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2019/08/25-28 Lima 観光レポその1 〜必食ペルー料理まとめ〜 2019ペルー旅行紀その15 〜

早いもので1ヶ月のペルー旅行ももうすぐ終わり。
帰国の飛行機に乗り遅れないよう、余裕を持ってリマに戻って来ました。
最後に丸3日ほど、ここで時間をつくれます。


リマですべきことといえば・・・


そう、食事です!!
¡¡La comida!!


事前にリストアップしていた"必食Perú料理"を再度確認です。
まだ食べていないものやリピートしたいものをこの3日間でさらいます!


✔︎ lomo saltado(ロモ・サルタード)
牛肉とポテト、玉ねぎトマトの炒め物
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どこかほっとする味。牛肉は柔らかくてジューシー。何度でも食べたいけどリマではキャパシティ不足で食べられなかった。これは日本で自作してみようと思案中です。


✔︎ cebiche(セビーチェ)
魚介類の辛口レモンソースマリネ
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セビーチェの本場、リマでは必食!!ペルーでは、昔多く居た日本人移民の影響で生魚を食べるようになったそうです。私は生醤油で食べる日本のお寿司やお刺身より、この食べ方の方が好きかもと思いました。けっこうスパイシーですがライムがとっても爽やか!お魚が肉厚で新鮮!こちらも自作に挑戦します。


✔︎ anticucho(アンティクーチョ)
牛ハツの串焼き
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各地で食べているけど美味しいから何度でも食べマス◎。日本のハツ串と違って薄切りで柔らかく、ジューシーです。


✔︎ papa a la huancaina(パパ・ア・ラ・ワンカイーナ)
ジャガイモのワンカイーナソース和え
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ワラスで食べました。美味しかったけど、おイモが多くてお腹いっぱいに。ちなみにメニューでは前菜扱いです。ひとり旅には苦しいボリュームですね。リマではリピートしませんでしたが、ペルー風チーズクリームソースであるワンカイーナソースのパスタを食べました。


✔︎ causa limeña(カウサ・リメーニャ)
ペルー風(直訳するとリマ風?)ポテトサラダ
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ケーキみたいな可愛い見た目。ポテサラ好きとしては必食。ペルーではレモネード(といいつつライムのドリンク)も定番です!


✔︎ aji de gallina(アヒ・デ・ガジーナ)
鶏肉のイエローペッパーソース煮
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ワラスで食べました。美味しいですがあまり特徴がないです。ちなみに”アヒ”は唐辛子のことですが、この料理は辛くないです。リピートなし。


✔︎ pisco sour(ピスコサワー)
ペルーのお酒”ピスコ”(ぶどうの蒸留酒)のサワー
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ピスコ、ライムジュースにメレンゲを添えた大人気カクテル!爽やかで美味しいですがけっこうガツンとくるカクテルです。


✔︎chicharrón(チチャローン)
豚バラの煮揚げ
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コレも各地で食べています。リマでは、日本から到着した翌日にチチャロンサンドを食べました。


✔︎ picarones(ピカロネス)
リマ名物お芋ドーナッツ
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Kennedy Parkや噴水公園の出店で食べられます。ドーナツはお芋とかぼちゃでできているらしく、ふわふわでとても軽い口当たり。スパイスが効かせてあるけど、甘くはありません。これにメイプルシロップのような特製ソースをたっぷり浸して食べます。これがたまらない味!この蜜を持って帰りたかったです(笑)。


✔︎ arroz con pollo(アロス・コン・ポジョ)
鶏とパクチーの炊き込みご飯
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ペルー人は鶏肉大好き。ジューシーでホロっホロの鶏モモ肉とパクチーの炊き込みご飯です。あまりに美味しくてがっついてしまいました(笑)。


✔︎lúcumaフラペチーノ(ルクマフラペチーノ)
ペルーのスタバの限定ドリンク
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ルクマという、これまた栄養豊富なスーパーフードといわれている果物があります。日本でもパウダー状のものなら手に入るそう。これはそのルクマのフラペチーノです。調べたサイトには「めっちゃ美味しい」と書いてありましたが、めっちゃ美味しかったです(笑)。


✔︎Inka kola(インカコーラ)
コカコーラが出しているペルーのコーラ
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味はデカビタみたいなかんじ。ペルーの国民的ドリンクだそうです。


✔︎chicha morada(チチャモラーダ)
紫とうもろこしジュース
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チチャも栄養豊富なスーパーフード!各地で飲みましたが、写真はリマの人気サンドイッチ屋さん"La Lucha"にて。


✔︎ suspiro a la limeña
「リマっ娘のため息」という名のスイーツ
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固めた練乳の上にふわふわのメレンゲがのっている、がっつり系悪魔的スイーツです。でも病みつきになりそう。


✔︎ Chifa(チーファ。中華料理)
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今ペルーには日本人はほとんどおらず、そのかわり中国人移民がいっぱい。その影響で”Chifa”と呼ばれる中華料理店が多数あります。でもChifa=中華と言うよりは、中華料理とペルー料理とのフュージョンと捉えた方がいいそうです。リーズナブルでとても美味しいです。


✔︎ Coca(コカ)のドリンク
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コカの葉は日本持ち込み禁止。ということで、ワラスにてコカ茶やコカのカクテルをいただきました。私は味というか質感?がちょっと苦手で、リピートはナシでした。


あー。どれもこれも本当に美味しかった!ごちそうさまでした!


