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暇だからブログを書こう

TwitterやFacebookではさんざボヤいてるのでご存知の方も多いでしょうが、非常に暇なのでブログでも書きます。

あ、ブログは暇だから書くものではなかったですね。すいません。


9月までは沢を集中的にやって、自分がいかに山力が低い、ただのフリークライマーかってことを痛いほど学びました。凄く勉強になったいい期間でした。


でも結局ただのフリークライマーなので、周りのフリークライマー友達が色々成果とか出してるのもめっちゃ気になってたし、同じくただのフリークライマーであるペコマの一声で、10月からはフリーを再開することにしました。


目標はざっくり、以下のようなかんじ。


・ボルダー
あと残してる宿題は塩原の「千」(1D)、小川山の「忘却の河」(2D)。
塩原は近いから何度かいくと思うけど、リードもやりたいのでダラダラトライはしたくない。
千は今週末絶対登ります。忘却の河は11月第一週に絶対登ります。
絶対!


・リード
11月は岩手、岩泉のひょうたんケイブに通って5.12後半を狙います。
ziboxで持久トレも強化してます。


・コンペ
ノースフェイスカップに女子の真ん中のクラスで出ます。前回はオープンで出たけど、膝の怪我を言い訳に今回はミドルです。そのため、自分としては負けられない戦い、精神的な追い込まれ度はオープンで出るより高いです。
とりあえず1月のzi予選では予選1位通過が目標!2月の本戦ではミドル優勝が目標です(笑)。
よし、でかいこと言っといたぞ、頑張れ自分!



最近はやっと走れるようになってきたのでランもしつつ、筋トレの量も増やしてます。
マシン筋トレで定量的に負荷を増やし、10RM以内の高い負荷で1セット5〜10回程度の筋トレをしてます。

ラットプルダウンで最近はじめたのは、懸垂運動からディップスの動きに繋げて機械の限界まで押し下げるという運動。この動きはざっくり言えば上腕二頭筋から上腕三頭筋へのスムーズな切り替え運動であり、クライミングには沢山出てくる動きです。
あと重視しているのはロウリアデルト。クライミングでいうひきつけ動作ですね。

大胸筋オンリーで効いてくるフライは、まあそこまでクライミングに重要とは思わないですが、私は極端に苦手なので趣味としてやってます。。


ランが出来るようになって、怪我後増量の一途を辿っていた体重も自然と減ってきてるし、本腰いれた減量はコンペ前でいいかな。
現在体脂肪率は13%くらい。コンペ前を目安に10%前後には持って行こう。


ということで、今週もお仕事がんばるぞ!
鬼飢えテン鰻!

収穫祭序章!

先週末は、今年6月くらいから(?)所属することとなった同人青鬼の初のお祭り、第一回青鬼祭が小川山で開催されました!



内容はPPLF Fes(プアプロテクションロングフォールフェスティバル)!!



プアプロでロングフォールして「俺たちは飢えてるぜ~~~!!!!」って奇声をあげるお祭りです(^-^)/



それにあわせ、前の週から小川山に行って秋の収穫を開始しました。
先々週はなんだかシケシケで全然登れず萎えっぱなしでしたが、先週末はからっからのきらっきら!!!



乾いた岩ってサイコ~~~~!!!!!
あ、濡れた岩も大好きだけどね(/∀\*)キャ



ということで、初日は初段を2本完登!





朝練、フィロソフィー。






からの、ラブトラ!






岩が乾いてれば登れるんだね!
怪我をしてホントに弱くなってると思ってて先週は実はかなり萎えていたので、少しだけ自信を取り戻しました(´ー`;)
あと、この日は思い切って右膝のサポーターを外して登ってみたらすごく体が軽かった(笑)。いいのか~?





ということで本命の「忘却の河」です!!!
pecomaは大いなる河の流れをトライ中なので二人ともシャクナゲには用があるわけです。
岩の状態は、”大いなる”はかなり良い、忘却岩もまあまあ。
さあ、登るぞ~~っ!!



pecomaは岩の状態がかなり良いから逆に焦ってしまうようで、休め休めと言っているのにマシンガンしてた。
そうしてついについに完登っ!!!!!



