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2019/08/09 アルパマヨ 登山記録 〜HCまでの長い1日〜 ペルー旅行記その6 〜 09/08/2019 El día muy largo a Campo Alto Alpamayo

8/9、4時半起床。ペコマとの定時交信開始。これから先の天気は快晴、風も弱く全く問題ない。


6時過ぎにはテントを出て撤収を開始した。
すると、下から「ちっぺさ〜〜ん!」と。私を呼ぶ声がする。

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なんとすぐ下のサイトに張っていた2張りはYさんたちだったのだ。全然気づかなかった(笑)。
「モレーンに泊まったんですねー!」
「またあとでー!」
と言葉を交わす。


はじめはガレ場歩き。昨日荷揚げの帰りに、ある程度歩きやすい道を探してケルンを積んでいた。それでも氷河の取り付きの手前はどうしても浮き石だらけのところを通過する羽目になった。


昨日より軽い荷物で軽快に10時前、デポ地を通過。

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雪に埋まってロストしたりするはずもない安心のデポ(笑)だ。


デポを通り過ぎ、急登を超えるとついに壁が現れた。近づいてみれば何のことはない、弱点となる"通り道"がちゃんとある。ここでハーネスをつけ、ギアの準備をはじめた。

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するとすぐ、WilderとYさんたちが追いついて来た。

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Yさん撮影!

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雪壁を少し登ると、氷壁の下に2畳ほどの快適なテラスがあった。

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HCから下山してくる人たちが懸垂をしていて、まだ少し待たなければ登れなさそうだ。時間が勿体無いので、私は荷物をここに置き、空身でデポの回収に向かった。

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コチラもYさん撮影!


デポを拾って戻ってくると、降りてくる人はもう居なくなっていたものの、後続が2、3パーティ迫って来ていた。

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今日の核心に備えて腹ごしらえ。食べきれなかった朝ごはんの残りの・・ゆかりご飯(泣)。


まず、軽い方の荷物を担いでフリーソロ。スノーバーの残置にロープをFIXして懸垂下降し、もう一つの荷物を持って再度登る。息が上がる。他パーティと混戦の形となった。


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ここから上は、60mほどの雪壁をよじ登る。まずは1つ目を担いで登る。標高5300mを超え、非常に息が上がって辛い。

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登り切るとここにも懸垂支点があったので、下りは懸垂で降りる。1P目の終了点にちょうど降りられるような設計になっていて有難い。

2つ目を担いでまた登る。息が切れて全然スピードが上がらない。


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ラストのパートは、1P目より簡単そうだが、出だしのベルクシュルントが切れている。トレースはあって踏み固められていて、きっと絶対崩れないんだろうという1足分ごとの足場はあるが、すぐ下、すぐ左を見ればぽっかりと大きな空間が口を開けて待っている。


まあ、時間が差し迫っているわけでもないし、念のため始めだけ確保しよう。


スノーバーで支点を作り、登り始めた。この間にまたポーター風のペアが追いついて来て先へ行った。70-80度くらいの傾斜の雪壁がほぼ60m分くらい続いた。そしてついに、人の声が聞こえ、傾斜が緩くなる箇所が見えてきた。着いた・・!


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アルパマヨ南西壁。写真で見たのと同じ、でもその何十倍も美しい。しかしすでに身体は異様なまでの疲労にぐったりしている。


と、Yさんが「お疲れ様でーす!」と声をかけてくれた。「何か手伝えることあったら言ってください!」と、有難い言葉だ。

この最後のピッチは真っ直ぐだし、比較的傾斜もあるので、2つ目の荷物は細引きでホーリングしてみることにした。さっそく、マイトラにセットして引っ張ると、ところどころ引っかかったりしつつも順調に上がってきてくれる。

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しかし、このホーリングも大変に息が切れた。3回くらい、その場にひっくり返ってしばし呼吸を整えた。どうせ下の支点を回収にもう一度降りなければならないのだ。担いで登り返しとどっちが楽だったのだろう。と思ってしまうほど疲れた。


流石に、最後の登り返しは空身だったから楽だった。


そうして全ての作業が終わりHCに到達するころにはもう15時を回っていた。


Yさんが「整地しときました!」と、嬉しい言葉!
正直、そのまま20分くらい座り込んで休憩しないと、荷物を担いでサイトを探すことすら出来ない状態だった。ひとまず空身で整地してくれたという場所に移動したら、Yさんが荷物を運んできてくれた。そのたった数メートルが、今は本当に有り難いのだ(笑)。


今朝合わせてきた高度計は5546mを表示している。

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ハイシーズンでなくてもこの賑わい!