次の記事でリマの街を紹介します。いよいよペルー旅行記完結です!

2019/08/24-25 Cusco半日弾丸観光と予期せぬハプニング〜2019 ペルー旅行記その14〜

8/24はマチュピチュ村を午前11時に出発し、列車とcolectivoを乗り継いで14時すぎにCuscoに到着しました。


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Cusco(クスコ)はインカ帝国の首都。標高3400mほどの高所にあります。侵攻してきたスペイン軍は、もとあった建物を悉く破壊したものの、耐震性に優れたインカの精巧な石組みで作られた土台は残しました。その上にコロニアル建築とよばれるスペイン調の建物を建てたことにより両者が融合した特徴的な街並みが形成され、それが世界遺産に登録されました。


今回は翌25日の早朝の便でリマに戻るため、観光できるのはこの日のみ。事前にガイドブックを調べて行きたいところをリストアップしていました。


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時間が無いので、バスを降りて足早に宿へ。途中で町の中心となる広場、"プラサデアルマス"を通ります。そこで思わず足が止まりました。


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こ、これがクスコのプラデアルマスかー!!

巨大!写真ではイマイチ伝わらない・・。これまでに見たプラサデアルマスとは格が違う感じです。さすがはインカの首都!


これを見ただけでもう、観光地としての規模の違いを実感しました。せめてもう1泊すべきだった・・・!


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これがコロニアル建築かー!


と感動しながら宿に到着。チェックインを済ませて、まずは標高差200mほどの高台にある遺跡"Sacsayhuaman(サクサイワマン)"を目指します。

ペルーレイルの中で小さなケーキを1/3ほど食べただけなのでお腹が空いていましたが、時間がないのでランチはおあずけ。走ります!


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しかし、走るととたんに息切れが。坂の傾斜もきつく、力が出ない。すぐに歩いてしまいます。標高3900mには確実に順化していたのに・・・病み上がりの影響ってことにしておきましょう。


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目の前にアンティクーチョの屋台が現れ、たまらず鳥串を購入。食べながら歩くとさらに息が切れました(笑)。


でもサクサイワマンはプラサデアルマスからほんの1kmほど。もうひとのぼりでゲートが見えてきました。

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手前にいたおじさんに聞くと、入場料はなんとs/70(2240円ほど)!ワラスで"入場料s/5"とかが当たり前になっていた私には信じられない高額です。アレ?地球の歩き方見てきたけどそんなに高かったっけ・・


しかしおじさんはこう続けます。「自分は地元のコミュニティに所属しているからタダでゲートを通過できる。私の車に乗っていけば、サクサイワマンの1番下の階層だけ見て、塔のある高台まで行くことだけなら可能だよ。それでオーケーならs/20だよ」


え、なにそれ。怪しすぎる(笑)。とりあえずスマホに入っている「地球の歩き方kindle版」を見直してみる。よくみると、クスコの観光スポットを周遊する券が何種類かあるらしく、それがs/70と書いてある。うわ、こんなに高いと知っていればここまで登ってこなかったのに・・。


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ほんと言うと高台に登りたかっただけだし、もうこの眺めで十分かしら・・・


なんか言っていることは怪しいけど、この人自体は首から身分証みたいなものを提げてゲートの前に堂々と立ってるし、それほど怪しい感じはしない。本来s/70のところ一部だけでもs/20で見られるならいいか・・と悩んでいたら、きました。値段交渉。


「いくらなら出すの?」


それにしてもこの人の英語は、今まで聞いた現地人の英語の中で一番クリアだ。

「いやー、私s/10だとばかり思ってここに来たのよね・・・」

ととぼけたら、「ええー!そりゃないわ。でも、ならs/15でいいよ」と言ってきた。

うーん。この車乗って変なとこ連れてかれやしないか?としばし悩んだが、乗ってみることにした。

おっさんはフレディと名乗った。車で坂を上って行くとそこにもゲートがあり、彼の言う通り顔パスだった。そうしてサクサイワマン遺跡の裏口みたいなところで止まった。そこで、遺跡の1階部分と高台への道順を詳しく説明された。お金を払うと、おじさんは車で行ってしまった。


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えっと、ここから入るのね・・って、「立ち入り禁止」とか書いてあるじゃん!
おっさんはもう居ない。これ、係員に見つかったりしたら怒られるかも知れないってこと??
もし入らせてもらえなかったら安いと思ったs/15が台無しに!


