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2019/4/2 Rive Gauche d'Argentiere / Blade Stadium / "Flame Libra"(80m,M5/M6+/M6+)

4/2はTKくんの提案で、Argentiere氷河にあるミックスのマルチピッチゲレンデ"Rive Gauche d'Argentiere / Blade Stadium"へ行きました。

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Argentiere氷河末端にある80mほどの北東向きの壁で、No bolt/オールナチュプロ。一部ミックスもあるけどほぼ全てが完全なドライルートなので今シーズンのような氷のない年でも遊べます(笑)。

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今回はSくんと3人で行きました。SくんはFIXを張って上から撮影

今回は、この中でも一番易しい、故にもっとも登られていると思われるルート、"Flame Libra"を登りました(2012年初登)。

易しいと言ってもM6+あるので、私にはお腹いっぱいでした。迷わず素手になってクラックにはジャミングし、カチがあればカチ持ちしました。TKくんは全部アックスだったっていうからスゴイ。"Tool"使いは奥が深いです。
ちなみにこのエリアではM9を含むルートも登られています。


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岩場へはArgentiere(Grands Montets)のスキーゲレンデからアプローチします。
Plan Joran ゴンドラからHerseリフトを乗り継いでゲレンデトップまで。ここからほぼハイクアップなしで下降点まで行けます。
帰りもゆるい上り坂ながら、手漕ぎとスケーティングでさほど苦労せずゲレンデに戻れます。
つまりtouring skiの必要はありません。
(※ちなみにスキー場の人に確認したところ、ゴンドラもチェアリフトもツボ足スノーシューNGだそうです。スキーかスノボが必要です)


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スキー場も十分たのしそう

岩場に関する詳しい情報はコチラのサイトに載っています。


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前日に偵察

今回ははじめてだったのもあって、念のためゴンドラ駅の近くにあるショップでATスキーをレンタルしました。
レンタル代は板、ストック、シール、クトー、ブーツセットで1日たったの€40!Chamonixで借りたら€60はするのでかなりの価格差です。

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センター88の板。ビンディングはTLT


お店の営業時間は8:45〜19:00。ゴンドラも8:45から動き始めます。今回は9時半くらいに着いてスキーを借り、10時ゴンドラ乗車。10時20分くらいから滑り始めました。

ちなみにゴンドラ+リフトの片道券代も安くて、€28でした。

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快適なゴンドラ


現在、ドリュやドロワット 、Aiguille Verteなどの登山の拠点となるGrands Montetsのゴンドラ山頂駅は2018年9月に起こった火事で燃えてしまい、運休中です。これを知ったときはなかなかに衝撃的でした。それでもなお多くのスキーヤーが、Herseリフトの山頂駅からハイクアップしてGrands Montetsのコルまで上がり、Rognons氷河〜Argentiere氷河〜ゲレンデという人気ルートを滑降しているようです。

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4/2も平日ながら多くのスキーヤーがハイクアップしてました

きっととても気持ちのいいコースなんでしょうね!


Herseリフトトップから、Refuge de Lognan(山小屋?)の方へ降りて行き、Argentiere氷河の谷底を目指します。

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いくぜ!


下降点まで圧雪バーンが続いており、プレハブ小屋が目印です。ここでクライミング装備以外をデポして下降点に向かいます。

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20mほど断崖絶壁の上をトラバースして、ルート上と思われる立木から懸垂下降。下降開始時刻は12時を回っていました。

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迫り来る大迫力の氷河!

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立木には残置スリング。捨て縄で補強


はじめのM5ピッチから私スタートでつるべさせてもらいましたが、15m、15m、10m、35mくらいの感じで4ピッチで登りました。

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1ピッチ目フォロー中のTKくん

クライミング開始は13時過ぎ。この時点では19時のスキー返却には十分間に合うと思われましたが・・・(主に私の)リードに時間がかかり、結局最終ピッチのフォロー中に19時を過ぎてしまいました。レンタル代が・・

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3ピッチ目フォロー中のTKくん

ギアは、登るルートによりますが、#000-#2まで2セット+#3と#4もあると安心かと思います。ナッツも使えます。

そして今回、あろうことかヘッドライトを忘れてしまった私・・。行きの電車の中で気付いたのですが、「まあ暗くなる前に帰ればいいよね」的な甘い考えは通用しませんでしたorz

