FC2ブログ

ジョシュア生活2週目突入!

アメリカ生活開始から早くも1週間が経過しました!

20230322035513e16.jpeg



はじめの4泊はあらかじめオンライン予約していたBlack Rock Canion Campgroundという、Joshua tree NPの外にあるキャンプ場に泊まってました。ココは1泊25ドル(1サイトの料金)で飲み水、洗面所(せっけんも完備!)つきトイレあり、電波あり(Ahamoも海外SIMもOK)と、ファミリーキャンプには快適です。



202303220353548dd.jpeg
朝晩はけっこう冷えます。


しかし洗い場というものはなく、トイレや水場での食器洗いもNG。汲んだ水を使って自分たちのサイトで洗い、汚水はファイヤーサークル内に捨てる、というルールをレンジャーが教えてくれました。子供の哺乳瓶などはお湯を沸かしてゆすいでますが、大人の食器とか油ものなどは拭き取る程度になります。


メインの岩場(Hidden Valley)までは車で片道30分ほどで、家族みんなで移動して、ルートの取り付きなどで子守りをしながら交代で登りました。

20230322035403673.jpeg


ボルダーもわんさかあって、ボルダラーが快くマットをシェアさせてくれるので気兼ねなく子守りボルダー散歩も可能です。みんなめちゃフレンドリー!


20230322035416ed2.jpeg
ちなみにガソリンはリッター168円ほどと、日本と値段あまり変わらないです。


5泊目からはHidden Valley Campgroundという岩場の中にあるキャンプ場に移動したいと思っていたので、Hidden Valleyで登りつつキャンプ場の情報集めをしました。

20230322035438ee0.jpeg


こちらのキャンプ場はFirst-Come,First-Surved(予約不可で来た人順)なので、空きそうなサイトに狙いを定めておいて場所取りをする必要があります。人気のキャンプ場なので場所取り合戦がすこしシビアです。連泊可能日数はmax14日まで(ちなみに年間通して30日までしか利用不可)で、1サイトに6名まで、車2台まで、というルールがあります。レンジャーが朝晩見回りして車のナンバーとかも控えてるから結構厳しく管理されてます。1泊15ドルとリーズナブルで、飲み水なし、トイレにも水道なし、電波一切ナシのワイルドなキャンプ場です。クライマーにはぴったり、赤ちゃん連れには少し辛い?でも、岩に囲まれてとても気持ちのいい場所です。


この周辺の岩であればアプローチは歩き、というか、キャンプサイトから登ってるのが見えるし声も聞こえるみたいな環境なので、基本キャンプサイトで子守をしつつ交代で登ってます。


20230322035424f40.jpeg
キャンプ移動した翌日に発熱・・。すぐ元気になってくれてよかった。


20230322035524fae.jpeg

クマさん居ないからか備え付けのフードロッカーはないですが、食料は野生動物が食べないよう各自でボックスなど使って管理しなければいけないようです。あと、木にタープとかのロープを括り付けるのも禁止みたい。レンジャーが見回りに来てメモを置いて行きました。メモに従って処置したら、夕方また見回りに来たレンジャーが「ご理解ご協力感謝します!」と親切に応対してくれました。なんかみんなヨセミテよりフレンドリー!


20230322035505038.jpeg
Sunday morning coffeeサービス❣️


今日はアメリカ上陸以来のしっかりした雨の日なので、初洗濯、初シャワーデイになりました。こちらでお会いしたTakuyaさんにも色々と情報をいただき、順調にクライミング ライフを満喫中です。

202303220356353d7.jpeg

洗濯3.5ドル、乾燥10分1ドル。アプリでも払えるみたいだけど、両替機があって25セント硬貨を作って入れる仕様です。


20230322061236ef3.jpeg

Coyote cornerのシャワーがcloseしており、他にシャワー浴びられる所を探す必要がありましたが、Takuyaさん情報で29 Fitというスポーツジムのシャワーが良いと教えてもらいました!1人7ドルでシャワー利用可。赤ちゃんは無料!シャワーブースは男性の方は2つあったようですが、女性の方は1つでした。ちゃんと温水出て脱衣所も広く、タオル無料がナイス!(浴びてる途中で停電して真っ暗になったけど、街中が停電してたみたい😅)


