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extreme

実家で弟が繰り返し流していたceline dionのDVDを観た。
ラスベガスでショーをやっていた時の映像なのだが、2年前旅行でラスベガスを訪れた際もやっていたように思う。ラスベガスで何のショーを観ようか迷った時にこのセリーヌのコンサートはちょっと気になっていたのだが、結局そのときは違うホテルでマジックショーを観た。だが今思えばその時にこのコンサートを聞きに行っていればよかった。



今セリーヌは「Take Chances」というワールドツアーをやっていて、ついこの間日本に来た。日本では東京と大阪で公演をしたらしいのだが、私は東京ドームでやったライブを観に行った。セリーヌのライブははじめてだった。その感動は私のもっているちんけな語彙力じゃ表現しきれないというか、表現してはいけないというか、とにかく言葉より先に涙が出てきた。あんなにすごいコンサートは、あんなにすごい音は、あんなに凄い人は生まれてはじめてだった。こうしてライブを観に行ってしばらくしてからブログに書いたのも(ライブはたぶん3月だった)、ライブ直後は余韻から抜け切れず筆をとる気になれなかったからだ。




First Descentというドキュメンタリー映画があるのだが、プロモーション映像の一部を観たことがある。たぶんYouTubeとかでも見られると思う。簡単に言うとスノボーの神動画。アラスカの山の崖みたいなところをオリンピック金メダリストのショーン・ホワイト、ハンナ・テータはじめ6人の神ボーダーたちが大滑降するという映像で、内容はほとんどキチガイです。まあ、言葉は悪いですが、とにかくハンパなくすごいってことです。そして7601mのとんがりまくった山のてっぺんからスノボーの神テリエが初滑降するという。山とかだと、はじめてその頂を踏んだ人は日本語なら「初登」「第一登」、英語で「First Ascent」と呼ばれるんですが、その逆でFirst Descentというわけです。ほとんど崖みたいな斜面を滑りおりながら自分がおこした大雪崩に巻き込まれ、それでも滑降を続けて雪崩から抜け出してきて言った言葉が、
「超サイコー!★」ですよ。考えられますか。




全く違うジャンルの話をしたけれど、私が言いたかったことはひとつです。超一流の人は私たち凡人が死んでも観ることのできない世界を観ているんです。セリーヌのあんなにすばらしい舞台で演じることができたダンサー、演奏することができたバンドマンたちにはどんな世界が見えたのか、私たち凡人には想像すらつかない。セリーヌが見ている世界なんて死んでも見られないんです。そしてテリエたちのような超一流のスポーツ選手が見ている景色も、私たちがどんなに見たいと思っても叶わない夢なのです。
私たちにはまだ見ぬ世界がいっぱいあって、たぶん一生かかっても見切れないと思う。でもそういう意味の「未だ見ぬ世界」なら、旅行に行くとか何かすれば見ることはできるはず。
でも、どんな手段を講じても観ることのできない世界ってのもあるんですね。




私はそんなに高望みはしないけれど、自分にできる限りの最高の景色を見て死にたいと思う。

コメント

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プロフィール

chippe

Author:chippe


肉好きchippeのブログへようこそ!
2006年10月 山歩きを始める。
2007年9月 クライミングを始める。
山岳同人「青鬼」所属。
「メラメラガールズ」所属。
国際認定山岳医。
「カリマーインターナショナル」アンバサダークライマー。
現在は無職、旅人。
旦那さんはpecoma。

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