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急いでそこを通り抜け、小走りで観光客がいるエリアへと向かった。はやく紛れ込まなければ!(笑)


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で、無事誰にもとめられることなく遺跡の1階部分にたどり着いた。たぶん、裏口入場だからここより上に行くと何か問題が起きるってことなんだろう・・。


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スペイン軍侵攻の際、籠城した高台の要塞。カミソリの刃1枚通さないインカの石組み、ということだが、ナイフブレード打てそう、って思っちゃった・・・


ま、私にはこれで十分。インカの石組みを撮影し、高台へと向かう。そもそも遺跡見学は私にとっておまけだった。ここへ来た主目的は、上から見るとピューマの形をしているというクスコの街を高台から見ることだったのだ。


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で、標高3600mの丘の上に立った。みんなハアハアしてる。情けないなあ。私もだけど。


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ここサクサイワマンを頭としてピューマの形をしているというクスコ。ぜんっぜん分からなかった。

自撮りと露店の物色で思ったより時間が経ってしまった。まだ見たいところがあるから急いで帰ろう!

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ココのおばちゃんは値段交渉に応じてくれなかった。というか、スペイン語がわかってないと勘違いされてるみたいだった。


雲行きが怪しいなと思っていたらこの後ほんの少しだけ雨が降った。ペルーにきてはじめての雨だった。でもほんの少しですぐ止んだ。


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ということで、また走る!弾丸観光だからずっと走りっぱなしです。


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そして次なるスポットは"プレコロンビーノ博物館(美術館)"。プレコロンビーノ(プレ・コロンビア)美術とは、スペイン人征服(1532)以前の南アメリカ先住民美術のことだそうで、ペルーでいえばプレ・インカおよびインカ帝国時代の美術のこと。ここにはその時代の美術品が展示されている。地元アーティストの評価も高いとのことで、ほかにも多数有名な博物館や教会がある中から敢えてちょっと変わり種を選んでみました。


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サクサイワマンからの帰り道にあるというのも決めてのひとつでした。そろそろ換金してきた現金が尽きそうなので、入り口でs/20の入場料をカード払いにしようとする。その時、気づいたのでした・・。カードがない!


いまだに信じられませんが、カードはなくなってしまいました。人混みは避けていたし、貴重品はランニング用の腰バンドに入れて常に服の下に身につけていました。それに、たった2時間前に宿代をカードで支払った後は、今までほぼずっと走り続けていました。
スられるなどということが起こりうるのか・・・?落としたのか・・・?と自分ではそう思ってしまう状況でしたが、クスコは犯罪も多いと聞きます。
あの車に乗った時?いや、フレディおじさんとはそれほど接近してないしなあ・・・


とりあえず宿に戻って、ひととおり荷物を調べなおし、やはり無い、ということを確認してすぐにカードを止めました。


そして、こんなときのために持ってきていた予備のビザカードをここではじめて使用することに。
もう、びっくりしたし走り疲れたし、プレコロンビーノ、行かなくていっかな・・・と思いかけたけど、くじけずまた博物館に走って(笑)戻りました。


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しかし、またしても不思議なことが起きたのでした。暗証番号が違うといってエラーになってしまいます。二度目もエラーになったところで、完全に頭を抱えました。


なんでよ・・。どゆこと?何が起きてるの??


狐につままれたような気分のまま、仕方なく第3のカードとして持参していた最後の砦のマスターカードを使いました。


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カードが1枚なくなったことはショックだし、(本当にスられたのかどうかは分からないものの、)「スリにあわないというゲーム」に負けたこと自体もなんか悔しかった。でも、今は弾丸観光中。くよくよしている時間はありません。


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幸い、マスターカードがあったおかげでプレコロンビーノ博物館も無事みることができました。


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展示物は本当に発掘されたものなの?と驚くほどキレイ。美的感覚(?)も現代人の私にも十分共感できるもの。展示の仕方もきれいだった。


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思ったより長居してしまった。

疲れたけど来て良かった!でもクスコはまた観光に来ないとね・・・


ここで18時過ぎまで時間を使いました。外はすでに暗くなり始めています。なるべく暗くなるまえに観光を終えようと思っていたけど・・仕方ありません。人通りは多いし、まだ大丈夫でしょう。

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今回の弾丸観光、最後となるスポットは、"世界最高所にあるアイリッシュパブ"です!

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イギリスでアイリッシュパブに親しんだ身としては行かないわけにはいきません。

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ギネスもあったっぽいけど、すぐ目についたIPAを1pintオーダー。オーダーしてから現金オンリーだと知りました。足りたけど、貴重な現金が・・・


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標高3300mあるので酔いがまわります!