20230322035452416.jpeg

現地スーパーでの買い物も旅の醍醐味の一つ。これまでのアメリカ旅では一度も見たことのなかったWalmartの赤ちゃんグッズ売り場も、今回は大活躍です!ベビーフード充実してて日本とあまり値段変わらず。おむつは倍の値段だったけど・・。


20230322035339455.jpeg



さて、産後10ヶ月が経過し、だいぶ登れるようになってきた気がしていましたが、こちらへ来てからはまだ5.10でひーひー言ってます。あと30日、こっからクライミングもファミリーキャンプももっともっと盛り上げて、エンジョイしまくるぞー!と相変わらずテンション鰻なのでした。


202303220355330c8.jpeg



次回に続く!(笑)

アメリカJoshua Tree生活開始。

アメリカに入国しました!!


202303151320364a5.jpeg



久しぶりの海外だからか、先進国で難易度低めなはずですが初日からなかなか苦労しています。


ひとまず成田へ向かう車内でSIMピン忘れたことに気づき、焦ってシャープペンの先をグリグリやったらピン挿入口を壊しかけました・・😅


成田では、子供が居るだけでVIP待遇!これは北海道へ行った時も感じましたがお得だなと思います。


機内でも、体重9kg以下の幼児が居ると後ろ向きチャイルドシートを設置するからか、LCCなのに足元が広々した席で快適でした。オムツ替え台もかなり小さい(ベルトも無し)ながら一応あって、どうにかウンチも被害なく替えられました。


20230315131345ca1.jpeg



しかし結構子供が泣いたので抱っこしている時間は長かったです。自分の問題もあって機内では結局ほとんど眠れませんでした。


11時間後、ロサンゼルス空港に到着!


まずimmigrationがあり、サクッと通過。ココで「他に申告することはあるか?」と聞かれますがもちろん"No"と答えます。その後預け荷物が出てくるベルコンに移動して荷物を受け取り、受け取った後は即出口だったので、結局預け荷物の中身を検められるタイミングはありませんでした。一応税関のカウンターもあったけど、それもベルコンの前だったし。置いてきたチキンエキス入りのベビーフード20食、ヨユーで持ち込めた!orz
ちなみに、預け荷物がなかなか出てこなかったのでここでかなりタイムロスしました。


そしてここからがちょっとした試練でした。レンタカーはdollarで予約しましたが、レンタカー屋は空港内には無くシャトルバスで移動します。このシャトルバスは5〜10分おきにたくさん来るものの、毎便結構混んでいて、荷物が多過ぎる我々はなかなか乗れません・・。「次のに乗れ」と2回言われて4本くらい見送った後、埒が開かないので強引に乗り込みました。

レンタカー屋にようやく到着し、32kg2個と23kg3個と各家族21kg分の手荷物を4人で協力して運び出し、カウンターの長蛇の列に並びます。やっと受付できたけど、なんか初めてのシステム?「700番台のパーキングに停まってる車どれでも好きなの選んで乗れ」と言われパーキングの野に放たれました。車内にキーが置いてある状態で車が並んでます。しかし、困ったことにEVしかない・・。カリフォルニア州はEV普及を頑張ってるみたいですが、40日キャンプ生活だしEVがフル充電でどのくらい走るのか分からないしEV充電環境がどの程度なのかも知らないし不安すぎる・・。そこら辺をウロウロしてるスタッフのおじさんは「EVにしなよ!EVいいよ!」以外言わないし、他にも数組困ってる客がガソリン車求めてウロウロしてるカオス。ほかのスタッフを捕まえて聞いたら、「はいじゃあガソリンがいい人みんなカウンターに行って!」と言われます。えっ、またあの長い列に並び直し・・!?と焦ったけど、別のスタッフが対応してくれました。で裏に停めてあった小さいガソリン車をあてがわれました。カウンターで「大人2人にチャイルドシートじゃコンパクトカーは小さ過ぎるから、格安でSUVにチェンジしてあげるよ!」とフレンドリーに売り込んできたおにーさんの口車に乗らなくて本当に良かったと思いました。もしあそこでそう契約していても最終的にこのコンパクトカーをあてがわれる羽目になっていたのでしょう・・。


2023031513190730a.jpeg



その後ウォルマートで買い出しし、ガス缶がなかったのでREIにも寄り、寝不足と時差ボケによる鬼の様な眠気と戦いながらキャンプ場を目指すも、結局到着するころには日が暮れてしまいました。暗い中彷徨って予約したサイトを探し、テントを張って簡単なディナー&コーラで乾杯!


