2013/06/01
イムジン河登った!
今日は梅雨の晴れ間の小川山でイムジンでした。GWの宿題です。
しかし今日のコンディションはかなり悪かった!岩がぬめぬめ!汁手クライマーとしては辛い限りです。。
しかも午前中は陽が当たって岩があったかく、更に悪い状態でした´д` ;
核心部のムーブ強度は蜘蛛糸と比べてそんなに難しいというわけではないのですが、そのあとも気の抜けないレイバックが数メートル続くヨレ核心、最後はプロテクションが足の1.5mくらい左下という状態で遠いデッドムーブがある、最後までかなりシビれるルートです。。
今日のコンディションは正直、登れないだろうと思いました。
結構諦めてました。
でも15時半過ぎに出した最後の便でRP!!
いや〜嬉しかったです。
通算3日6便でした。
プロテクションはやはりエイリアンを使うことで全てバネじかけで登れました!
ということで、同じく登れたペコマと2人で美味しいビールを飲んでます!
実は、昨日、たまたま時間があったのでかねてから気になっていたドライアイを診てもらおうと思い眼科に行きました。そこで、本当に偶然に、思いもしなかった病気を宣告されてしまいました。
私は緑内障だそうです。
日本人の失明の原因疾患としては、現在糖尿病性網膜症を抜いて第一位。
視神経が死んで行く病気です。
かなり進行してからでないと自覚症状が出ないため、診断されずに居る人も大勢居るようですが、普通は40歳すぎ頃から発症が多くなる病気です。まさか自分が、若干28歳でそんな病気を宣告されるなんて夢にも思いませんでした。今も半分信じられずにいます。
でも、私のダメージを受けた視神経の検査結果も見せられました。神経は基本的に一度死んだら再生しません。猛烈にショックでした。
視野の半分以上が欠損しても自覚症状がなく、発見が遅れがちだという緑内障。
そう考えると、本当に奇跡的に初期の状態で発見できた私はラッキーなのかも知れません。
金曜日からさっそく点眼治療が始まりました。
この目薬で進行が抑えられれば、日常生活に全く問題なく死ぬまで過ごすことができます。
普通の人と違うところは毎晩1回目薬を一生さし続ける、それだけです。
なのに私は絶望して目の前が真っ暗になっていました。
もっと辛い思いをして生きている人や、同い年でもあと数日も生きられないという人も居るというのに。
今週末も、精神をすり減らすようなクライミングなんか出来るのか、今週末は街で飲みにでも行ってだらだらしたい。というか飲まなきゃやってられない!何で自分が。そんな気持ちも起きました。
でも、いつもと同じように小川山に来て、美しい新緑に癒されて、目標のルートが登れて、本当に良かったです。
人生いつ何があっても、自分にどんな起こり得ないようなことが起こっても不思議はありません。だから、何かある度につまずいて立ち止まってたらあっという間に人生が終わってしまう。
私はこれからも今まで通り、大好きな山をやって楽しくあっけらかんとやっていきます。
1種類の目薬で進行が止まらなければ2種類、3種類と目薬が増え、それでもダメなら手術などもあるようです。それに今後医療はどんどん進歩していくでしょう。私が死ぬまでに失明することはほぼ100%ないと思います。
今日はペコマと祝杯!
イムジン完登は自分としても満足な成果なので今日は飲む!
明日はなにしようかなあ。
今日より更にジメジメするようなので、気持ちの良いマルチとかに行きたいな〜
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