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仙台はすごい雨!

怪我療養の週末に降る猛烈な雨!
清々しいな!(^-^)


ということで、右膝がまだ痛いので無理はせず過ごしてます。
学生時代から怪我後の無理やオーバーワークが得意で散々痛い目にあってきたのでもう無理しません!
歳も歳だしね!(^-^)/


今週末は映画みて、買い物して、ロープワークの練習して、美味いもん喰って、あと唯一出来そうな運動である水遊びをしに市民プールにでも行こうかなっと思ってます。


ジムではまだ過保護気味に右足封印して片足クライミングしてます。
右もアウトエッジなら置けるんだけど、来週木曜日に2万円以上する装具が来るのでそれまでは我慢我慢。


で、片足クライミングはけっこう難しいってことが分かりました。
スメアしたり思いっきり振って勢いつけたりとか出来ればまだ違うのかも知れないけど、ゆっくりとフラッギングする程度にしか使えない右足はまさに重り!しかも右側についてて長い、バランスの悪い重り。
キャンパも明らかに負荷が高まっている。
最初は「何か身体が重いな、体重増えたかな?」って思ったけど、それはごく当然のことだったと後で気付いた。
五体満足な時はもっと右足も含めた全身を使ってキャンパしてたのに対し、今は純粋に上半身のみでやっている上、使えない右足が重りとなっている。
まさに荷重トレだ。



それにしてもすごい雨だなあ。他のとこもこんなに降ってるのかな。
こんなに気持ちよく降ってくれると週末の雨も好きになっちゃうね!(笑)

法螺貝の反省

今まで行った沢では一番難しかった今回の法螺貝ゴルジュ突破。
右膝が痛む度に一場面一場面が脳内再生され、反省点が次々と浮かび上がってくる。
怪我は余計だったけど、それを加味しても色々学ぶことが多い遡行だった。



やっぱり山において体格の差は歴然だ。
今回はそれをより強く痛感した。
ボルダーをはじめとするスポーツクライミングにおけるリーチ差の問題より、もっと大きい優劣の差が今回のような山行では明らかになる。



荷物の重さも然り。
今まで経験した中で言えば、重荷を背負っての歩きや乾いた岩登りでは問題になったことは特に無かった。
でも沢登りは何かがちょっと違うようだ。
前回の遡行でも空身にならないと越えられない箇所があったので
「もっと懸垂の負荷を上げなきゃ駄目だ!」とか思ったけどそれが間違ってた。
そもそも男性と体重が違うので、持っている荷物の重さは体重比に換算するとかなり重くなる。
同じことを同じようにできなきゃ、なんてそんな所で闘争心を燃やすこと自体間違ってた。
もっと自分に出来ること、出来ないことを瞬時に判断してその場の最善の行動を素早くとれる能力が必要なんだ。



今回でいえば、もっと素早く荷上げが必要と判断して空身で登るべき場面が多々あった。
そして荷上げをスムーズに出来るようなシステムを予め身につけておくべきだった。
補助ロープは2人で1本でpecomaが常に携行していたのでそれがなかなかうまく行かなかった。


激流ウォータースライダーの所も、つっぱりムーブは正直ぱっつんぱっつんだったけど、水流の関係で頭が下目になって来た時、重荷が背中からずり落ちてバランスが崩れた。
ここから先は水流に足を突っ込むしかない、という所でバランスが悪く、立て直せないまま水流に足をとられて流された。空身ならきっと抜けられてた。


とにかくそういう場面は多くて、思い返すほどに「なんであそこで・・」って今更ながら思う。
逆に言えば、荷上げ前提ならビバークのクオリティを保てるんじゃないか?とも思う。
それにシステムは違うにせよ、ビッグウォールとかでも荷上げは使う技術なので慣れて置いた方がいいだろう。


今回泳ぎで抜けられないところがあったのも実に心残り。
緩流のところ目掛けて思いっきり飛び込めば行けたのかも知れないが、差し伸べられたロープについ頼ってしまった。私は法螺貝ゴルジュ突破したっぽいけど、パーティのリーダーとしてあそこに行くことは出来ない。悲しいけどそれが現実。。



でも、以前も書いたけど山は相手が男性か女性かなんて気にしてくれない。
行きたけりゃやるしかないんだ。
フリーでも小さくてかなり苦労した。でも今は、その体型を活かしたクライミングがある程度出来るようになった。
だから厳しいアルパインでもいつか自分の力を最大限発揮出来るようになる日が来るだろう。
でもフリーと同じかそれ以上に同じ悩みを持つ人口が少ないから、ある程度の答えを得られるまではかなりの時間がかかるだろう。頑張るしかないな。


沢でもっと成長したい!
おらっちがんば!!