標高5500mともなれば、高所衰退がはじまって然るべき高度だ。今日という日がこんなにもハードな1日になるとは正直予想していなかった。やはり順化が不十分なことも影響してくるのだろう。


非常に緩慢な動作で、テントの設営に取り掛かった。Yさんたちパーティのお隣さんだ。Yさんのほうがせっせと作業をしてくれていて申し訳ない。


テントがたったら、シェフがお茶を振舞ってくれた。飲み水はもう尽きていた。これからは今までのテンバと違い、雪を溶かしての水作りからはじめなければ水を飲むことは出来ない。そんな状況にあって「お茶をくれる」ということは、とても大きな意味のあることなのだ。この1杯、2杯のお茶(しかも砂糖入り)がどれほど身に染みたか分からない。

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その後テルモスにお湯までくれて、本当に至れり尽せりだった。


16時半ころになってやっと少し落ち着いた。さっそく、カメラと双眼鏡を持って壁のよく見える場所まで移動した。

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流石ともいえる、非の打ち所のない容姿。でも、"世界一美しい"と称されたのは北壁側らしいけどね。


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French Directルート取り付き、ベルクシュルントこえのところ。こんなの超えるのか。ここが核心になりそう。


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あとはひたすら、アイスフルートと呼ばれるヒダとヒダの間を直上していく。ずっと同じ傾斜が続いている。分かってはいたがこれが400m。ふくらはぎどパンプ系だ。


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上部はわりと岩が出ているようす。


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最上部がよく分からない。たぶんルートはここからは見えない角度になっていると思われる。

トップアウトして終わりではなく、最後に山頂を形成しているマッシュルームの塊に登るという作業がある。遠景の写真では、どれも山頂の左に抜けるようなラインが示してあった。しかし、ここからではどんな感じになるのかよく分からない。行ってみて、だな。


さて。明日は何時に出るか。セオリー通りなら1時ころ出発だ。
Wilderも深夜に起きて1時かそこらに出ると言う。
フレンチパーティにも話を聞いてみた。やはり彼らもそのくらいで考えているようだ。


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コチラはキタラフ。アルパマヨと比べるのは間違いだが、それにしても特にこれといった特徴もなく、見栄えしない。
否、充分美しいのだけれども。
HCはこのキタラフとアルパマヨの間のコルにある。はじめは順化のためこれに登ろうと思っていた。


結局、フレンチパーティが2人と3人の2パーティあり、YさんWilderペアがいて、私がいて、他にももう1パーティ、現地ガイドと外国人のパーティがいて。明日のアタック隊はそれなりの人数になりそうだった。


出発をみんなより遅らせることはしたくない。ルート上部には巨大マッシュルームがいくつもそそり立っているし、取り付きへ向かうトレースのど真ん中に巨大なデブリ帯もある。それにそもそもソロだから時間がかかる。しかし、だからと言って、1時間や2時間前倒しにするのも辛い。この疲労度合いで、回復出来るかも不安だ。



結局、同じような時間帯に出発するしかないだろう。
そう結論づけて、23時45分と0時に目覚ましをセットした。この時間に起きて出られる時間に出ればいいや。


行動食は、やはり今日の分の1/3くらいしか消費できていなかった。
夜ご飯。今夜はとっておいた、チキン何ちゃら系の味のあるα米だ。お湯を多めにしてスープみたいにして流し込んだ。行動食の残りも食べて、今日の分の1/2くらいまでは胃に詰め込んだ。最後にミルクティーも飲むつもりだったけどもうそれ以上胃に入れられなかった。胃腸機能が確実に落ちている・・高度障害と言っていいだろう。


