2010/10/26
とりあえず。
最近食事のことについてちょっとふれてましたが、あれから論文を読みあさったりして自分なりの食事方法が大体確立されました。
自分の興味のある分野の論文ってなんて楽しいんだろう。
やっぱり生理学や生化学は楽しいです。
私は一生涯をかけて全宇宙を統べる膨大な真理のたったひとつに辿り着くなんて気の長いことはできないたちですが、真理を知ることはもっともっとしたいので、研究者の方々には是非頑張っていただきたいですな。
いろんな考察から出た「一番いい減量方法」の結論は、以下の通り。
・1日合計摂取カロリーは気にしない
・夕飯をとらない(でもトレーニングするのでMUSASHIのみ摂取可)
・空腹感を感じることのないように調節する
以上!
つまりこの方法でいくと、
・朝食を絶対抜かない
・夕食を抜いてかつ空腹感を感じないようにするため、朝食と昼食はちょっと多め?ってくらい食べる
・結果的に私は1日合計摂取カロリーは2000kcal強。
・15時のおやつも有効利用♪
・脂質はどんなに避けようとしても足りなくなることはまずないので、黒烏龍茶など利用して積極的にシャットダウンする
って感じになります。
もっと簡単にひとことでいえば、
「朝と昼を好きなだけ食って夜は食べない」
です。
ここで私が注目してるのが「BMAL1」と「インスリン」です。
どっちも吸収した栄養分から脂肪を作りだしてせっせと体にためようと働くにくいやつ。
「BMAL1」は、10数個同定されている「分子時計」と呼ばれる遺伝子レベルの体内時計をつかさどるたんぱく質のひとつで、こいつが多いと脂肪がめっちゃ作られる。
脂肪を作る経路やホルモンはいろいろあるけど、そのほとんどを制御してるのがこいつなので、こいつがいる=太ると考えても過言ではない。
そしてこいつは独自の概日リズムで動いており、午後3時が最も少ない。以後増加していって夜10時~深夜2時に最大量になる。その量実に日中の約20倍!これが夜食べると太るといわれる科学的根拠のひとつです。
つまり合計摂取カロリーが同じでも、それが体にたまるのか、たまらず消費されるのか、というところが時間帯によって違うわけです。
次に「インスリン」。これは血糖値を保つホルモンのひとつ。
血糖値が上がると糖をとりこんで脂肪にかえ、血糖値を下げる働きをもつ。つまり脂肪を作る。
インスリンもBMAL1などと関連して概日リズムをもって動くらしいのだが、そこまで話すとややこしくなるのでここではおいとく。
んで、やっぱり朝食は大事らしいのです。
朝食を抜くと昼食、夕食を食べたあとの血糖値の上昇が急激になるので、インスリンが普通よりいっぱい分泌されるから、普通より脂肪を作るはたらきが強くなってしまう。
そして空腹状態になると「生き残るために養分をたくわえなきゃ!」ってこれまたインスリンが分泌されて脂肪作っちゃうので、無理に空腹を我慢したりして飢餓状態に陥るのも太りやすくなる原因のひとつ。
そういったわけで、非常におおざっぱな説明だけど、これら「太る要因」に着目して要領よく減量を目指す食事方法です。コンペまでは今の食生活を続けてみようと思います。
でも私は焼き肉大好き、ビール大好き、居酒屋大好きの人なので「夕飯は居酒屋」が当たり前でした。
今は「コンペ前だから」と自分を律していられるけど、コンペが終わったらどうしようかな。
ここまで真実を知ってしまったらもう怖くて夜食べられないじゃないかww
まあ、脂っこいものを避けて、ビールもなるべく1杯までにして・・・ってするくらいしか手立てはないね。
とりあえずコンペまでは現状維持で様子を見てみます★
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