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鏡を利用して自撮り!⭐︎

アイリッシュパブ然とした凝った内装とビールを満喫して、19時半ころお店を出ました。


途中お土産やさんに寄ったりしながら一旦宿に戻り、宿の近くで夕飯を食べられるところを探しました。しかしビザカードしか使えないお店ばかりで困ってしまいます。数軒探し回った挙句、ビザしか使えないというお店で妥協しました。


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ロモ・サルタードならぬ、アルパカ・サルタード!(肉と野菜の炒め物)焼き加減のせいかも知れませんが、牛肉のロモサルタードより少しお肉が硬かったです。


持っている現金で払えるメニューを選び、食事後、もう一度ビザカードを試してみます。しかし、やはり暗証番号がはじかれる・・・なぜだ?仕方なく最後の現金を使い果たしてお店を出ました。


支払い限度額になってる?そんなはずはないと思うけど・・・。オンラインで明細を見られるので、使えないビザカードの明細を確認してみました。

すると・・・目を疑いました。


覚えのない使用履歴が8/20と8/21に計6回もあります。しかもその合計額は20万円超え!


なんじゃこりゃ〜〜!


急いでまた国際電話をかけてカードを止めざるを得ませんでした。


ということで、たった半日のうちに3枚中2枚のカードを失ってしまったのです(笑)。
もし第3のカードがなければ・・・。現金は尽きているし、今はもう土曜日の夜。明日は日曜日で大使館もあいていません。
完全に路頭に迷うところでしたね!クスコ空港に行く手段がないですから・・・


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南米旅行は甘くないぞふっふっふ・・・


事前にペルーのことを調べていて、変なところへ行かなければ治安はそれほど悪くはないものの、準備はしていったほうがいいだろうと、カードを複数枚持ったり、現金を小分けにしたり、貴重品を服の下に身につけたり、その他防犯にはいろいろと注意を払っていました。
でもやっぱり初の南米ひとり旅1ヶ月はノーミスでは終われませんでした。


第2のカードに何が起こったのか、真相はまだカード会社が調査中ですが、スキミングされたか、もしくはどこかでwifiをハッキングされカード情報をとられたか位しか思いつきません。第2のカードは旅行中一度も使っていないし取り出してすらいないので、スキミングよりも後者の可能性が高いと思っています。


ま、そもそもメインで使っていたカードを紛失しなければこの事実には帰国するまで気づかなかった可能性も高いので、不幸中の幸いだったと言える気がします。


ちゃんと不正使用の事実が確認されれば請求はされないようです。期待しないで朗報を待つのみですね・・・。


ということで色々あったクスコでしたが(ちなみに不正使用の日付はリマにいたとき)、マスターカードのおかげで翌朝無事空港へ行くことができ、リマに戻りました。


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クスコの空港で"alfajor"(アルファホール)をいただく。ペルーの伝統的なお菓子。見かけによらず甘さ控えめあっさり味で軽く食べられる。


他の国の歴史に触れると、自分の国の歴史をもう一度勉強し直したくなりますね。
私は大学受験、日本史選択でしたがもうほとんど知識残ってません・・・


さ、気を取り直して最後の3日間もリマ観光を楽しみましょう!

2019/08/22〜25 リマ発着 3泊4日 世界遺産マチュピチュの旅 (笑) 〜2019ペルー旅行記その13〜

世界中から観光客が集まる大人気スポットに突撃してきました!

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ワイナピチュ(うしろのカッコイイ山)と遺跡をバックにおなじみの構図。なんかうれしい!


言わずと知れた"マチュピチュ"は、1911年、映画「インディー・ジョーンズ」のモデルにもなったアメリカ人探検家であるハイラム・ビンガムにより発見されたインカ帝国時代の巨大な遺跡です。

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ザ・観光地!でした。それでも日本人には会わなかったな・・


今回は、約1週間前にインターネット等で情報を集め、必要な予約をとりました。
乾季の5-9月がハイシーズンですが、遺跡を見学するだけなら1週間前でも間に合いました。

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マチュピチュの公式HP。たとえば1週間後の日付を参照すると・・。数字は残りの受付可能人数。遺跡もワイナピチュもマチュピチュ山も1日の制限人数が決まっている。とくにワイナピチュに登りたければ3ヶ月前には予約しないと間に合わないそう。私が調べたときはすでにマチュピチュ山もいっぱいで登れませんでした。残念!


マチュピチュはリマの東400kmのところにあり、行くのは実は少しタイヘンです。

 ①リマ→クスコへ移動(飛行機/1時間)
 ②クスコ→(オリャンタイタンボ→)マチュピチュ村へ移動(車+列車/約3時間半)
 ③マチュピチュ村→遺跡(シャトルバス/30分or徒歩/2時間)

うまくスケジューリングすればリマから1泊2日も可能ですが、かなり忙しくなると思います。


私は以下のようなタイムスケジュールになりました。列車(Peru Rail)は1時間前までに受付しなければならないとのことだったので、行きのcolectivo移動がスムーズにいくかどうかが核心でした。でも実際は、この日体調を崩していたので、クスコ空港からオリャンタイタンボ駅まで直接タクシーで行きました。