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気を抜くとすぐ70台にまで落ち込む。


夕食後にAZAを250mg内服。ちなみに、私は緑内障の診断を受けている(AZAが必要になるほど重症ではないが)ので、コレを飲むことは悪いことではないはずだ(笑)。


ただ、利尿作用のせいで脱水にならないよう気をつけなければならない。それに明日は壁の中で長い1日。トイレが近くなると地獄だから、朝は飲むのをやめよう。


寒くてリアクターをがんがん焚いて、それでも深夜は少し震えながら浅い眠りを貪った。


明日はどんな1日になるのかな・・・。

2019/08/07〜08 アルパマヨ 登山記録〜Base camp からMorain Campへ〜2019 ペルー旅行記その5〜 07/08/2019-08/08/2019 hasta Campo Morrena Alpamayo

8/7、4時半起床。

起きたらinReach Miniの電源を入れ、空気孔から手だけを出してテントの外に取り付ける。

シュラフは#2、防寒具も薄い化繊のビレイジャケットのみだ。予報では山頂ですら-10度いっていないのでこれでも余裕と思っていたが、やはり深夜から明け方にかけては、この標高でも熟睡は出来ない寒気に包まれた。

面倒くさくてフライを張っていないから、より標高が上がってもまだ切り札がある、と自分に言い聞かせる。しかない。


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今回、α米や水戻しパスタの半分の値段だったので、朝食用にリフィルヌードルを購入した。山の中ですら、カップ麺なんて十何年ぶりだろう?という位、普段カップ麺というものを食べない。
今朝はどん兵衛にした。ものすごく美味しくて感動した(笑)。クセになるかも。


それほど急いだわけでもないが、テント撤収して6時には歩き始められた。

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朝6時はまだ暗い。


今日は最初から前後ザック作戦。そのせいか、良いペースで歩けた。

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しかし、ふとした瞬間に足を取られ転んだ。ほぼ真っ平らだが、不揃いの石畳で固められた道に差し掛かった時だ。少しでもバランスを崩した途端、自分の身体と違うところに重心がある身にはもう成すすべがなかった。

慣性のままに、というか、前のめりに倒れて、そのまま頭が下になるところまで行った(笑)。スネとおでこを打った。どちらも軽症で済んだ。

これが崖っぷちの道だったら・・即アウトだ。
それ以後、考え事はせず、足元に意識して歩くよう心掛けた。


それにしても、昨日とは比べ物にならないくらい良いペース。昨夜は「明日大丈夫かな?」と心配になるような疲労感だったのに、今朝起きたらすっかり元気になっていた。


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周りの景色を楽しむ余裕はないが、余りにピラミダルなArtesonrajuの姿だけはついつい見惚れてしまう。


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Jatuncocha湖はLlamacorralから約2時間ほどのところにある直径1kmほどの美しい湖。水がとにかく綺麗で、魚もいっぱい居るらしい。このほとりにも気持ちのいいテンバがあるが、主に泊まるのはトレッカーで、アルパマヨ登山の人でここを利用する人は少ない。


そうは言っても、30分〜1時間おきには大きい岩を見つけて休憩する。途中、砂浜みたいな大平原をずっと歩くようなところがあり、めぼしい休憩用の岩もないので辛かった。"ライフセーバーのトレーニング道"と名付けて、「はやく終わらないかな〜」とぼやいていた。


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ロバ強し。動きを見ているとけっこう賢そう。ある程度自主的に動くし、他のトレッカーの邪魔にならないよう立ち止まったりもする。


Llamacorralから8kmほどでサンタクルストレイルを外れ、アルパマヨへ向かう谷へと入っていく。
明らかにトレッキング風の家族連れなども結構コチラへ来ていて「アレ?」と思ったが、BCまではトレッカーも多数訪れるようだ。


