2012/12/04
お久しぶりです。
久しぶりに自分のブログを開いてみたら変な投稿があって、アカウント乗っ取りか!?と思ったら違いましたorzブログ更新が1ヵ月以上ないと広告が記事として投稿されるらしく、記事を書けば消えるとのこと。
だからというわけではないですが、近況報告です。
1ヵ月半くらい何も書いてないにも関わらず、カウンターは1日あたり相当数を記録していて、有難いと共に申し訳ないです。。
実は、前回のブログを書いた翌日に、自分の人生において信じられないことが起きました。
今年の9月10日に28歳の誕生日を迎え、サプライズでお祝いしてもらったり沢山のメールをいただいたりと嬉しい気持ちの中、6月に怪我した膝もだいぶ良くなってきていたので、クライミングも山もこれからだ!と意気込んでいた矢先、そのたった数日後に一つ目の大事件が起きました。
その時も経験したことのない苦しみを味わいましたが、それは2週間後くらいに一時収束し、ハッピーエンドになってよかったと思っていました。そしてフリー頑張るぞ!とまた闘志に燃えていました。
しかしその数週間後、私はもう一度、本当の人生のどん底に堕ちました。
正直、28歳でここまでの地獄を味わうことになるとは夢にも思っていませんでした。
事件が起きてしばらくは、山に登ることはおろか、息をするとか何か食べるとかそういった特に意味なくする行為ですら虚しく、何をやっていても息苦しく、正直、生きていたくないと思いました。
人間には煩悩があるけれど、何だか全てが無意味に思えました。
必死に山に登っていても、死んだら何もなくなるんです。
死んだらどれ位何もなくなるのかってことを目の当たりにして、色んな事が虚しくなりました。
やってきたことは記録として、誰かの記憶として、何かしら残るのかも知れないけれど、それは全て「過去」のことになる。その後に積みあがっていくものが無い限りただの記録です。無意味です。
あれがしたいとかこれをやりたいとか、そういうことって何の意味があるんだろう?
自分が信じてやってきたこと全てが無価値に思えました。
そんな風に悟りに近いような感覚を覚えてしまいました。
でも、そういう風にはなりたくない、と思う自分も居ました。
そうなってしまったら人間は終わりだな、と。
強い信念を貫いて滑稽に生き抜いてこそ人間だよな、と。
だから虚しいけど、今まで通り貪欲に強い山屋を目指し続けよう、と思いました。
ここで立ち止まったらいつか立ち直れた時きっと後悔するから、とにかくはじめはペコマにただ着いて行くだけでもいいから、歩み続けよう。
そう思って今日までやってきました。
これからもそうやって頑張っていこうと思います。
明らかに、まだ事件前の私には戻れていません。
頑張ろうとする自分と、ただ悲しみにくれるだけの自分が今は別個に存在しているように思います。
何年かかるか判りませんが、その2つがいつか1つになれる時は来ると思います。
それと同時に、この事件の記録を書こうと思い、今少しずつしたためています。
目標は半年以内。
書くことによってこの出来事がただの悲劇でなく、昇華されるのではないかと思います。
少なくとも私にとっては、この大きすぎるショックをどう処理していいのか判らず、そのひとつの解決策が書くこと、でした。
クライミングや山は、なんとか今まで通り続けられています。
意識的に楽しいことも沢山やるようにしています。
多くの人と交流を持つようにもしています。
仲間が沢山いて、本当に良かったと思います。
さて、おらっち、ガンバ!!!!
コメント
ありがとうございます!
2012/12/07 07:08 by chippe URL 編集
No title
2012/12/07 00:26 by 名無しの権蔵さ URL 編集