夜は時差ボケなのか、子が泣き続けててなかなか眠れませんでしたが、新しいエアライズ3は快適でした。


20230315131946d42.jpeg

DXフライ仕様で前室が倍の広さになってます!


翌朝はしばらく起きられませんでしたが、どうにか起きて荷物整理とかして、昼過ぎから活動開始しました。


20230315132015f53.jpeg

ビジターセンターでトポ(日本では手に入らず!)をゲットし・・

20230315132558f52.jpeg


まずはHidden Valleyの偵察をば!


20230315132109b2d.jpeg



2023031513225075a.jpeg


アメリカライフ🇺🇸スタートです!テンション鰻!!

赤ちゃんとジョシュアツリー40日間に向けて。航空券、パッキング、保険・・・etc

0_IMG_8517.jpgベビーモカシム!!(非売品)マルチ用ショックコードアンカー付き。


出国の日が間近となりました!
明日から40日間、家族みんなでアメリカ、カリフォルニア州のジョシュアツリー国立公園へ登りに行きます。
宿泊はもちろん、キャンプです。
これまでのような自分達だけのツアーなら、40日海外キャンプでも不安はほぼゼロだったと思います。
ジョシュアツリーは街まで車で30分程度だし、単なるフリークライミングのツアーなので、登山やビッグウォールなどと比べたら考えることはかなり少なく単純です。小川山キャンプを海外でしているだけ、みたいなお気楽ツアーです。


しかし今回は、「10ヶ月の赤ちゃんを連れて行く」というのが最大のテーマ、ともいえるかも知れません・・。昨年アメリカを訪れた友人などから、円安とインフレで現地での買い物はかなり高くつくと聞いていたので、赤ちゃん用消耗品はほぼ40日分を日本から持って行くことにしました。


1_IMG_8511.jpg


おむつ200枚(+おむつライナー40枚)、おしりふき5パック、粉ミルク3缶、ベビーフード20パック、などなど・・・。


ちなみにベビーフードは40パック(毎日の昼ごはん分)を用意していたのですが、直前で「そういえば肉類が含まれたものは持ち込み禁止だった!」と気づき、没収されるのも嫌なので取り除きました。そしたら残ったのは半分の20パック・・。
一見お肉が入っていないように見えるメニューでも、たいてい「チキンエキス」「チキンブイヨン」などが入っているということも分かりました。そりゃそうだよねー。
粉ミルク3缶も、たぶん20日くらいでなくなってしまいます。でも粉ミルクも豚脂関連?のなにかが入っていて、未開封なら持ち込みOKのようですが、開封してるとダメみたい。


2_IMG_8510.jpg
この嵩張りようなので3缶が限界でした・・。


このほか、キャンプ用品とクライミングギア、服や日用品などでなかなかの大荷物です。


3_IMG_8509.jpg



ちなみに航空券は、ZIPAIRで予約しました。はじめは、「子連れだったらサービスが充実していないと不安!」と思い、JALやANAなどのFull Service Carrierを考えていました。でも、一緒にいくaimy家などと検索しているうちに、ZIPAIRはただのLCCではない!ということが分かってきました。機内食やアメニティ、受託手荷物などが予め航空券代に含まれていないというだけで、サービスや定時到着率、設備はFSCと同等のようです。


さらに、子供連れであれば、むしろサービスがより充実しているとも言えるかも知れません。運賃はU6という子供向け定額料金の設定があり、成田-LA間は10000円(2022/12時点)です。また、FSCでは通常、赤ちゃんを大人の席で一緒に抱っこして乗るという前提で、運賃が大人の10%となるのに対し、ZIPAIRではチャイルドシート付きの席を子供用に用意してくれます。また機内トイレにはおむつ交換台もあるそうです。ミルク用のお湯は無料でくれるし、機内でベビーフードの販売もあるとか。


座席指定については、子供1人につき大人1名までなら無料で出来ます。でも、もし両親とも隣の席がいい場合は、大人もう1名分の座席指定は有料になります。


そしてLCCなので、預け荷物も航空券代には含まれていません。ZIPAIRでは、14kg、23kg、32kgという3つの料金設定があって、行き先によって片道1個いくらと決まってます。今回私たちは23kgの預け荷物3個と、ひとり7kg、3人で合計21kg分の無料機内持ち込み荷物を利用してなんとかなりそうです。


