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「どこでもマッチョ」について

先日のちょっとしたつぶやきについて誤解が生じたり、「うpwww」ってコメントをいただいたりしたので、「どこでもマッチョ」について書くことにした。


私の家にはもともと懸垂可能なぶら下がり健康機があった。


初代懸垂マシンについて(2年前の日記)


でも昨年5月の結婚式二次会の際、イベントの為に買い足した懸垂マシン含め3台すべての懸垂マシンを、その場の勢いで売り払ってしまった。これから仙台に引っ越しで何だかわずらわしかった、というのもある。


とにもかくにも家から懸垂できるマシンがなくなった。


そこで気づいたことだが、懸垂っていうのは簡単そうに見えて、実は意外とやれる場所が少ない運動だ。


この間も家のドア枠でやったらドア枠が見事に外れたorz
家のハリは天井と一体型になっていて手をかけられるようにはなっていない。
ベランダの物干しざおも、備え付けの物干しざお掛けが体重に耐えられそうにない。
そして新しい仙台の家にはまだ「Homeboulder 13a」(2m四方くらいの部屋壁)を建てていない。


懸垂はジムでも出来るけどもっと日常的にやりたい行為なので、そろそろ懸垂に飢えてきた昨年末頃、「ドア枠にひっかけるだけ」という懸垂マシン、その名も「どこでもマッチョ」に手を出すことにした。


これがそのどこでもマッチョだ!!!!!!




どこでもマッチョバナー




これはドア枠に引っ掛けて使うというアイデア商品で、謳い文句の通り場所を取らないし取り外しも可能。
ぶら下がり健康機と比較しても、ドアの上の方のほんの少しのスペースに取り付けるだけなので省スペースだ。



ここで、どこでもマッチョのサイトには注意点がのっていた。「装着できるドアの基準」というものがあるのだ。
(http://www.docodemo-macho.com/?mode=f5)


1.ドアにドア枠がついているもの(引っ掛かりがないとダメ)
2.ドア両側にある程度スペースがあるもの(ドアが部屋の端っことかにあって左右にスペースがないと引っ掛けしろがない)
3.ドア枠と壁の段差が10mm以上あるもの(ドア枠に引っ掛ける構造なのだ!)
4.ドア枠の厚みが約10cm以上あるもの(テコの原理みたいにして引っ掛けるのでどこでもマッチョに合うような厚みが必要)


そんなわけで家のドアを調べてみると、ドアって意外に部屋の端っこにあり、条件を満たさない。家の中で1、2の条件を満たすのは洗面所のドアのみ、ということが分かった。そこで洗面所のドア枠のサイズを測ってみる。するとドア枠と壁の段差は8mmくらい、ドア枠の厚みは8.5cmくらい。う~ん・・・・・・すっげー微妙wwwwwww



上の条件を満たさないドアには、どこでもマッチョより少し値の張る「どこでもマッチョストレート」というのを買って、壁に穴あけて工具とかで取り付けるようにしないといけない。悩んだ。



でもさらにどこでもマッチョの宣伝文句は続く。
「どこでもマッチョは一般的な規格のドアに合うよう設計されている」
そうか~。誤差は微妙だし、一般的な規格のドアに合うなら大丈夫か!!!


と楽観的に受け取って安易にポチッとやった。



そうして届いたどこでもマッチョ・・・・







はまらねぇ~~~!!!(ノ・ω・)ノ:・.::・ ○┼< ┏┛焼却炉┗┓







ぴったりとハマらず見事に斜めになってるのに恐る恐るぶら下がろうとしたら、体重をかけた瞬間に外れて頭に直撃!!めっっっちゃ痛い思いした。危険過ぎるYO!!!!!(;∀;)





でもめげるわけにはいかなかった。返品してどこでもマッチョストレートを注文し直すのも面倒臭かった。要はドアに合うよう幅を成形すればいいんだ!


そして、岩場や山の帰りに立ち寄った数々の温泉で得た戦利品(もといタオル)と100均のグッズだけで、どこでもマッチョを洗面所のドアに合うよう成形した。






結果が、・・・コレだ!!!!!!!!!!




どこま1




どこま2






ヒドイorz


あまりにヒドイorz




どこま3
枠の上にビスで金具を設置。この金具も100均商品。



どこま4
めっっっちゃタオルを巻いて調整。



どこま5
ドアとの接地面に家具の滑り止めテープみたいのを貼って最終調整。これも100均!!!







はじめぶら下がる時は怖すぎて、床にクッションをいっぱい敷き、クライミング用ヘルメットをかぶって少しずつ体重をかけた。めっっっちゃビビりながら、床から足を離す・・・・。



ミシミシミシミシ~・・・・・・・・・・・・・・

っていうけど、何とかいけそうだ!次に、1回懸垂してみる。大丈夫そう。次に、ガンガン懸垂してみる。・・大丈夫そう!イケそう!!!





というわけで、血の滲むようなアホみたいな努力の末、家に日常的に懸垂出来る環境が整った。
とくにトレーニングしよう!と思わなくても、洗面所を通るたびに気付くと懸垂している、という理想的な環境だ!






でも、これを読んで聡明な皆さんはもうお判りのことと思います。

どこでもマッチョ買う際は安易にぽちっとやらず以下のことに気をつけて下さい!!




・私が推定するに、ドア枠と壁との段差は2cm以上ないと怖すぎる!
・ドア枠の厚みは最低でも13cmは必要!!



一般的な規格のドアってもしかして「欧米の」、って意味だったのかな?(^-^)/




というわけで今も毎日懸垂してますが、高さが低いので足を曲げてやらざるを得ない。
つまりもしコレが突如として外れたら足から着地出来ず、腰から床に墜落するわけですね・・。
怖すぎ!!!!orz

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プロフィール

chippe

Author:chippe


肉好きchippeのブログへようこそ!
2006年10月 山歩きを始める。
2007年9月 クライミングを始める。
山岳同人「青鬼」所属。
「メラメラガールズ」所属。
国際認定山岳医。
「カリマーインターナショナル」アンバサダークライマー。
現在は無職、旅人。
旦那さんはpecoma。

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