2020/08/11
夏真っ盛り〜丹波川とホラノガイゴルジュを再訪〜
奥秩父・丹波川は、奥多摩湖へ注ぎ込むぶっとい川です。大水量の"泳ぎ系沢"として親しまれており、悲しい伝説で有名な"花魁淵"を擁する柳沢川と、こちらも"泳ぎ系沢"として多くの遡行者を迎える一ノ瀬川との分岐まで、若干2.5kmほどでコンパクトに脱渓できる手軽さも魅力。
今回は、来たる夏休み本番の沢旅前の練習として、同人青鬼の若手さんとともに丹波川〜一ノ瀬川を継続遡行しました。
この若手W.Ikedaくんは同人青鬼の新人さんで沢登り経験は少ないみたいだけど、中学から山をやっていてバリバリの山スキーヤー!だから山の世界では先輩といえる頼もしい仲間です。
8/6、梅雨があけて夏本番!ミンミンゼミが大合唱する暑いなかの遡行でしたが、なぜか川が増水していて初っ端から大苦戦を強いられます。
私が前回訪れたのは2016年の7月と4年前の記憶ながら、その違いは入渓直後から明らかでした。
しばらくは水と格闘しっぱなしで、ウェットスーツを着ていてもガクガク震えがきました。




一ノ瀬川に入ると厳しさは一変。地形が変わってしまったのか?1つだけ超えられず右壁を巻いたゴルジュ小滝があった以外は、長いトロでも恐る恐る進んで行くと、まさかの「足が着く!(笑)」深さだったので、泳ぎナシで突破出来てしまい、途中現在地がよく分からない状態でした。

遡行は16時頃終了。この翌日から、今度は大学時代の同期と一緒にホラガイという沢2連ちゃん予定だったので、Wくんを駅まで送って解散後、我々は道中の石和温泉にて前泊。
ホラノ貝ゴルジュ、前回遡行したのは2012年と、もう8年も昔(←記事のリンクはコチラ)です!同人青鬼出来立てホヤホヤの頃で、創立メンバー(?)と共にわいわい登りました。その時は東沢を遡行して山頂に抜けたので、"ホラガイ下降"という今回のメインディッシュ(?)は未体験です。

釜川やら丹波川やら、ここ最近の増水沢がデフォルトになってしまっていたためか、「水=すごい圧力=戦い」みたいなイメージがこびりついてしまっていて、はじめ少しビビりながらの入渓。。
しかし水量は少なく、渓相は穏やかそのもの!「ああ、沢登りってなんかこんなだった!」というのを徐々に思い出しました。

今回のメンバーは同人青鬼のちっぺこ&Rickyと、沢登りは今回がはじめてのO崎くん。初沢でホラガイという暴挙ですが、Rickyのネオプレンウエアやライジャケを着て挑戦です!

帰りは右上のお立ち台から体感8mの飛び込みでした(後の動画でお楽しみください(笑))。

テンションあがりっぱなしのRicky。ずっとゲラゲラ笑ってた。

















翌朝はゆっくり起きて、待ちに待った沢下降であっという間に下山しました。6分くらいの動画にまとめたので是非ご覧ください☆



Rickyたちと別れた後、友人のお誘いもあったので、夜は小川山へ移動して肉を焼きました。翌朝はくじら岩に行ったけどエイハブ再登出来ませんでした!残念!
濃密な夏休み前半戦が終了し、明日からは憧れの利根本谷へ行ってきます!ビールと食材歩荷がんばるぞー!
コメント