ということで、下りはTKくんのヘッドライトの光を頼りになかなかにスリリングな滑降となりました。後ろをぴったりついて滑ったり、傾斜が出て来たら数十メートル先に行ってもらってから振り返って雪面を照らしてもらったり。
はじめの100mほどはかなり深掘れの、部分的に30度くらいあるコブ斜面だったので、10kgほどの荷物を背負い薄暗い中滑るにはなかなかにハードでした。。


「ところで、もうシャモニへ帰る手段がないんじゃ・・」
ということに気づいた私たち。今夜はArgentiereで宿を探すしかないか・・と思っていたら、なんとバスの深夜便があり帰れました。

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ちなみにシャモニ-アルゼンチエール間バスは€2、電車は€2.9


そして22時半、アパートに帰り着くと、留守番のTくんが夕飯を作って待っていてくれました!オムライスもポテサラも美味しかった!
つい食べ過ぎました。

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Thank you so much Tくん!

翌朝、「誠意を見せればなんとかなるかも!」ということで、始発列車でArgentiere駅に向かい、開店前から待ってスキーを返却。するとなんと追加料金なし、何事もなかったかのように1人€40で済みました。良心的でよかった!

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めでたしめでたし!

2019/3/30-31 Mont Blanc du Tacul Supercouloir direct (2P目敗退)

4週間はあっという間で、好天を待ったり撮影をしたりしていたらもう後半戦に突入してしまいました。

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今回はTくんとパートナーを組んで登ります。
でもこれまで一度もロープを結び合ったことがないので、シャモニでまず肩慣らしから、ということになりました。

天気予報では3/26から数日間、まとまって晴れの予報です。
TKくんとSくんはグランドジョラスへ出かけて行きました。
私たちはまずSupercouloirに照準を定めました。

SupercouloirはMont Blanc du Taculの東面にあるルートです。山頂まで抜けると850mでピッチグレードはM5+/6/,WI5。下部2ピッチ(direct start)がミックスで残りはアイス。


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ルートは正にここを登ってくれと言わんばかりに深く美しく刻み込まれたガリー!


しかし天気は良いながらかなりの強風だった3/26。お昼前にあっさり、"本日ロープウェー運休"が決定してしまいました。


天気のいい貴重な今日という日が潰れてしまう・・!

2人であーでもないこーでもないと案を練った結果、まず3/27-28で入山しTriangle du Tacul(Tacul北面の壁)でトレーニング(兼Tacul下降路の下見)をしようということになりました。


ラインはTriangleのど真ん中、"Contamine-Mazeaud"というII級程度の雪壁ルート。

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く・・・黒い!真ん中の白いはずの部分の面積がすごく痩せ細って見えます。岩壁右のノーマルルート(North Face)もクレバスのギャップが大きくなっています(ここは秋の登山シーズンにはハシゴが設置されるらしい)。

しかし今シーズンのシャモニの例年にないドライコンディションのせいか、"雪壁"と思って駆け上がるつもりだったその気概は強化ガラスのように硬い氷壁にまんまと打ち砕かれました(笑)。


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強化ガラスの一枚板!下部はベルクシュルンドが大きく口を開けている


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とくに致命的だったのは、Supercouloirのためにノミックをピュアドライ に換装したままで挑んだことでした。
歯がガツンガツン弾き返されて、リードでは一打打ち込むのに5、6回振らなければなりません。相当タイムロスしたし体力消耗しました。
学びました。ピュアドライはピュアなドライ用だと。。(当たり前だっ!)

そしてそんなカッチカチの70度程度の氷がひたすらひたすら300mほど続きます。

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ルート終了点まで、標高差300mを登るのに1ピッチ50-55m程度で計7ピッチ、時間にして7時間強もかかってしまい下降は真っ暗でした。Aiguille du Midi山頂駅前で一夜を明かし、翌朝一番のロープウェーで下山しました。

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上部にいくほど氷が硬くなり、スタミナも切れてきたので最終ピッチだけTくんのノミックを借りてリードしました(笑)。


下山後は、初(?)、全身でふくらはぎのみが異様に筋肉痛という不思議な体験をしました(笑)。

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ステーキを焼いて回復!!