0_IMG_8519.jpg


また、このほかチャイルドシートとベビーカーは両方とも無料で預けられるのですが、ベビーカーの替わりに背負子を持って行く予定で、こちらも無料預けOKという確認がとれました。小さい子供がいるのでコールセンターに色々と質問などしたのですが、メールは概ね一両日中には返信がくる感じで、対応も丁寧で、とくに不安なくやりとりできました。ZIPAIR、今の所の印象は悪くないです。


それにしても、コロナのせいで実に3年ぶり!の海外旅行となってしまいました。2019〜2020年は飛び回っていて慣れっこだったのに、海外旅行のやり方をすっかり忘れていたので思い出す作業からスタートでした。過去の自分の記事も参考になりました(笑)。


子供のパスポート取得、国際免許取得、ESTA申請、レンタカー予約、傷害保険契約、海外SIM購入、etc・・・。


0_IMG_8512.jpg大堂のあとは、城ヶ崎で登ったり湯川で登ったりしてクラックトレーニングもすこし出来ました!



現地ではきっとタイヘンなことも色々あると思いますが、久々の海外遠征を思いっきり楽しみたいと思います!!!

ガンガノ沢、広河原沢、米子などで冬限定レジャーを満喫。

1月、2月は、ありがたいことにWinter Climbingにも何度か行くことができました。
今季(というかしばらく)はフリークライミングに集中かな・・と思っていたので、誘ってくれた友人たちに感謝感謝、そして快く送り出してくれた家族にも感謝感謝です!


手始めは尾白川下流域ガンガノ沢でアイスクライミング。2ヶ月先輩ママのSSさんと登りました!

2_IMG_7663.jpg
3_IMG_7718.jpg


1月26日の段階では錦滝は氷結不十分だったので巻き、F2をこえてシークレット滝へ。リードしたりTR練したりしてシーズン初めの肩慣らしをしました。シークレット滝は13cmスクリューがギリ入り切らない位の厚さでしたが、氷質は良く、安定して登れました。日が当たらないからアプローチが近いのに暖冬でも登れる貴重な練習場ですね。妊娠27週の時に篠沢七丈瀑に行った時以来、約1年ぶりのアイスリードでしたが、クラックのリードより怖さはなくリラックスして登れました。

0_IMG_7750.jpg


1月の肉の日には、子供を義母にみてもらい、夫と後輩のHくんと3人で角木場トレ!Hくんはアイスクライミングがしたくて長野に引っ越したらしく、「夢が叶った」と言ってもらえて良かったです。はじめてJ&Nで食事もして充実の1日でした。

9_IMG_7790.jpg


その2日後、1月最終日には、またSSさんと2人で八ヶ岳広河原沢左俣から阿弥陀岳へ。冬型のピーカン、八ヶ岳ブルーを満喫しました!

8_IMG_7818.jpg

7_IMG_7826.jpg
6_IMG_7828.jpg
5_IMG_7850.jpg


15m大滝は水っぽかったですが、最後の10m滝はかなり硬く乾燥してました。雪が少なかったので、ツメのラッセルは概ね膝、時々腰くらいで比較的すんなりと山頂へ抜けられました。



そして2月中旬には、山登魂の方々に混ぜてもらい米子不動へ行きました。急な大雨の翌日、先行していた4人に合流する形で入山し、夫に子供を預けて二日間登りました。

IMG_8239.jpg
IMG_8244.jpg



初日はHgrさんと不動戻しを登った後、時間が余ったので夜叉の1P目のみクライミング。不動戻しは部分的にシャワークライミングなところもありましたが、おおむね快適に登れました。

IMG_8204.jpg


その日の夜は"神"食当Sさんによる豪華鍋パーティ!総勢6人で4テンに入り、わいわい鍋を囲んで各自歩荷した酒を飲む!ポテンシャルもモチベーションも超高い面々と楽しい山話に花を咲かせ、久しぶりの合宿みたいなテン泊にテンション鰻!でした。この日は2時起床で睡眠不足でしたが、22時過ぎまでアドレナリン出まくりでした。


IMG_8253.jpg


2日目はまたHgrさんと、コブラを目指す・・。しかし前夜の降雪でトレースが完全に消えており、迷って1本奥の沢からアプローチしました。ラッセルで時間もかかり、間違いに気づいたところから右へトラバース。無事龍神に辿り着けましたが、すでに時間は昼前・・。


