2019/01/13
2019年1月2日 大雪山・黒岳 登頂 & BC スキー

旭川グルメ散策
今回の北海道旅行十日間はやりたいこと全部やろう!プラン。
スキーウエア、スキーとスキーブーツ、ヤッケ、シングルブーツ、アイスアックスにスノーシュー1人分、アイススクリュー10本と岩用ギア、ダブルロープ。そして寿司屋へいくための小綺麗な服装・・・などなど、全部詰め込んで持参です。
AirDoの無料預かりはひとり20kgまでと到底ムリなので、超過料金を支払って乗りました。それでも郵送より全然安かった。
唯一、スキーヘルメットだけがかさばって持っていけなかったのでクライミング用ヘルメットで代用しました。
足りないギアは青鬼旭川支部長のげんきたんから借りました。さんくすべりまっちょ!

同人青鬼旭川支部はすでに本部より大所帯
天気予報は強い冬型と寒気の流入で十日間を通してあんまりよくない。
天気によって臨機応変にそのときやれることをやろうスタイル。
優先順位としては、旭岳と黒岳登頂&滑降、カミホロ正面壁登攀、層雲峡アイス、その他もろもろ、の順。
一番天気のいい日に旭岳と黒岳を狙うことにしました。

肉の星のアイス王子、Charさんと層雲峡

カムイ岩ミックス
結果として、1/2に黒岳、1/3に旭岳登頂できました。12/31にカミホロへ行きましたが天候不良で化物岩に転戦、その後好天には恵まれず、カミホロリベンジは叶いませんでした。他、12/28には層雲峡雲井の滝(最終ピッチが氷なく敗退)、12/29はカムイ岩でミックス、それ以外の日はゲレンデスキーをEnjoyしました。

旭川OMO7のお正月サービス、朝9時まで蛇口からお屠蘇が出る!でもこれから運転だから記念撮影だけね
徐々に年明けの天気予報が好転してる♪と期待高まるなか、黒岳トライは前日1/1の昼頃に決定しました。
結局1日ガスガスで展望はナシでしたが、風があまり強くなかったので登頂できました。
途中からスキーを担いで、ちょっとクラストしてましたがアイゼンは装着せず。山頂から北東のバーンを落としました。

ゲレンデトップからハイクアーップ!誰もいない大きなバーンに早くも期待高まる
思い切ってスキー道具一式を揃えたのが仙台に居た2013年。それからバックカントリーにはちょいちょい行っていたものの年1か2で、どれも春山で簡単な山ばかりでした。ペコマはまあまあポテンシャルがあって普通くらいには滑れていたけど、私はまるっきしダメで、運動神経がないからいつまでたっても上達せず。さらにクライミングはじめたての時と同じで、恐怖心が邪魔して"解放"できないから成功体験も積めません。本気でうまくなりたい、と思うようになり、金で解決しようと決意しました。所沢にいた2015年くらいからプライベートレッスンを受け始め、2シーズンくらい同じ人に習いました。

山頂の寒さでGoproが言うこと聞いてくれなかったから登頂写真撮れなかった。ちなみにちっぺこは黒岳の標高と同じ、1984年うまれ
そうして頭で理解してやっと滑り方がわかり、非圧雪バーンで基本的な滑りができるようになり、考えて滑っているので恐怖心もコントロールできるようになりました。さらに非圧雪バーンもある程度こなせるようになってきて、先シーズンは春山に6回、ちょっと背伸びもしつつ滑りに行きました。

何にもみえません
その間、1回コブレッスンを受講したり、パウダーガイドツアーで教えてもらったりして、徐々に不整地もこなせるように。
そうしてこの山行ではじめて、厳冬期の山に入ることができました。
ただ入っただけでなく、ちゃんと滑降を楽しめたので達成感があった。山だと地形や思いもしない雪質にやられることがあって恐怖心が先に立ち、あまり攻められないことが多かったのですが、今回は心を解放して滑ることができました。膝くらいだったけど、憧れだった「ぱうぱうひゃっほー」に一歩近づけた気がしました。やっと「スキーはじめてよかった!」と心から思える山行が出来ました。
昨年買ったGoproも、今回はじめてヘルメットマウントで使用。なんだかもっと仲良くなる必要があるなと思いましたが、コレもはまると面白そうだなって感じました。
滑降開始後「Gopro電源オン!」って叫び続けていたんだけど、帰ってきたら撮れていたのは終了間際の動画だけでした(泣)
山って、本当に数え切れないほどの楽しみ方を提供してくれる懐深いフィールドです!

下山後の1杯@あさひかわラーメン村「山頭火」
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