ここからは標高差350mほどの登りになる。でもかなり細かく九十九折っているせいで道自体の傾斜はそれほどでもない。まだまだ前後ザックで余裕だ。


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アルパマヨBCには14時過ぎに到着した。BCは沢山のテントで賑わっていて、とてもオフシーズンとは思えなかった。

そういえば、結局Yさんたちに会わなかったなあ・・。
"絶対どこかで追い付かれるから。アスタマニャーナ!(また明日!)"と言って昨夜別れたのだ。
まさかYさんがお腹を壊してダウンしていたとは、この時知る由もなかった(笑)。


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シューズにたまった砂。サンタクルストレイルの砂加減はかなりのモノ。富士山の砂走りを駆け下りた後よりも凄いことになる。足も真っ黒。


まだまだ余裕があるので、今日中に荷揚げしようと思い立つ。
テントを張り、休憩して、揚げる荷物(主にギア)をパッキングした。17時下山開始と決め、15時20分頃にテンバを出た。

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昨日のうちに、今後のプランは練り直してあった。
もっと荷物を減らさないと登れないのは明らかだ。


まず、HCの滞在日数を減らす。天気はきっと大丈夫だし、天気待ちなどしない。キタラフも行かない。で、HC滞在は2泊と決める。そうして、食料燃料だけでなく、その他の装備ももっと切り詰め、BCとMCとにそれぞれデポする。


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標高が上がると、BCの背後に水をたたえる巨大なArhuaycocha湖が見える。大きさはJatuncocha湖とほぼ同じくらい。氷河の侵食で出来た湖だ。ちなみに”cocha”はケチュア語で”湖”。


MCからHCへのキャンプアップが1日で済めば理想で、無理でも2日以内に収めたい。ということで、MCに揚げる荷物は4泊分のみでいい。ガス缶も4つもあるけど、BCに1個置いていくことにした。


この日はMCにはたどり着かなかったものの、標高4800mくらいまで荷揚げすることが出来た。
荷物が軽いとこんなにも違うものか。

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休憩中に測定。


道中、ギアを担いで降りてくる人とすれ違い、下山の人だなと思って話しかけた。有難いことに英語が通じた。彼らは無事登頂したようだ。French Directの状態を聞くと"Good good!"と言うので嬉しくなる。また、Morain Campで水が取れるのか定かでなかったので聞いてみたら、「とれるよ。氷河が溶け出したストリームがある」という。それなら安心だ。

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雪に埋まってロストしたりするはずもない安心感のあるデポ(笑)。


17時半過ぎにはテンバに戻り、α米のご飯。
今回、味のあるご飯は2食分だけで、あとは全部白飯。ゆかりとごま塩を持ってきたが予想以上に味気なかった。やっぱりいつもみたく牛飯とか、ビビンパのやつとか、買えばよかったなあと後悔する。
でも・・明日の朝ごはんはリフィルヌードルだ!
そうやって自分を励ます。シーフードヌードルか、カレーヌードルか、どん兵衛のたぬきと狐も選べる。
よし。早く明日の朝が来るよう、早く寝よう。


8/8も4時半起床。

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で、シーフードヌードル〜!
72gで400kcalというのも嬉しい。

今日MCに上がれるのは確実なので、それを踏まえてBCに置いていく荷物を仕分けした。けっこうな量になった。
デポ袋的なものは何も用意しておらず、日本の100均のポリ袋でデポしていくというのが何とも心許なかった。ただ、BCには大きな掘っ建て小屋みたいなモノがあって、デポ荷物置き場みたいになっていたので安心した。


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一応、盗られて本当に困るようなものは置いていかないようにした。


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荷物が軽い。順調に高度を稼いでデポ荷物を通り過ぎ、9時くらいにMCに着いた。まず、いいサイトを確保する。水場の近くがいいな、と思って水場を探した。耳を澄まして場所を探る。しかし・・・水音は全く聞こえてこない。


困ったな・・と思いながら、適当なところにテントを張ってデポを回収しに行った。

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絶景なり!