前日の情報から、「龍神はずぶ濡れクライミング」と聞いていたのでコブラを登ろう!と思っていましたが、この日はとても寒い日で、見た感じシャワーも無さそう。時間もないし、龍神を登ることにして、1P目のリードをさせてもらいました。


しかし、取りついてみるとやはりシャワークライミングでした。さっさと抜ければ濡れも少ないのだろうけど、私には無理です(笑)。デリケートな氷質でじわりじわりと上がっていき、ヤッケも手袋も濡れた側から凍っていく・・。手の感覚がなくなって力が入り、しまいには手袋が凍りついて動かなくなり、前腕はパンプが蓄積・・・そして痛恨のフォール!アックステンションして予備の毛手につけかえ、そこからは各駅停車で攀じ上がりました。そのころにはヨレで左腕に力が入らず、アックスがうまく打ち込めずモタモタ。どうにか傾斜の変わるあたりでピッチを切りましたが、そこはまだ本来の1P目の途中だったようです。


1P目40mとトポには書いてあるけど、実際は55mほど伸ばしたところが終了点。Hgrさんにリードを代わってもらい、1P目の終了点まで行きましたが、下山リミットの15時になってしまったのでそこにあったアバラコフをありがたく使わせてもらい下降しました。


0_Snapseed.jpg



2年前も思ったことですが、米子はただ大きいとか傾斜があるというだけでなく、往々にしてデリケート気味なさまざまな氷質に対応できないとリード出来ません。私にはまだまだハードルが高いですが、また良い勉強をさせてもらえました。


そして2月最終日は、先輩ママSSさんと行き先を相談し、荒川出合3ルンゼへ。とてもあったかい日で、その前から気温が上がりはじめ各地のアイスゲレンデ崩壊の報せを聞きつつだったので、右のナメ滝すら登れるのか半信半疑でした。でも行ってみると夢のブライダルベールがご健在!さすが北面の氷は強いですね。

3_IMG_8376.jpg



しかし先行さんが1P目にいたので、見学だけして大人しく右のナメ滝へ。SSさんとつるべで登りましたが、全体に薄めだったのか、「ナメ」てないところもあり楽しめました。

2_IMG_8380.jpg

4_IMG_8372.jpg


アーリースプリングは見る影もなく。2017年3月に来た時はブライダルベールは大きく育って、アーリースプリングも登れたし、ブライダルベール左奥の滝も繋がっていたのでだいぶ様子が違いましたね。年々環境が変化しているような気がする冬山ですが、今シーズンもわずかながらでも冬ならではのクライミングや山を楽しめて良かったです。
細々とでいいから辞めずに続け、少しずつでも経験を増やし、亀の歩みでステップアップしていけたらいいのかなと思います。


0_IMG_8173.jpg


当たり前のことかも知れませんが、子供に出会う前と後とで、いろいろな意味で私自身に大きな変化が生じた気がします。どこにいて何をしていても、不意に集中力が途切れた瞬間、一番に子供の顔を思い浮かべている自分がいます。氷点下の米子で氷瀑の中腹にぶら下がりながら寒さに耐えていると、暖かな家で子供を抱っこしている自分との余りの乖離に、一瞬何をしているのか、同じ自分の人生なのか、訳がわからなくなったりします。


1_IMG_7550.jpg


どちらの瞬間も幸せを感じているのですが、幸せの質が違い過ぎて戸惑います(笑)。今まで自分の人生に存在しなかったものが増えたのだから、当然のことなのでしょう。増えた分減ったものもあるかも知れないけれど、トータルでは増えている、何かわからないけど何かが増えている、たぶん自分にとってより味わい深い人生になっている、そんな風に思うのです。

0_IMG_8417.jpg



何に関しても、「食わず嫌い」は損なことだ、と改めて思います。「コンフォートゾーンを抜け出す」とか、「食わず嫌いをやめる」ということは、私のかなりの苦手分野で、今後もずっと自分自身の人生の課題となりそうです。

プロフィール

chippe

Author:chippe


肉好きchippeのブログへようこそ!
2006年10月 山歩きを始める。
2007年9月 クライミングを始める。
山岳同人「青鬼」所属。
「メラメラガールズ」所属。
国際認定山岳医。
「カリマーインターナショナル」アンバサダークライマー。
現在は無職、旅人。
旦那さんはpecoma。

月別アーカイブ

ブログ内検索

カウンター