8/22
7:55 リマ空港→9:15 クスコ空港(アビアンカ航空)
10:00 クスコ空港→10:10 クスコ市街オリャンタイタンボ行きcolectivo乗り場(タクシー)
10:30 colectivo乗り場→12:00オリャンタイタンボ駅(colectivo)
13:27 オリャンタイタンボ駅→15:00マチュピチュ駅(Peru Rail)
 <マチュピチュ村に宿泊>
8/23
AM マチュピチュ遺跡見学
 <マチュピチュ村に宿泊>
8/24
10:55 マチュピチュ駅→12:30 オリャンタイタンボ駅(Peru Rail)
12:40オリャンタイタンボ駅-14:20 クスコ市街(colectivo)
 <クスコに宿泊>
8/25
8:35 クスコ空港→10:05 リマ空港(アビアンカ航空)


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アビアンカ航空かLATAM航空を利用しましょう。ペルビアン航空はかなり評判が悪いです(笑)。ちなみに8/22は前夜からの下痢と発熱で完全ダウン。1時間の飛行機でたっぷり寝汗をかき、クスコ空港からは直接タクシーでオリャンタイタンボに向かいました。キツかった(笑)。


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オリャンタイタンボのペルーレイル受付。英語OK。


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ペルーレイルのチケット。駅構内で使えるwifiパスワードをもらえる。


現地ツアーを利用すれば楽そうでしたが、1週間前では予約のとれないものがほとんどでした。また、ツアーの最低料金(2泊3日のもの)が$720(79,000円ほど)だったのに対し、今回かかった費用は全部で54,716円でした。内訳は以下の通りです。


・リマ-クスコ間往復航空券 ¥18,670
・行き:クスコ空港-オリャンタイタンボ(タクシー)¥3,580
・オリャンタイタンボ駅-マチュピチュ駅間Peru Rail(Vista Dome)往復乗車券 $124=¥13,142
・マチュピチュ村-遺跡間往復シャトルバス運賃 $24=¥2,544
・8/22-24 マチュピチュ村2泊(ホテル) ¥8,000
・マチュピチュ入場料 ¥5,200
・マチュピチュガイド料 ¥1,650
・帰り:オリャンタイタンボ-クスコ間colectivo運賃 ¥330
・8/24-25 クスコ1泊(ドミトリー) ¥1,600


マチュピチュへ行くにあたって、登山用のギアはじめ要らないものは全てリマのホテルに預けて身軽で行きました。
(列車に荷物制限があります)

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マチュピチュへ行く列車はインカレイルとペルーレイルの2択。今回はペルーレイルをチョイス。


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オリャンタイタンボ駅から出発する列車は2両編成で、運転席の横に2人掛けの席がある。私は1人だったから行きも帰りもそこでした。


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先頭!


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Vista Domeは上中下とある真ん中のクラスの列車。天窓がついていて眺めは抜群。


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車内サービスあり。ペルーを代表するスーパーフードのひとつ、チチャのジュース!(チチャモラーダ)


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でも行きは定期的におそってくる吐き気のせいで固形物は喉を通りませんでした(笑)。


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なんとかマチュピチュ村に到着!駅を出ると大きな迷路みたいな民芸品市場があります。は、はやくホテルへ・・!


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翌朝は4時半起床。で、ホテルのあさごはんビュッフェ。


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私のチケットはAM7時入場のものだったので、まだ暗いうちから並びます。すでに長蛇の列が!


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バスを降りるとすごい人!ほんまもんの観光地に来たって実感します。ちなみに遺跡の入り口に有料トイレがあって1回s/2。遺跡内にトイレはありません。


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遺跡内に持ち込める荷物にも制限が。ちなみに、ペットボトルも持ち込み禁止で水筒持参必須という前情報がありましたが、ほとんどの人がペットボトルの水を持ち込んでいました。


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いよいよ遺跡へ!


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遺跡内は公認ガイド同行が義務付けられています。ガイドは遺跡入り口にたくさんいて声をかけてくるので、調達は容易でした。相場はs/30〜50。今回は3人家族と一緒にまわることになり、1人s/50でした。


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マチュピチュ山やワイナピチュに登れば遺跡全体を俯瞰できます。ワイナピチュのほうが圧倒的に人気だけど、「マチュピチュ山からの眺めのほうがおすすめ」とガイドさんが言ってました。


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絶壁に作られた段々畑、アンデネス。


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リャマはこの遺跡内に16頭ほどが暮らしているそうです。

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遺跡の保護のため、時間制限があって入れないエリアもありました。太陽の神殿は上から見学だけ。


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3つの窓の家。


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ワイナピチュはピラミダルでかっこいいので登りたくなりました。登っている人が見えました。


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遺跡の見学は午前中で終了。午後はマチュピチュ村に戻って散策します。ちょっと元気になってきました。


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この日もこの村に1泊し、翌朝のペルーレイルで戻ります。


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しかし、少し歩いただけでこの村全体の観光地価格設定にびっくり。相場がワラスの3倍です!


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値段感覚がすっかりワラス仕様になっているので心が折れかけました。やめときゃいいのに夕飯にクイの丸焼き。案の定、すぐに胃がもたれて半分以上お持ち帰り・・・


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で、翌朝のホテルのあさごはん。もうすっかり回復しました!


