2009/03/26
人生最短
今日の飛行機で久留米へ。2ヶ月間の監禁生活に入ります。
ということで、昨日「入校案内」という冊子にしめされてる基準の通り、髪をばっさり切ってきた。
おそらく人生史上最短だろう。でも私の髪伸びる速度はかなり速いので、2か月の間にまた切れって言われるかも・・・( ´-`;)
卒業して私たちは、ヒエラルキーの最底辺に躍り出た(笑)。
卒業前までは6年生という最上部の甘い生活を持て余していたわけだが、私たちが1年生の頃は、いわゆる”ニダイタイ”(2大隊。5,6年生のこと)と呼ばれるその天上人の生活に憧れを抱いていたものだ。
うちの大学に限らず、一般大の人でも、厳しい部活などに入って頑張っている人は同じ感覚を味わったことがあるのではないだろうか。いわゆる”下積み”時代というのを過ごした人にとっては共通の感覚。上級生は偉い。下級生は上級生に頭下げて雑用などの仕事をやって飲み会ではネタをやらされ、つぶされる。
早く上級生になりたいなあ、って思うのだ。
私もこれから、1年生の時に経験した”教育期間”という変に厳しい生活のVer.アップしたものを2ヶ月間こなし、その後2年にわたる研修医生活がスタートする。社会人1年目として、荒波にもまれながらがんばる時期だ。新しい生活に対する不安もあるし、辛いこともいっぱいあるだろう。偉い人と比べたら自分の時間は少ないだろうし、当然そうなるまでは山行ったりとかも出来ないし、仕事に追われる日々が待ってるんだと思う。
早く偉くなりたいなあ、って思うんだろう。
でも、私はどんな時でも「今」を大切にしたい。
偉くなれば自分の時間も出来て余裕もできて、考える時間も出来て可能性が広がるように感じる。1年生のときと比べた6年生みたいに、自分の時間を有効に使ってやりたいこともできるようになる。でも、6年生のとき、1年生と比べて失われていたものは決定的だった。それは”若さ”。過ぎてしまった時間はもう戻らない。
20歳になると18の子が若く見えて、25歳になると20歳の子が若く見えるけど、そういうことはこれから先もきっと永遠に繰り返される。それで自分が死ぬ時は、それまでのすべての時が、「あの頃はよかったなあ」って思えるんだと思う。でもその「あの頃」っていうのは「今」の積み重ねなわけであって、だからこそ私はそのいまを大切にしたい。
これからしばらくは大変かも知れないけど、今の若さはきっと、数年後に自分の時間を持っていることより貴重で、かけがえのないものだと思う。若い=大変な時期は、余裕=でも若くない時期より可能性もいっぱい秘めているはずだ。辛いから苦しいからといって今を無駄には絶対したくない。
有り余った時間を使うことは誰にだって出来る。これからしばらくは、忙しい中でいかに有効に時間を使って生きていけるかが重要だ。私は時間の使い方がうまい方ではないけど、二度と来ない今の一分一秒を無駄にしないように生きて行けたらなあと思う。
とりあえずカンコー中は体力維持!
今日の夕飯は同期と博多ラーメンです(^ー^)ノ
コメント
>だでぃさま
2009/03/27 07:07 by クレア URL 編集
No title
まさにそのとおりです!
今を輝け!!
2009/03/26 14:27 by 縛師ダディ URL 編集