ホラの貝満喫!!

今週末は奥秩父でホラの貝ゴルジュ~釜ノ沢!
厳しいゴルジュ突破の後美しいナメ床歩きや滝登りを楽しんで山頂に抜けるという盛り沢山なプラン!
昨日沢中ビバークして今日甲武信山頂を踏んで帰ってきました!
Genkiさんとクラポンさんと4人でワイワイ登りました。
みんな超がつく山好きで、本当に楽しい時間を過ごせました。
モチベーション上がったし貰えたし、またひとつ勉強になったいい遡行でした★


ホラの貝は先々週の増水と比べたら大分水量が少なかったようですが、それでもゴルジュ内はやっぱり激流でした。
エイド通過されることが多い核心部のへつりはフラットソールだと簡単。
しかし真の核心はそこではなかった・・!


そこを抜けた上の激流ゴルジュにこてんぱんにされましたw
私は3回も落ちて激流ウォータースライダーの餌食にw
流されるとまた振り出しからやり直し。
流石に3回目には低体温症ちっくになって全身の筋肉が硬直し、上手く動けなくなってしまった。
へつった核心部の滝の落ち口のすぐ上に一箇所緩流帯があり、ウォータースライダーに捕まると一気にそこまで流されるのですが、もしそこで止まれずにまた激流に捕まってしまうとその下の滝から真っ逆さま!なので必死ですw
ガバも上手くつかめない状態で緩流帯に流れ着き、早くフェイスに上がらなきゃ!ともう2回やった同じムーブで右足ハイステップをきめ、力任せにマントル返したらまんまと右膝の内側側副靭帯をやっちゃいました( ´ - ` )


しかし水の力はすごい。人ひとりの力なんて到底無力。
4度目の正直、今にも全身の筋肉がつるんじゃないかって位震えまくってたのでちゃんとビレイをしてもらってまた激流に挑む。もう3回やった右岸から左岸へのジャンプは完全に力尽きており、水流に耐えきれなくてまた激流の中へwww でも今度は確保されているので下までは流されず、激流の真ん中で全身に水を受けながら身動き取れなくなったorz Genkiさんがお助け紐で引き上げてくれて何とかクリア。
ゴルジュ突破ではホントに皆さんにご迷惑かけましたm(_ _;)m
寒いホラの貝の中で長時間待たせてしまいすみません(>_<)


沢は冒険的だし自由だし、本当に楽しいけど難しい。
今回も山力の低さを痛感した。
流れに逆らって泳ぐのは思った以上に大変だし、沢足袋で濡れた岩を登るのも難しい。
今持っている体力やフリー能力を沢で活かしきるにはまだまだ修行が必要に思う。


あと、今回はやはり荷物が重すぎた気がする。
本気本チャンではもっとしっかり軽量化頑張るのに、今回はビバークのクオリティを求めてしまった。
今回くらいのレベルの沢をやるんであれば、私の力量ではもうちょっと削った方が良かったっぽい。
沢ではザックは濡れてたちまち重くなるので、その分も考慮して軽量化すべきかな。
それか、もっと潔く荷上げするかだな。。


沢は楽しいし勉強になるし、やっぱり夏は俄然沢だね!
さ~次の週末までに膝治さないと!
クラックが呼んでいる~!!


プロフィール

chippe

Author:chippe


肉好きchippeのブログへようこそ!
2006年10月 山歩きを始める。
2007年9月 クライミングを始める。
山岳同人「青鬼」所属。
「メラメラガールズ」所属。
国際認定山岳医。
「カリマーインターナショナル」アンバサダークライマー。
現在は無職、旅人。
旦那さんはpecoma。

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