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帰りもペルーレイルのVista Dome。マチュピチュ発の便ではダンスショーやアルパカ製品のファッションショーもありました。となりに27歳メキシコ人プロゴルファーがきて楽しくおしゃべりしました。ケーキも食べたよ!


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オリャンタイタンボ駅を出ると、入り口でタクシードライバーが待ち構えていました。「タクシー?」「タクシー?」と詰め寄られるので「ノーノー、コレクティーボ・・」ってつぶやいたら「コレクティーボ?バモス!!(レッツゴーの意)」って即べつのおっさんに拉致られて乗車(笑)。クスコまでs/10でした。ちなみにオリャンタイタンボも大きな遺跡を擁する観光地です。今回は素通りだったけど。


マチュピチュ村に2泊したことにより、余裕をもって観光が出来ました。最終日クスコのレポートは次の記事にて!

2019/08/18-19 Huarazまとめその2〜 Willkahuaín 遺跡と標高3000mに沸く温泉Termales Monterrey 〜2019 ペルー旅行記その12

今回のペルー旅行は、自分の中で"3つのテーマ"を決めていました。
1つめはアルパマヨの登頂。2つめは観光。そして3つめはスペイン語の勉強です。
登山がスムーズにいって時間が余ったらマチュピチュかな、と何となく考えていて、アルパマヨから戻った翌日、実際にマチュピチュの計画を立てました。
それをもとに、Limaへ戻る日を8/20と決め、また行きと同じOltursaのバスを予約しました。


トレッキングは3日かかるかと思いきや2日で終了。
Huarazで丸2日時間が出来たので観光することにしました。


8月後半から天気が崩れるという前情報は幸か不幸か見事に外れ、天気予報も向こう一週間快晴です。最高の観光日和ですね(笑)。


キルカイウァンカコフップをオススメしてくれたWilderは、これからお客さんを連れてワスカランに登るとか言ってます。ワスカランは標高6370m、Cordillera Blanca (ブランカ山群)の盟主にして、"ブランカ山群のK2"とも呼ばれているかっこいい山です。急に連絡がとれなくなった友人と、はじめ一緒に登ろうと話していたのがワスカラン。


でもここへはまた来るから、羨ましくなんかないんだぞ(笑)。


Huarazから日帰りで行ける観光スポットとして、今回選んだのは遺跡と温泉です。どちらもお馴染みcolectivoで気軽に半日コースです。残り半日はプラサデアルマスかCalifornia cafeでノンビリ過ごすというパーフェクトプラン。


1. Willkahuaín遺跡(ウィルカワイン遺跡)

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市内からcolectivoで片道40分。colectivoは9:00-16:00の運行で片道s/1〜2です。
地球の歩き方に「徒歩で約2時間半」と書いてあるのを発見し、「7.5kmか。標高差300mあるし、いいトレーニングになるじゃん」と思って、行きは走ってみることにしました。これが結果的に最悪でした。


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朝ごはんスタンドで買ったチーズサンド片手に意気揚々と出発!


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ぐんぐん標高が上がり、ワラスの街が見渡せる。


治安は悪くないワラス。怖い人は居ませんでした。しかしちょっと中心地を離れると、途端に野良犬が凶暴化しました。走っている私を見つけるや否や、激しく吠え立てて追いかけてきます。びっくりしてさらに速度をあげて逃げると逆効果で、全速力で追いかけてきます。もう、飛びつかれて噛みつかれるんじゃないかと生きた心地がしませんでした。


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いい感じの坂道でしたが・・


バイクとかバスとかが走ってくるとやはりめっちゃ吠えるし、あまり地元の人は吠えられていない。程なくして、走るのが良くないんだということに気づきました。それ以降は、野良犬を見つけたら歩く速度も落とし、目を合わさず、身を縮めて通り過ぎるようにしました。


そんなわけで2時間近くかけて命からがら遺跡に到着しました。


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入場料s/5。綺麗に整備された遺跡でした。

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西暦700ー1100年、ワリ文化と呼ばれる時代の霊廟。なんと中に入ることができました。迷路みたいで面白かった。

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なかなか見ごたえアリ。


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看板にはスペイン語と英語。真ん中はインカの公用語Quechua語ですね!


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展示をゆっくり見て、1時間半くらい居ました。帰りは犬が怖いからcolectivoに乗りました。


2. Baños Termales Monterrey (モンテレイ温泉)
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市内からcolectivoで片道約20分、s/1。運行は7:00-16:30。標高3000mに沸く鉄分の多い温泉です。

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温泉プールと、個室の浴槽で浸かれる温泉があり、それぞれ入場料s/5です。

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個室はコンクリート打ちっ放しの小さな部屋で、浴槽にお湯を溜めて入るものだそうで、20分という制限時間(?)があるそうです。
よくわからなかったので、とりあえずプール代だけ払って入ってみることにしました。


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更衣室。


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水着は市内でs/50で買いましたが、温泉の外にも水着を売る露店が出てました。

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プールは大きいのと小さいのがあり、大きい方は深いところで180cm、ぬるめで泳げます。小さい方は座れる深さで、長く浸かっていられない位熱いお湯でした。これなら個室で温泉に浸かる必要は無いなと思い、プールだけにしました。


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平日でしたが、10時を過ぎるとどんどん人が増えました。みんな楽しそう!