大いなる河の流れ(2段)pecoma



なんだか最後のガバ取りが大きくふられるからそこで何度も落ちていて、やっと登れたのでした!
う~ん。いい課題だぁ。
Two Monksも凄い課題だけど、コレも凄いや。
のろけとかではなく、本当に上手くないと登れない課題だと思う。
あ~いつか私もこんなカッコイイ課題が登れたら!!




やっぱり私は男っぽい課題が好きです。
塩原の千とか千とか。大倉の汁とかっ!!!!



よぉ~し!pecomaに続け!!



忘却の河(2段)chippe



この課題の核心は「つなげること」なので、ワンテンですがまだ完登は遠いかもしれない。
私の実力では、体と岩のコンディションが良い時でないと登れないだろう。
でも、今シーズン中に決めたい。
だからまた小川山いっちゃう。
お金も時間もかかるから関東には出ない、と決めたのに、行っちゃう!
だってこのムーヴがぐるぐるぐるぐるぐる今も回り続けてるんだよ~~~~~~~(泣)





ひとしきり登って筋肉が痛み、何だか寒気がしてきたところで撤収。
前日に猛烈な咽頭痛にみまわれていたのだが、なんだか熱が出そうな不穏な空気が・・・・



でもそんなこと言ってられるか!
これから記念すべき第一回青鬼祭!
私たちはこの同人で、絶対ビッグな山屋になってやるんだぜ!!!!!!


で、宴会です!!



いえす!うぃーあーアオオニ!!!!
青鬼の起源



飢えた鬼の集まりだから肉もスゴいんだぜ!!
肉!



鬼の集まりだから火力もハンパないぜ!!!!!(小川山で焚火するたびに最大火力更新してる気がw)
地獄の業火



1時くらいまで飲み明かした。(私はその8割くらい寝てた)
身体の終わりまで登り倒して飲んで食べたら、眠くなるってもんです。
少なくとも私はいつもすぐ寝ます。
でも最近気づきました。
宴会は、最後まで参加することこそが大事なんだ、と。
だから座ったまま寝ることにしたんです。
みんなが熱く山語りしてる中にホントは入りたかった。でも眠かった!
でもその場を離れなければそれでいいのではないか。眠かったら寝ればいいのではないか!
それが最近たどり着いた私の結論です(笑)。



ということで、宴のあと。鬼の集まりだから総アルコール量はハンパない!
鬼の宴のあと



焚火の横でごろ寝してる鬼たち。これが真のアウトドアだぜ!!!!
真のアウトドア



これが真のアウトドアだぜ!!あ゛~~~、喉いてぇ~・・・
風邪をひいてるアウトドア派




そしてこの日ついに、第一回プアプロロングフォール祭が開催されました!!



PPLF1




一体鬼たちは何で落ちたのか!!?


PPLF2



この続きは「尾根の向こう」で!
乞うご期待!!!!(笑)



さあ。
収穫祭はまだはじまったばかり。
冬へ向けアックスの素振りもはじめつつ、まだまだ刈り取っていくぞ!
鬼飢え!!!!w

久しぶり小川山ボルダー

TNFカップにziBoxでエントリーした。
トレーニングをはじめたいが、怪我前と同じ調子で登ってしまうとまだ翌日にひびく。
今回は前回より1ランク下げてミドル女子で上位を目指すことにした。
取り敢えずの目標は予選1位通過。


色々あって最近まともに登れなかった。
大分回復したが、まだメンタルは波がある状態。
この豆腐メンタルをなんとかしたい。
せっかく良い季節になったし、早くクライミングに集中したい。


今週末からはフリーをやることにした。
来週、小川山で青鬼祭が開催されるので、今週末と2週連続の小川山を計画。
でも関東に出るのは時間もお金もかかるので、その後は東北の岩場に通ってグレード更新を狙う予定。

久しぶりの小川山で、しかも2週と限られていて、さて何をやろうか。
迷ったけどGWに触った「忘却の河」がやはり一番はじめに頭に浮かんだ。
ペコマも「大いなる川の流れ」をやってるとこなので、自然とボルダーに集中しようって流れになった。

結論からいうと、今週末のようなシケシケの状態では、今の私の実力で忘却完登はムリ。
一番状態がマシだった初日の感じでは、ムーブ強度は以前より低く感じられただけに残念。だか本気トライはしなかった。
最近はやりの「フィロソフィー」も触ってみた。初日の数時間と昨日の一時間ほどでムーブを探ってみたが、面白いことが分かった。
身長154cm・リーチ152cmの私には、男性ムーブはぱつぱつ過ぎてちびっこムーブは狭いらしいw
たぶんこれ、苦手系だ。
一応、ちびっこムーブの方が若干良さそうだったのでそちらを採用してみようと思う。
来週落とせなかったら終了。
忘却は機会があれば11月にまたやりに行きたい。

三連休最終日の今日はピーカンだが、これから仕事。
おらっちガンバ!