天気予報を確認すると、好天が後ろに1日長く続くように変わっていたので、十分な回復のためレストを2日間に設定。
3/30から三日間の予定で、今度こそSupercouloir目指して入山としました。



3/30は土曜日だったので、前回の教訓を活かして7時過ぎから並びAiguille du Midi行きのチケットをゲットしました。やはり整理券が発生していました。

ほぼ朝一便で入山し、北面を下降してからも回収が楽そうな場所、Supercouloir取り付きとの中間あたりにいい場所を見つけテントを設営。
準備を終えて昼前にSupercouloirへ向かいました。

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雪が深くなかったのでツボ足でも問題なかった。ケーブルカー山頂駅から取り付きまで軽装なら2時間ちょいだと思います。


今回のタクティクスは、核心である1、2ピッチを初日に登ってロープFIX、2日目に朝3時からユマール開始で山頂ビバーク、3日目に北面から下山という感じで考えていました。

ギアは60mダブルロープ×2、キャメロットC4 #.3-#3×1セット、トライカムエボ1セット、キャメ#.5-#1サイズ相当のトライカム1セット、BDストッパー1番〜7番、スクリュー9本、スノーバー1本、5.5mm捨て縄約10m、アバラコフフック、アセンダー1/2ペア、スリング類としました。

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軽量化のため岩ギア少なめ。

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行動食は多め

Tacul登頂には、Supercouloir登攀の倍の時間がかかるとか、トポにも「4、5時間かかる」と書いてあるので山頂ビバークを前提としていました。ビバーク装備は1〜2人用ツエルト×1、各自のシュラフ、防寒具と切ったウレタンマット(パートナーはエアマット持参)、MSRウインドバーナーと100ccガス缶1個、アルファ米2パック+マッシュポテトの粉で、35Lザックと20Lザックに納めました。


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クーロワールの右はGervasutti Pillarというこれまた人気の岩ルート


しかし初日、取り付きまで行ってみると、下部direct startは見事なドライ!そしてベルクシュルントが大きく幾重にもなって開いており、気をつけないと地の底まで真っ逆さま。さらに岩場までの雪壁も途中が大きく割れています。雪も腐っています。

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一箇所割れ目があって緊張したリード


ということで、下部雪壁からロープを出す必要があり、そうなるとロープスケール的にも2ピッチ目までのFIXは厳しそうでした。
かつ1ピッチ目もなかなかに時間がかかり、結局1ピッチ目の途中でこの日のクライミングは終了。


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初日のドライはTくんリード。ギアも少ないので短めに切って3ピッチ


15時頃登攀終了してロープをFIXし降りました。

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お隣さんも気持ち良さそう


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その夜はいっぱい食べて、快適なテンバで18時半には就寝。翌朝は1時に目覚ましをかけて2時行動開始予定としました。


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しかし、1時過ぎにゴソゴソし出して作っておいた水を沸かし、マッシュポテトを食べてお茶を飲んだだけなのに、テントを出るとスマホの時計はもう3時半!えっ!予定より1時間半も遅れてるー!


この時少し「おかしいな」とは思いつつも、「ゆっくりしすぎたのか・・」と納得し、すぐにその違和感は忘れてしまいましたが、この違和感、デジャブ。そう、この日の午前1時を境にひっそりとサマータイムに切り替わっていたのでした!(本当はまだ2時半だった!)恐るべしサマータイム!!


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何はともあれ4時半(前日までの3時半)にユマーリングを開始。5時過ぎ、前日に到達した1ピッチ目の途中から、私のリードで登攀開始しました。


はじめ10mほどでピッチを切って傾斜が変わるあたりまで。ここはまだ1ピッチ目の途中。アンカーを作ってハンギングし、ヘッドライトの光を頼りに上部を見通すと、そこから上はほぼ垂直に見えました。


さらに45m伸ばし、登っているうちに日も昇り、熱くなってきたし悪くなってきたので手袋オフ!アックスと素手を駆使して登りました。弾切れになり岩が硬そうなところでピッチを切りました。ここはまだ2ピッチ目核心の直前で、2ピッチ目終了点まではあと7m程度はあるようでした。


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ここでリードを交代してTくん前進。しかし、本来氷で埋まっているはずのちょいハングチムニーにはスカ雪が詰まっているだけ。Tくんが蹴り落としたら2撃くらいで完全なドライになりました。テンションを交えつつ前進するも、抜け口で「うわー、スッカスカ!ひどい!」と嘆いています。残置ピンでいったんロワーダウン。