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やはりArtesonrajuが目につく。面白そうなmixルートもあるのでパートナーを見つけてまた来たい。


11時頃、デポを持ってMCに戻って来た。これからまたHCまでの荷揚げに行きたい。でも、水を確保するのが先決だ。仕方なく、ものすごくしょぼい雪渓の生き残りみたいなやつを採集することにして、スコップ代わりのスノーバーとアックスを持って窪んだところへ降りた。

するとその途端、左のほうからハッキリと分かる水音が急に聞こえてきた。


あーっ!ある!あるぞー!


嬉しかった(笑)。

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あった(笑)。


音のする方へ行ってみると、本当に小さくて濁ったストリームがあった。でも水量は豊富。そして私にはカタディン浄水器があるから何も怖くない(笑)。


水を3Lほど確保して、デポ荷物をパッキングし、11時45分に荷揚げを開始した。


モレーン帯のガレ場を詰め上がる。ケルンを辿っていくが、あまりいい道が分からない。

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そしてついに、氷河の取り付きへ!バツーラに換装してアイゼンを装着。やっと雪山登山の開始だ!


この時間になると雪は多少腐ってくるが、それでも踏み固められたトレースは歩きやすい程よい固さ。雪ダンゴも全然つかないし、いい傾斜でグングン高度を稼げる。ガレよりもライフセーバーのトレーニング道よりもはるかに歩きやすくて疲れない。


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SpO2も、起きて行動している分にはとくに下がらないようだった。


それでも標高5200mを超えた辺りから明らかに息が切れた。途中、雪庇の突き出たナイフリッジや幅1mほどのクレバスの通過があり緊張する場面もあった。


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行きはアックスを効かせてまたぐ。帰りはジャンプ!


標高5300mを少し過ぎたくらいで、設定していた下山開始時刻になったので終了とした。この少し上からロープを出すことになるのだろう。

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ここからだとまだラインが全然見えてこない。一体どこを登るというの?


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フレンドリーなフレンチパーティも荷揚げのため上がって来た。彼らは私より50mくらい上、壁の直下まで行っていた。


MCには16時半頃に戻って来られた。ゆっくり身体の手入れなどして、ココにデポする荷物を仕分けした。ガス缶をさらに1個減らし、ソーラーパネルも置いていってモバイルバッテリーだけにする。明日は冬装備でスタートするので、ここまで着てきた衣類やトレランシューズもデポ。
明日の荷物はかなり軽そうだった。

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MCには私のほか、4張りくらいしかテントがなかった。
荷揚げの往復中にもすれ違わなかったし、Yさんたちはどこに行ったのかな・・。
寒い夜に備え、フライを張った。


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今夜も白飯にゆかりとごま塩。なかなか食が進まなくて、最後はお湯を追加して流し込んだ。
行動食も1日800kcalくらいと、いつもの山行の時より少な目に設定して用意しているのに、なかなか1日分を食べ切ることができない。なるべくお茶などと一緒に、夜に残りを消費するよう心掛けた。
テント内でモニターをつけると、SpO2:75%くらいまで下がっている。
意識的に深呼吸し、早く寝過ぎない方がいいな、と思う。


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いつも無意識に行なっている呼吸という作業は、意識的に行うとすごく疲れる。一般に食事中はSpO2が下がると言われるが、単に換気量が減るシチュエーションでもれなく下がる。更に、寒くて、ほぼテント内を締め切った状態で火を焚いているのも良くないんだと思う。通気孔から直接外気を吸ってごまかす。


こりゃ睡眠中は結構下がりそうだね・・。


明日、HCに上がれるだろう。そんな確信が持てた。
アルパマヨ南西壁との対面まであと少し!

プロフィール

chippe

Author:chippe


肉好きchippeのブログへようこそ!
2006年10月 山歩きを始める。
2007年9月 クライミングを始める。
山岳同人「青鬼」所属。
「メラメラガールズ」所属。
国際認定山岳医。
「カリマーインターナショナル」アンバサダークライマー。
現在は無職、旅人。
旦那さんはpecoma。

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