2009/07/29
夏休み中間報告

(雨降りしきる長次郎谷・・・。写真左の尾根が源次郎尾根)
7/26からスタートした夏休み。今週の土曜日まで夏休みがとれている。
今回の夏休みは、大きく2つのイベントで計画した。
ひとつは小川山でボルダリング&キャンプ。もうひとつは本チャンバリエーションとして、剣岳チンネ左稜線。
天気をみて、初日はまだ山に入らず、小川山で登ることにした。
初日の小川山では一応成果が出せてよかった。今年のGWにはじめて触ったくじら岩の穴社員(3級)をRPと、ビクターという岩にあるサブウェイ(3級)をこの日はじめて触って無事RP。この日はすごい晴れでコンディションも悪かったが、メリハリをつけたいいクライミングができたと思う。
その翌日、山に入ることにした。
朝から天気は雨で、週間予報も雨と曇りの繰り返しという最悪な状況だった。
24時間営業のファミレスで話し合い、チンネはやめてもうちょっと気軽だけどバリエーションルートである源次郎尾根をやろうということになった。源次郎尾根なら岩登り的要素が少ないから雨で岩が濡れていてもやりやすいし(チンネ左稜線はII~IVのピッチが主で、Vのピッチが1ピッチ出てくる合計13ピッチのロングルート)、アプローチも楽になる。この日扇沢13:00発のアルペンルートで剣沢に入った。
しかしいろいろ失敗が多かった。
まず、地図を持っていなかったorzこれはめちゃめちゃ痛い。1回行ったことがあるとはいえ、2.5万図も登山地図も持っていないのでは話にならない。案の定、剣沢までの道のりをめちゃめちゃ遠回りして、あと一歩のとこで雄山に登りそうになりながら、やっとの思いで18:30くらいに剣沢着。まあ、日が長いからまだ明るかったのが救い。
で、源次郎尾根のこともなめすぎてた。
急遽源次郎尾根に変更になったから、ファミレスでちょっとトポを眺めた程度で情報は明らかに不足していた。
でも長次郎谷は絶対わかるだろうと思っていて、平蔵谷と長次郎谷にはさまれた顕著な尾根を行けばいいのだから、地図がなくても多少は何とかなるだろうと思っていた。
しかし雨の中朝2時半に出発し、真っ暗闇の雪渓をヘッデンで下降。1回間違った尾根にとりついてひどい藪こぎをした後間違いに気づいて下降。ふたたび雪渓を下り、明るくなるのを待って源次郎尾根を探す。途中、「これは明らかに長次郎谷だろう・・」と思うような沢を発見。つまりその左側の尾根が源次郎尾根のはずなのだが、ふみ跡があるらしい取り付き部分らしきところは見えず、所詮長次郎谷と思った沢も情報不足と地図がないため「だろう」の域を超えず。
結局上の写真にある、長次郎谷だと思ったところは正に長次郎谷だったのだが、源次郎尾根の取り付きも分からず(実際踏み跡は細く、分かりにくいらしい)、雨は降ったりやんだりで山の上部は濃い霧に包まれており、不確定要素が多いままでさらに前進するのは、今までの教訓を活かせていないだろうという結論に達し敗退した。剣はまた今度晴れた日に必ず、バリエーションでリベンジしたいと思う。
雨の中すごすごと剣沢に戻り、テントに入って暖をとっていたらなんか外が明るい・・・。なんと、あたりは見事な青空で、さっきまで雨が降っていたとは思えない晴れっぷりでしたorz
さっきまで厚い雲の中だった剣もとってもきれいに見えてました。降りてきた途端これです。もうやってられません。
その日差しで雨に濡れた装備を乾かして下山しました。いったい何をしてるのやら・・・・
そして翌日、今日。今日から小川でキャンプしつつボルダーエリアめぐりをするつもりでした。ところがどうしたことでしょう。また朝から強い雨が降り続いていて、天気予報では土曜日まで全部雨。甲府まで移動してきましたが、移動間もうちらにあてつけとしか思えないほどの強い雨もとい豪雨が続いていました。
私、なにか悪いことしたでしょうか・・・?OTL
雨の日でもできる趣味を何も持っていない私たちは、仕方なく今日甲府のジム「ピラニア」デビューしてきます。関東のほうはまだマシみたいだけど、明日以降どうしよう・・・。本気で萎える楽しい夏休みの中の1日でした(´-`。)
コメント
No title
でもさ、確かに外趣味って、お天気が最大の問題だよね・・・
あたしは土日で小川山の予定を立てていたけれど、
ちょっと厳しいかな
2009/07/29 18:51 by aya URL 編集