">「尾根の向こう」http://onenomukou.web.fc2.com/

また、山頂ではいつものように静止画ではなく、動画を撮ってみました。
狂ったように騒いでいますw良かったら見てみて下さい。





6,7年ぶりという年末の好天に支えられ無事登頂できました。でも今回の成功体験はかなり大きな収穫でした。
これから次なる目標を立てるつもりです。


12/31に登頂、下山してからは昨日までとってもいいお正月を過ごしていました。

12/31は下山してきて東京に着いたのが7時半頃。そのまま実家の近くの焼肉屋で祝勝会をしたあと実家へ。
後輩のライチョウさんからもらったワインがうまーで、父とpecomaと3人で2本あけ、除夜の鐘を聞く。ハードな山行の下山日に夜更かししたのははじめてかも?笑

1/1は山道具の整備をしつつHP更新し、夕方から弟とpecomaと3人で品川ロッキーで初登り。
そしたらススム(pecoma弟)がいて登ってた、というのが今年の初笑い(笑)。
ぺくやえりかぽん、バンチョさんも来てみんなで登った。その後実家でお雑煮を食べつつまた夜更かし。

1/2はpecoma実家へ。おいしいお節やお雑煮を御馳走になってデパートで福袋物色。お正月らしいお正月を過ごしてまったりし、仙台へ帰宅。


まさにリフレッシュ★ですね。


今日は当直ですが、明日からは城ヶ崎です!
心と体をクライミングモードに戻して2/11のTNFC本戦に向け調整開始!
あと社会復帰に向けたリハビリも開始!?


・・・できるかなあ(汗)

プロフィール

chippe

Author:chippe


肉好きchippeのブログへようこそ!
2006年10月 山歩きを始める。
2007年9月 クライミングを始める。
山岳同人「青鬼」所属。
「メラメラガールズ」所属。
国際認定山岳医。
「カリマーインターナショナル」アンバサダークライマー。
現在は無職、旅人。
旦那さんはpecoma。

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