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2018/4/1 谷川岳〜オジカ沢ノ頭〜赤谷川源流域〜万太郎山 バックカントリースキー

谷川岳二日目は、群馬から新潟への県境越え全長20km近いロングルートを満喫してきました!


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見たこともない巨大な沢!

20180401万太郎
肩ノ小屋からの全行程。




前日の偵察で、下山地点である毛渡橋の脇、平標の登山口に車をデポすることに。
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サンダルで駅まで1kmくらい歩きます。


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素敵にローカルな無人駅、土樽。切符の発券はありません。



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始発は6時28分。6時37分に土合に着くので、ロープウェーの始発にちょい間に合わない位です。でも電車は三時間に一本しか来ず、終電は18時。帰りの時間を気にして降りるよりは断然いいプランだと思いました。ちなみに運賃は車内で車掌さんに払いました。



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7時20分くらいのロープウェーに乗って9時半頃肩ノ小屋到着。


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ここから雪をつないでコルまで滑れるかと思いましたが、笹が出ていてダメ。途中から歩きました。


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オジカ沢ノ頭までは夏道沿いに気持ちのいい稜線あるき。岩岩している。
ソロのスキーヤーが1人、同ルートで、避難小屋まで一緒でした。


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オジカ沢ノ頭10時半。あつい!


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避難小屋まで下りて滑降準備。ペコマは持参した1Lの水を飲み干してしきりに「腹筋がつる」と言っている。
いよいよ本命の大バーンへドロップです!


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滑り込んでみてビックリ!なんだこの巨大な谷は〜!!



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深くて巨大な谷の全貌はここへきたものにしか見ることができない。閉鎖的なのに超開放的な大斜面を思いっきりとばす!


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贅沢な時間。この大バーンにスキーヤー3人だけ!



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谷底をすーいすい。両岸に巨大な雪壁がそそり立っている様は壮観!



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11時すぎ。沢の源頭部で大きなスノーブリッジあり。更に万太郎山の裾野までつめて正面の尾根を登るつもりでしたが、計画変更してツボ足で県境の稜線へあがることに。


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雪は締まっていてツボでもさほど問題なかった。底なし体力のブルドーザーペコマがラッセル。



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ソロスキーヤーはスノーブリッジを避けて西よりにライン取りしたあと、シールで万太郎山頂へ突き上げる広い沢地形を登って行く。
結構な急斜面です。


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だいぶ高度が上がってきました。滑ってきた大渓谷を振り返る。



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尾根の向こうに越後湯沢の街が見えてきました。


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稜線伝いでもそれほど遠回りではない気がしましたが、大障子ノ頭まで1時間半近くかかりました。ここからいったんコルへ降りて、さらに250mの登り返しで万太郎山頂です。


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山頂到着は13時半。ソロのスキーヤーから30分くらい遅れての到着。360度の大パノラマを満喫しながら休憩し、この日はじめてスキーウエアを着用。いざ、最後のドロップ!


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斜面は大きいが雪が少なくて笹や潅木が随所に頭を覗かせていたものの、おおむね気持ちよく滑ることができました。


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楽しかったねー!



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GPSを確認しながらルート取りをして毛渡沢へ滑降。そこからは7kmほど、ひたすら歩いたり漕いだり登ったりの長旅で2時間以上もかかってしまいました。トホホ。



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ちなみに下山口の2kmほど手前でがっつり渡渉がありました。靴下まで完全浸水。
16時半ころ、毛渡橋へ到着。泥だらけになった装備を綺麗にして帰路につきました。
電車は15時半を逃すと18時まで来ないので、やはり車回しておいて良かったです。


もうちょっとスピードアップしたいね、と反省でした。。
東日本の春スキーもそろそろシーズン終盤かな。

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プロフィール

chippe

Author:chippe


肉好きchippeのブログへようこそ!
2006年10月 山歩きを始める。
2007年9月 クライミングを始める。
山岳同人「青鬼」所属。
「メラメラガールズ」所属。
国際認定山岳医。
「カリマーインターナショナル」アンバサダークライマー。
現在は無職、旅人。
旦那さんはpecoma。

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