私の使命

生きていくということは、潜在的に苦しみを抱いている。

ずっと昔からそう思ってきたし、今もその考えは変わらない。


個々のちっぽけな生活は、神の存在を予感させるような抗えない巨大な流れの中にあって、とてもじゃないが凡人にはその全体像など判らない。


そうした中で好調と不調は正に紙一重の連続によって訪れたり遠ざかったりする。


大きな壁に直面するたび、短絡的思考しか持ちえない人類はそれを「試練」と呼んでみたり「運命」と呼んでみたり。何かしら意味を探そうとする。特に苦境に立たされているとき人間は、自分に与えられたこの出来事の意味は何か、自分が生きている意味は、生まれてきた意味は何か、と誰にともなく繰り返し問う。


その「意味」とは自分のためにあるものだから、最終的には自分で自由に解釈すればいいだけのこと。
全ての出来事は特に意味などなく、巨大な流れのほんのさざ波に過ぎないものなのではないかということに最近思い至った。
人の死も喜劇も悲劇も、全部ただ起こったこと。意味を見出したいのは人間だけで、本来そこに意味などない。あるとすれば因果だけ。




幸と不幸の判断は難しい。
少なくとも死の瞬間までその答えは出せない。
人生に続きがあるのであれば、幸か不幸ではなく、楽か苦労か、の判断しか出来ない。
苦労=不幸ではない。
苦労の結果が幸という可能性も十分ある。
つまり、結局のところ人間は現在の状況について真摯に向き合い取り組んでいくしかないのである。


ペコマは今回の出来事を「ドラマみたいだね」と言った。
恐ろしい報せを受けてからの1週間は永遠に終わらない悪夢に思えた。
途方に暮れて泣くだけの日々は自分の無力さを嫌というほど教えてくれた。


でも、悪夢は醒めた。
沢山の人たちの信じられないようなパワーによって。
陳腐な言葉を使えば、いわゆる「奇跡」だろう。


そして醒めてくれたからこそ、私は今度こそ後悔しないようにと全力を投入した。
へとへとになったけれど、そこには「楽」の時間が戻ってきつつあった。
神様は私を見捨てたわけではなかったようだ。


でも、これは夢でもドラマでもなく生身の人間たちの人生だから、これで終わりではない。
死ぬまでまだまだ続きがある。
その続きをしっかりと演じていかなければまた同じ悲劇が繰り返される。
私は沢山の人に助けられながら、何人分かの人生を背負って、浮いたり沈んだりしながら達成感にあふれる人生を送っていくんだな、と今は思っている。



同じ経験をしたことのある人間が何人居るだろう?
どうして私なんだろう?
悪夢にうなされていた時の閉塞感がうそのような、未来が見える今。
死神の吐息を頬にリアルに感じた日の次の朝、予定通り北岳のふもとでRickyと合流したあの時のことを思い出す。
様々な出来事はただ起こっているだけだが、その裏には滑稽な人間たちの綱渡りや紙一重の連続がある。
「生」とは人間にとって神秘だが、数奇なものではない。
でも「人生」は数奇だ。


この出来事を文章にしたら人気ブログになるとペコマは言ってた。
いつか私のエッセイが大ヒットして映画化までして印税がっぽがっぽな老後を送れるよう、これからも精一杯滑稽に生き抜いていこう。




プロフィール

chippe

Author:chippe


肉好きchippeのブログへようこそ!
2006年10月 山歩きを始める。
2007年9月 クライミングを始める。
山岳同人「青鬼」所属。
「メラメラガールズ」所属。
国際認定山岳医。
「カリマーインターナショナル」アンバサダークライマー。
現在は無職、旅人。
旦那さんはpecoma。

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