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効能効果。リウマチ、ストレス、風邪、筋肉痛、不安?、疲労、気管支(?)、こむら返り?


鉄分豊富だからか膝とかシワに赤い色素が溜まります(笑)。


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プールのわきには温かいお湯の出るシャワーがあって感激しました。泊まっている宿のシャワーが冷水なので、ここぞとばかり全身を流してサッパリしました。


どちらもリーズナブルだし、面白いスポットでした。おススメです!

Huaraz まとめその1 〜2019 ペルー旅行記その11〜

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プラサデアルマスはみんなの憩いの場。私もヒマな時はここで日向ぼっこ。


"南米のシャモニ"とは誰が言ったかワラスシティ。
登山の前後、計1週間ほどをこの愉快な街で過ごしました。


今回は、ワラスまとめその1。Huarazの街での暮らしについて紹介します。


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プラサデアルマスにいるアルパカおばさん。


1.治安
観光地であり登山基地であり、大都市ではないワラスは、リマやクスコと比べれば治安は良い方だと思います。街の雰囲気は"田舎町"という感じで、しつこい呼び込みや"日本人と見れば声を掛けてくる度"も低いです。もちろん深夜早朝の不要な外出や人通りの少ない路地の通行はしていません。
治安とは別ですが、中心地を離れると野犬がヤバいです。対して都市部にいる野良犬はみな大人しくて可哀想になるくらい弱々しいです。

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夜が更けても人通りは多い。


2.交通手段
登山口や少し離れた観光スポットなど、歩いて行けない場所へはcolectivoが便利です。colectivoはハイエース〜マイクロバスくらいの大きさの乗合バスで、主に地元民の足です。行き先によってcolectivoの乗り場(バス停ではなく主にただの道端)は違うので後述の観光案内所で聞けばOK。(他の記事も参照)

行く場所によりますがs/1〜s/20(32円〜640円)という値段感覚で移動できます。(スペイン語オンリー)
市内を移動するだけであれば徒歩で十分な規模です。ちなみにタクシーは一度も利用していません。(タクシーアプリUberはサービス圏外です。)

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トゥクトゥクも全然必要ないレベル。


3.観光案内所 iPeru

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公共機関なのか?ちゃんとした施設で、いわゆるビジネスアワーだけ開いている感じです。他の街でも見かけました。英語を話せるスタッフが何でも即答で答えてくれます(笑)。何度もお世話になりました。


4.登山情報
・Casa de Guias
Plaza de Armas(プラサデアルマスと読む。どの都市にも同じ名前の広場があり、その都市の中心地となる)の北に、Guinebra(ヒネブラ)公園というクライマーのモニュメントがたっている広場があります。この一帯は登山、トレッキング、クライミング関連施設が集中しています。登山用品もこの一帯で調達できます(英語はできたりできなかったり)。

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そこにあるのがカサデギアス、登山学校です。登山者やクライマーの入山管理、情報提供などを行なっています。登山される方は入山前に必ずお立ち寄りを。英語OK。
(アルパマヨの記事に詳しく書いたので割愛)


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登山用品の売店やツアー会社が立ち並ぶエリア。8ozガスカートリッジs/23など。


・California cafe
プラサデアルマスの少し南にあるカフェです。オーナーがカリフォルニア出身なんだとか。wifiサクサクのお洒落カフェで、古い登山雑誌やマップなどを自由に見られます。ここにも登山情報、パートナー募集用の掲示板があります。英語OK。

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オシャレでくつろげる店内。朝8時からやってる。


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登山、クライミング問わずパートナーを探している人多数。そうと知っていればもっとワラスで時間を取ったのに・・。岩場も色々あるみたいなので行ってみたかったですね。


・その他旅行会社のデスク
このヒネブラ公園一帯を中心として、街の至る所にツアー会社のオフィスがあります。話を聞くだけでもOK。もちろんツアーに参加するのもアリでしょう。Laguna69やParon湖などなど、人気のトレッキングルートは山ほどあります。前日くらいまでに申し込めばOKという割と気軽な感じのようでした。
だいたい英語OK。


5.買い物
・Novaplaza 、Market Trujillo
最も一般的な"スーパー"がこの2つです。私は主に前者を利用していました。食品日用品ほぼオールジャンルあり。このほかにも個人商店が点在していますがスーパーと値段は同じです。

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リマでは水650mのペットボトル1本s/2だがこの街ではs/1。


・Mercado Central(メルカドセントラル)

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いわゆるマーケットです。沖縄の牧志公設市場みたいな巨大な屋内施設があり、肉、魚、野菜、果物、服や靴、その他日用品なんでもあります。巨大な豚を肩に担いで狭い通路を歩く人、解体ショー(ショーじゃないんだけど)してるひと、沢山の鶏をぶら下げたお店、屋台スタイルの食堂、野良犬と、歩くだけで楽しいところです。
安いですよ!

