2006/06/26
OAB
OAB-Over Active Bladder-過活動膀胱いま泌尿器科学会で一番アツいトピックなんだそうです。
コレは、種々の理由により頻尿と尿意切迫感、それによる尿漏れなどの症状を呈する症候群で、2002年パリで開催された国際尿禁制学会(ICS)で認められたという新しい概念なんだそうです。新しくって教科書にはまだ載ってないそうです。
そして私はその今とてもアツく研究議論されてる症例の1つらしいです。
過活動膀胱OABは普通400-500mlためることの出来る膀胱が100ml前後の蓄尿で反応してしまって勝手に収縮しちゃう、という一連の症状をしめすものらしく、日本でも潜在患者が830万人いると推定されているらしいです。普通は年とともに有病率が高くなるらしいんですが、若い女性にも多いって先生は言ってました。男性より女性に多いのは尿道が短いために抵抗圧が弱いから、経産婦などは骨盤底筋が弱くなるから、などだそうです。
日本ではそういうこと(おしっこ我慢できなくて漏れるんですとか)言うのを恥ずかしいとかってはばかる人が多いから、その概念や薬の開発なんかも遅れていて、うちの病院にも最新の薬はまだ入ってないらしいんですが、アメリカとかではどんどん研究が進んでいるらしいです。
私の場合はとりあえず薬も何も貰わないで1週間の経過観察のち再診ということになりました。健康診断のタンパク尿からはじまって、巡り巡って気づいたら日頃から困っていた頻尿の治療に辿り着きました。OABはさほど異常な状態ではないらしく、そんなに心配はいらないとのことでした。
この間飲み会で頻尿と名高い男子と一緒に「頻尿!頻尿!」って頻尿コールかけてたらいつの間にか「貧乳!貧乳!」って貧乳コールに変わってたんで、これからはOABコールにしようかなorz(ていうかそんなコール自体がいらない
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