リードを交代し抜け口まで行ってみると、氷がつながっているはずのところはもろいリスしかないスラブに、スカスカの雪がこんもりと積もって張り出しています。ここまでのドライセクションは、登られて掘られたのであろうかかりのいいフットホールドもちょいちょいあったのですが、ここへ来てそれもなくなってしまいました。普通氷を登るからでしょう。残置ピンも摂理もありません。
頑張って突っ込めないこともなさそうで、しばらく外傾ホールドに乗ったまま逡巡していましたが、落ちる可能性もあるし、行ってしまって進退窮まる可能性も十分ありました。

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仕方なく、残置ピンに捨て縄を通してここから敗退することを決めました。


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敗退ポイントから見えた上部クーロワール。ここからはしばらく傾斜がゆるんでひたすらアイス。最後にはバーチカルアイスも楽しめる贅沢なルートです。後半のアイスも楽しみだったから残念。ま、ほとんど岩に見えますが・・・



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下降開始時にはもう11時を過ぎていました。ルートそのものは楽しんだけど、結局"山登り"は出来なかった。下山したらより悔しさが込み上げて来た。



今回はじめてまともにTくんとロープを結んだということもあり、認識の違いとかなるほどと思うこととか色々ありました。
失ったものは何もなく、得たものはたくさんあります。
次の登山につなげよう。


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本日はArgentiere駅(燃えてしまったGrands Montensケーブルカー駅があるところ)の方まで、情報収集&観光。ドリュも真っ黒!


シャモニ滞在はあと1週間。
ですが天気予報が芳しくありません。
今日を最後に、また最低でも1週間ほど悪天周期に入ってしまう様子です。
でもチャンスがあれば山に行きたいです。
それでも無理ならスキーとか、ドラツーとか、やれることは色々あるし、とにかくシャモニを最後まで満喫しようと思います!


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せーぜーがんば〜

Tips for Life in Chamonix 〜フランス、シャモニでの生活

1ヶ月のシャモニライフも、早いものでもう折り返し地点を過ぎました。
この2週間強で気付いたことをまとめてみようと思います。あと、覚えたフランス語も使ってみようと思います。
※2019/4/8 一部修正+情報追加

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Bonjour !


※各リンクはGoogle Mapにとびます。


1. 交通
シャモニ最寄りの空港はスイスのジュネーブ空港です。空港からはシャモニ行き大型バスが数社出ています。事前予約しなくても乗れるので、預け荷物ゲットしてから探してみてもいいと思います。

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私はこのOuiバスを予約しました。片道€19で、シャモニまで2時間弱でした。
シャモニを拠点に登山やスキーをするだけであれば、バスや電車などの公共交通機関で十分足ります。


2. お買い物

☆主に利用しているスーパー☆
・SPAR
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ごく普通の大型スーパー。街中に何店舗かあり。

・CASINO
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野菜・果物を買うならここ。卵も安い。こちらも街中に数店舗あり。

Super U

ソシソンセック(Le Saucisson sec)などの加工肉は至るところで見かけるものの、生肉や魚といった生鮮食品が少ない。この大型スーパーは唯一(?)ちゃんとした生鮮食品売り場があります。豚バラ肉100g122円など。
また、ヨーグルトや卵が安いです。


物価は、食品や日用品については日本と大きく違うことはありません。シャモニは観光地ですが、スーパーで売っているモノは高いということはありません。特に安いのはフランスパン!美味しい50cmクラスのフランスパンが€1しません。
そして特筆すべきはやはりスキー用品、クライミング用品でしょう。日本で買えないモノがあるだけでなく、値段も3〜4割くらい安いです。
ちなみに、免税は1回約€175以上(店によって微妙に数€の差あり。都度確認してください)のお買い物で適用されます。
クレジットカードに換金するか現金受け取りかを選べますが、現金だと手数料をとられるのでクレカ換金のほうがお得みたいです。
パスポートを持っていればお店で書類を出してくれます。その書類のバーコードを、ジュネーブ空港にある機械で読み込むだけでOK!なので簡単便利です。
免税手続きについては大事なので下に詳しく別示します。
やっぱりザックに余裕を持たせて(無理だけど)沢山お買い物して帰るのが吉ですね〜。
でもこの時期はスキーヤー相手の商品がメインで、クライミングギアはかなり限られている印象でした。


☆おすすめスポーツショップ☆
スポーツショップは山ほどありますが、私のおすすめはコチラです。
Technical Extreme Chamonix
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ウエア、スキー用品、クライミングギア、トポなど品揃え充分。かつここに挙げた中で一番安いです。ノミックの替え刃€49、LSL17cm €60など!