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私は今回全然自炊しなかった(ペルー料理が食べたかったので)のですが、ここで買った食材で料理とかも楽しいのではないでしょうか。

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お買い物ってか観光としても行くべき。


6.食事
屋台なら1食50円〜200円、食堂ならだいたい1食250円でおなかいっぱいです(s/1=32円)。観光客メインのカフェやレストランも沢山あります。それでもちゃんとしたディナーにお酒まで飲んで3000円台でした(マチュピチュやリマ、クスコじゃそうはいかない)。
それでは私が食べたものの一部をご紹介!

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路上でおねえさんが「タマーレース!」と叫んでいるまわりに人が集まっており、みんななにやら美味しそうな黄色いモノを食べている。


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私も買って食べてみると、トウモロコシを固めたモノっぽい感じがした。中に鶏肉やオリーブが入っていた。調べてみるとtamalがトウモロコシって意味なので合ってるかも?1皿s/1.5。


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食堂のアンティクーチョ(牛ハツの串焼き)s/8。通常イモとセットで供される。屋台のは半分くらいの値段で、串の先にイモが刺さったものが供される(笑)。どちらも肉は柔らかくジューシーでとても美味しい。必食ペルー料理だが、西洋人には「心臓なんて!」と引かれる。


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屋台料理は格安なうえ一人にはちょうどいい量なので気軽に食べられる。上はチチャロン(豚角煮揚げ)の屋台。
下はセビーチェ(生魚のピリ辛ライムマリネ)の屋台。ここは山岳地域Sierraなので、魚介はリマとか沿岸部で食べるのが良いに決まってる。でもあまりにたくさん屋台や店があるので我慢できなくなって食べた。もちろん美味しい。1皿s/5。


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こちらはある日のお昼ご飯、量も質もより本格的な屋台セビーチェs/6。食堂で食べられるのとほぼ同じクオリティ。

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力一杯ライムを絞るおばさん。絶対にお腹を壊したくない人はやめておいた方が良いのかもしれない。でもお魚は新鮮でとても美味しかった。ちなみに私は数日後、リマに戻ってから急に体調を崩したが、なにが原因だったかは未だ不明(思い当たることがありすぎて)。


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ヒネブラ公園にあるPashtaというオシャレなサンドイッチ屋さんにて、チチャロンサンド。ここのは特別ジューシーでボリューミーでがっついてしまったけど、その後がっつりもたれた(笑)。


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こちらはペルーに来たら必ず飲むべしピスコサワー。ピスコというブドウの蒸留酒にライムジュースとメレンゲを加えた人気カクテル。お店は、プラサデアルマスの向かいにあるBistro de los Andesという人気店。2回ほど行きました。ちなみに、一度ココで飲食すれば、その後はいつでもプラサデアルマスで日向ぼっこしながらWifiが出来る(笑)。


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こちらも老舗の人気店Creperie Patrick. 主人はフランス人だそう。で、こちらはクイ料理。クイとはペルーの家畜として飼われているモルモット。現地では高級食材としてお祝いの時などに食べられているんだとか。高タンパク低脂肪でヘルシー食材としても人気が高い。でもジューシーで美味しかったです。


ちなみに普通の女性は1品でも食べ切れないと思います。定食なんかだと自動的にセットで出てくるのでそれはもうスゴイ量です。私はお昼に食べたものが夕方までもたれて結局夕食を食べ逃す(で朝はめっちゃ空腹)、というあやまちを何度も繰り返していました(笑)。
食べ切れないときは大抵持ち帰りが可能!"パラジェバール、ポルファボール"と念仏のように唱えましょう。ちなみにスペイン語はカタカナ発音でオーケーです!


7.宿泊
宿はドミトリーからホテルまで様々あります。
設備と価格帯を見るにつけ、全体的にリマのワンランク下、といった感じでしょうか。
たとえば・・

リマ:1泊$70くらいのホテル=日本:東横イン>>ワラス:1泊US$50くらいのホテル>=リマ:1泊$19くらいのドミトリー>ワラス:1泊$13くらいのホステル(シャワーお湯出ない)

こんな雰囲気でした。
最近バイトでよくビジネスホテルに泊まりますが、日本のビジネスホテルの質の高さは改めてすごいです。


と、なんだかまとまりのない文章になってしまいましたがワラスは居心地の良い街です。
次の記事では、ワラスから日帰り可能なオススメの観光スポットをご紹介します!

プロフィール

chippe

Author:chippe


肉好きchippeのブログへようこそ!
2006年10月 山歩きを始める。
2007年9月 クライミングを始める。
山岳同人「青鬼」所属。
「メラメラガールズ」所属。
国際認定山岳医。
「カリマーインターナショナル」アンバサダークライマー。
現在は無職、旅人。
旦那さんはpecoma。

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