2012/06/29
ヨセミテ行くみたい。
夏期休暇でヨセミテ行くことにした。将来的にビッグウォールをやりたいので、まずは下見。
そろそろ取り敢えず行っとこ!という感じ。
今回はまともに登れる時間も5日とれるかどうかってとこだが、キャンプ4に泊まるの目標でもいいかな、位の勢いです。
目標ルートとしてはエルキャプのイーストバットレスをワンデイで抜けること!
今週末は沢登ですが、来週末からヨセミテ行くまでの空いてる週末は全部クラックとスラブの特訓にあてます┏( ̄▽ ̄)┛
ひらひらさん曰く、「5.10cのスラブをすたすた、5.11のクラックをさくさく」登れるように・・なれるのかorz
まあ、もう今年で28歳になるし、グズグズしてても仕方ないので思い切ってエルキャプの懐に飛び込んできます!
先日参加した栃木クライマーズミーティングからアルパインに対するモチベーションがうなぎ登っている今日この頃ですが、同じくフリー、それもボルダーに対するモチベーションが180度?と言っていいほど変化してます。
それは、馬目さんはじめ、アルパインクライマーの強さを目の当たりにしたからだと思う。
色々なメディアを通じて強いアルパインクライマーはフリー能力も高いっていうのは常識的に知っていた。そうは言っても、実際目にするアルパインをやってるクライマーでペコマよりボルダー強い人なんて殆ど見なかったし、私より登れない人だってかなり多い。そんな中、ペコマかそれ以上くらいのボルダー能力を持つアルパインクライマーの登りを間近で見たことは、私にとって相当な衝撃だった。
今まではフリーシーズンが終わって山シーズンに入ると平日のジムでのモチベーション維持が難しく、フリー能力やモチベーション維持のために定期的にコンペ出場を挟んだりしてやっていた。でも今は「強いアルパインクライマーになるためにボルダーを頑張らなきゃ!」って思いながらランジ飛んだり、キャンパしたり(笑)。っていう風にボルダーモチ、フリーモチもうなぎ登ってる。
それと同時に意識も変わった。コンペでは男女が分かれるし、普段のフリーの場面でも男女が全く同じ土俵で評価されているとは思えない。でも山は、相手が男だろうと女だろうと容赦してはくれない。
私はもちろん山がすごく好きだ。そこに自分の思い描く最高のラインをひいてみたいとただ純粋に思う。
でも、自分の思い描く最高のラインって、それが最高かどうかは誰かがひく他のラインと全く比較せずにそう判断出来るのだろうか。私は、やはり山をやる上でも競技者でありたいと思うし、いつか先鋭的なラインをひけるようになったら、ライバルとなるのは他のアルパインクライマーだろう。
そしてその場合、相手は男性のことも多いだろう。
将来的に厳しいアルパインをやる時、強いアルパインクライマーとザイルを組むことになるだろうし、一番イメージしやすい身近な例で言ったらペコマだ。
少なくともペコマと同等のフリー能力がないと、私の力が制限要素となって行けない場所が出来てしまう。
だから自分が女性に生まれちゃったということは置いといて、男性も含めた全員と戦えるだけの強さを手に入れるしかないんだと思った。もともと男性と登ってたけど、今は自分も全く同じ土俵にいるという意識で登っている。
ま、ペコマ達が作る課題はかなりのリーチ系が多いから流石にそういうのは離れて見てるけどね・・。
さて。今週末はヨセミテ前最後の沢!
楽しんできま~す!★
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