Snell Sports
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言わずと知れた巨大ショップ。満遍なくなんでも揃います。現在日本人スタッフは居ません。私は日本にサイズの無かったファントム6000/EU38を€599(免税処理前)という激安で購入!

Ravanel & Co - Chamonix
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スキー用品が充実していて、とくにスキーブーツの品揃えが凄かった!日本に取り扱いないモノ多数&激安!

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スキーもブーツもめっちゃ欲しいなあ・・・。この欲求をあと2週間抑え込めるかしら(笑)。
旦那さんには内緒ね!


☆おすすめ(カフェ併設)ベーカリー☆
Le Fournil Chamoniard
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サンドイッチ、ケーキ、焼き菓子も種類豊富。Aiguille du Midiケーブルカー駅の近くです

La Panière
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こちらもパン、スイーツ◎。朝6時からやっていてwifiも使えます。観光案内所目の前。地元の人もに人気っぽい

3.免税手続き
フランスの消費税であるTVA(付加価値税)は現在20%。免税といってもこの全てが返ってくるわけではなく、(商品の値段の)12〜15%くらいが戻ってきます。

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たとえばこんなかんじ。フランスでは商品の値段は全て税込です。上の数字が20%のTVAの金額、下の枠内が戻ってくる金額です

お店で「Tax free please」といいパスポート(もしくはパスポートのコピーなど)を見せれば、バーコード付きの書類をくれます。
私は全てクレジットカード換金にしたので、あとはこの書類を持って出国前に空港で手続きするだけです!

ここで少し複雑だったのは、ジュネーブはスイスだというところです。フランスで免税対象の買い物をして、EU加盟域から外へ出るとき、フランス以外の国から出国する際には税関窓口に行く必要があります。この時、買った商品なども見せなければならないらしく、面倒臭そうです。でもフランス国内で"Pablo"という自動処理マシンを使えばバーコード「ピッ」だけで完了です。

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French Sectorの看板に導かれて"国境"へ

実は、ジュネーブ空港には税関があるほんの一部分だけ「フランス領」のところがあります。
ここにPabloの機械があるので、これを見つけ出せばいいんです。
場所はチェックインカウンターがある階の隅っこです。

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国境越え。国境の幅が狭くて荷物が大きいとタイヘン

搭乗券かチケットの予約情報を見せれば、"French Sector"に入れます。

この奥に税関が!機械もあったね!

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あとは機械で「ピッ!」てするだけ!

わたしは1枚だけなぜかエラーが出て窓口へと言われてしまったので、隣にある窓口のおにいさんにやってもらいました。
でも結局商品は見せないで済みました。

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この画面だとまだ受け付けされていません


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この画面が出れば完了!


4. 通信環境(wifi spot)〜シャモニとジュネーブ空港

ジュネーブ空港のWifiはつなげられればサクサクです。
方法は、航空券のQRコードを、空港のそこかしこにある紫色の機械で読み込んで、"接続コード"なるものをGETします。
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コレ。このコードを入力すれば2時間無料です

シャモニは、街の公共フリーwifiはありません。
もちろんちゃんとしたホテルではWifi Goodだと思います。私たちはアパートの一室を借りており、そこのは割と不安定だったのでWifi求めて外出することも多々(笑)。
以下におすすめ作業スポットをまとめてみました。

・完全無料 Spots
1.観光案内所とその周辺
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観光案内所。中に1つテーブルと椅子があります。天気のいい日は椅子に寝転んでゆったりできます

2.Aiguille du Midi Cable Car 駅周辺
少し離れたところからでも拾えます。たまに不安定ですが24時間機能してます。

3.マクドナルドの前(笑)
画像アップロードも時間かかるけど出来てました。

4.Chamonix-Mont-Blanc駅構内
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駅構内で使えます。けっこうサクサクです。駅前にはBritish Pubもあるよ!


