2017/09/14
2017/9/2〜10 イタリア オルコ谷 〜 Orco Valley トラッド、スポート、ボルダーと揃った本格クライミングスポット
カナダSquamishから帰国してすぐですが、今度はイタリアのオルコ谷というところへクライミングに行って来ました!
今年の3月頃、クライミング仲間のTさんに誘っていただき二つ返事でイタリア行きを決定。
海外は今まで3人が最大人数でしたが、今回は総勢5人のワイワイ旅でとても楽しかったです。

日本人にとってイタリアの岩場といえばドロミテかアルコですが、ここオルコは日本人にはほとんど知られておらず、日本語の情報を検索してもほぼ出て来ません。でもヨーロッパのクライミングエリアとしてはある程度知られているようで、イタリアの北西部に位置しフランスとの国境近くにあるGrand Paradiso国立公園を中心として岩場が点在しています。

メインエリアとなるSergentは300mくらいのgneiss(片麻岩)の1枚岩で、様々なサイズの美しいクラックがよく発達し、フェイスやスラブもあってまるで花崗岩。国際Trad climbing meetingが開かれるほど、たくさんのマルチピッチが楽しめるエリアです。

その他にも、ベースとなるCeresole Realeの村からちょっと車を走らせると、道路脇にアプローチ0分のスポートエリアがあったり、岩資源は豊富です。岩場では、地元のクライマーだけでなくフランス人やイギリス人にも結構会いました。10日間の日程で、クライミングできたのはうち6日でしたが、当然のごとく、全然時間が足りませんでした。最低でもあと丸1週間は欲しかったですね。
移動はもちろん、大人の直行便で。片道約11時間です。Alitaliaで成田からMilano Malpensaへ。

私は2週間前にエアカナダに乗ったばかりだったのでつい比べてしまいます。エコノミークラスの客席は狭いながら、初めからネックピローとブランケット、ヘッドホンのセットが置いてあり(エアカナダはしばらく待ってやっと配られる)、ドリンクサービスもやや充実(毎サービス時、ワインとコーヒー完備!)。ただ、せっかく初めからヘッドホンがあるのにオーディオは離陸後しばらくしないと使えないのが残念ポイントでした。
あと、映画の充実度はエアカナダの方が断然上でした。

機内食はさすがイタリア、おいしかったです。そして夕食にも朝ごはんにも当たり前のようにハムとチーズが出て来ます。しかしこの後1週間に渡ってひたすらハムとチーズを食べ続けることになるとは、この時まだ知る由もありませんでした・・!

空港でレンタカーピックアップ。今回は航空券やら何やらみんなお任せしてまるでツアー旅行のようなお気楽旅をさせていただきました。レンタカーはB.RENTというところだったのですが、空港にカウンターのないレンタカー屋さんで、電話をして空港までシャトルバスで迎えに来てもらうという(イタリアはなかなかに英語の浸透してない国)、のっけからちょっとハードル高い感じで旅が始まりました(笑)。

レンタカーは5人で2台。契約の関係で旅行中はずっと私がチッペコカーのドライバーでした。右側通行はカナダで慣れてしまっていてむしろ楽でしたが、標識が全てイタリア語なので何が何だかわかりませんでした。フィーリングで運転しました。
また、地元民はみんな驚くほどスピード出すしガンガン煽ってくるので、狭い田舎の山道は特にこわかったです。
空港から2、3時間のドライブでCeresole Realeの村に到着します。村からはLevanneという山が見えていてキレイでした。

毎日の食事や宿、お店などについては次の記事で紹介します!
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