・カフェなど
1. Cafe Bluebird Chamonix
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お店の人にPWを教えてもらう必要がありますが超サクサクです。ラテ€3。サンドイッチ等も美味しい。

2.CHAM Cafe
アメリカーノ€2.4。やはりPWを聞きましょう。サクサクです。

参考:
イギリス・ベルファストで「フランスでも使える」と言われ購入したO2のSIMカードは結局使えませんでした。
シャモニの街中にSIMカードを売っていそうなところは一見見当たりませんが、郵便局で購入できます。
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ただ、あまり安くはありません。SIMカード代だけで€9.9、さらに500MB/15日間で€10、つまり500MB/15daysで約€20もします。
(イギリスでは8GB/30日間で£20でした)
ジュネーブ空港にも売っていると思います。


5. お金
天下のヨーロッパなので、ほとんどのことをカードで済ませられます。
今のところ現金が必要だったのは・・
・電車の車内で乗車賃を払うとき
Club Alpin Français(後述)で山岳保険に加入したとき
くらいかな?

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ちなみに街のいたるところにこんなキャッシャーがあるのでキャッシングは自由自在(使えないカードもあり)。空港で換金するよりキャッシングのほうが、手数料込みで考えてもレート良いそうです。


6. 登山に関する情報
Chamonix-Mont-Blanc公式ホームページ
ケーブルカー、リフトの運行状況、山小屋の情報、ツアー、シャモニの週間天気などなど。
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ちなみにAiguille VerteやDru、Droitesの重要な玄関口となるGrands Montensのケーブルカーは火事で燃えてしまったらしく今動いてません。

Mountain-Forecast.com
山域ごとの天気予報詳細。(リンクはAiguille du Midiのページにとびます)
天気予報はこのほか、アプリなどを使って4人でチェックしています。1週間以内の予報ならだいたい当たる印象です。

Office de Haute Montagne
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教会横。建物の2階右手に登山情報を教えてくれるこのオフィスがあります。各山域へのアプローチ情報とか、今年の壁の状態とか、その年のクライマーからのフィードバックとか、いろいろ親切に教えてくれるから何度も通ってます

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外の壁には雪崩注意情報

・その他、トポ類
日本国内から通販でChamonix Topoという本を購入して、アプリをスマホに入れていって使ってました。とても便利なアプリです。
冬ルートも夏ルートもだいたい載ってます。
他にもいいトポがいくつか、上記のショップで手に入ります。
あらかたの情報はインターネットなどで仕入れておいて、トポは現地で買うのがいいかも知れませんね。


7. (Amazingな)山岳保険
Club Alpin Français
なにやら「シャモニの街で単発で入れる山岳保険があるらしい」との情報を得ていたので、今回とくに日本で何も加入していかなかった私。着いてからいろいろ調べてみたら、なんと天下の山岳大国フランスが誇る驚くべきコスパの山岳保険があることを知りました!

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オフィスはマックの目の前にあります。開いている時間、曜日は限られているので注意


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きれいなおねえさんがとても丁寧に対応してくれて、安心して契約することが出来ました。


詳しく知りたい方はコメントなどいただければお教えします。ざっくり言うと、たった数万円で、日本もヒマラヤも含め世界中どこでも、山岳事故におけるレスキュー費用や医療費、後遺障害などを高額保障してくれる信じられないコスパの保険です。私はこのあとすぐアラスカも控えているし、日本の保険で見積もり出したらびっくりするくらい高額だったので悩んでいたわけですが、それが全て解消されてしまいました。
それもこれも、山岳大国おフランス、莫大な加入者数のなせる業だそうです。
インターネットでも契約可能だそうですが、英語サイトがないので英語以外のヨーロッパの言語がわかる方じゃないと難しいと思います。
これに加入できただけでもシャモニに来た甲斐あった、って思ってしまったほどでした(笑)。


8. その他小ネタ
空港の荷物カートを使うとき、イギリスの空港では£1硬貨が、ジュネーブ空港では€2硬貨が必要でした(どちらも使用後返ってくる)。
20kg超の預け荷物2つと10kgくらいの持ち込み荷物を運ばなければならないので、私にとって空港カートは頼みの綱です。

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ちなみに、北米に行く際は23kg2個までOKなのにヨーロッパの場合は合計上限30kgまでとからしく、それを知らずまんまと追加料金を払う羽目になりました。(ま、どうせ不可能だから仕方ないのですが・・・)


読んでくださりありがとうございました!
Merci !


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明日からまた3日間くらい入山します。今日はいっぱい食べて早く寝ます。Au revoir !

プロフィール

chippe

Author:chippe
chippeのブログへようこそ!
2006.10 山歩きをはじめる。
2007.9 クライミングをはじめる。
山岳同人「青鬼」所属。国際認定山岳医。
好きな食べ物:肉。
カリマージャパンアンバサダー。

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