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妊娠後期、日々の暮らし。美しき日、普通の日。

妊婦クライマーブログ。をしたためた日から4ヶ月近い時間が過ぎました。

7_IMG_1864.jpg明野にも春が!


最近は急激に存在感を増したお腹とともに、出来る範囲でアクティビティを楽しんでいます。


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ゲレンデスキー、ジムクライミングやトップロープ、低山登山。
"妊娠前にやっていたレベルを超えない"というルールは変わらずですが、流石に"チャレンジング"なことは自ずと控えるようになってきました。


8_IMG_1868.jpg登山口からではなく、自宅玄関からスタートして茅ヶ岳山頂へ。



30週を迎える頃になると、まずランニングがしんどくなって来ました。連続した上下動でお腹がかなり揺れて、痛みで足が止まります。先日紹介したThe Pregnant Athleteには、出産の前日にフルマラソンを走ったという人が居ました。いくらオリンピアンクラスとはいえ信じ難いです。
私はこの頃からすぐランはやめにして、有酸素運動は歩きやヨガで代用することにしました。


6_IMG_1870.jpg八ヶ岳ビュー。


そして同時期から「お腹が張る」というのも感じるようになりました。ちょっと負荷かけると子宮が収縮して固くなってるのが感じられ、痛みはないけど不快なので、これも感じたらすぐ休むようになりました。


8_IMG_1878.jpgトップロープで10bが辛い!in太刀岡。


また、リラキシン(骨盤のみならず全身の関節と、消化管や血管などの平滑筋を弛緩させる)などのホルモンによる出産準備が本格的に始まったのか、骨盤(恥骨結合や坐骨部)の痛みが出るようになってきました。とくにボルダーでちょっと本気トライしちゃった?後とか、長時間山を歩いたりしても出ます。運動中に違和感を生じ始めることもあれば、帰宅後やその日の夜に時間差で痛くなることもあります。片足で踏ん張る動作がよくないようで、クライミングのハイステップ乗り込みなんかも恥骨結合にきます。クライミングは「手より足」って知ってはいたものの、思った以上に下半身や骨盤を使っているんですね。骨盤ケア(ヨガやストレッチなど)をして一晩寝ると大抵良くなってますが、自ずと控えめに、無理をしないように、「楽しい」or「しんどい」の一歩手前でやめるようになりました。


9_IMG_1877.jpg斑尾高原から妙高をのぞむ。


そんなわけで、山やクライミングに行く日がある一方、丸一日ヨギボーに沈んでYoutubeを見続けるような日も最近は増えました。とくに食後の物理的な内臓圧迫はしんどくて、左側臥位のまま何時間も動けない、なんてこともあります。

4_IMG_1867.jpg家族で苗場スキーリゾート。ビュッフェで食べ過ぎてダウン。。


そんな中でもなるべく欠かさないようにしているのは、ヨガとプランクです。ヨガはBe LifeのマリコさんのYoutubeチャンネルで色んな動きをやってます。The Pregnant Athleteに「とにかくプランクだけはやりましょう」って書いてあったのが印象に残っており、体幹トレも(なるべく)欠かさないようにしてます。体重がかなり重くなってかつ関節は痛めやすくなっているので、クライミングそのものは(楽しいんだけど)今や身体への負担ばかりが大きい状態です。でもプランクなら静的にトレーニングできるので妊婦さんにも安全安心だし、出産という一大イベントへ向けた体力維持や腰痛対策にも効果的なんです。


0_IMG_1876.jpgシーズン終了したロッテアライリゾートで、宿メインで楽しむスキー旅行も。


そんなカラダが急激な変化を迎えるなか、私が今も運動を続ける理由は、単に山に行きたいから、クライミングが好きだから、じっとしていられない性格だから(笑)という以外にも二つあります。


まずひとつは、「妊娠期間を通して運動習慣のあった妊婦が妊娠後期になって急に運動をやめると巨大児になりやすい」という研究報告があるからです。
これは、度々負荷のかかる環境に対応するため胎盤がハイスペックになってしまい、母体が摂取した栄養を高効率で吸収してしまうから、と考えられているようです。

もうひとつは、現在循環血液量が増えており血が薄まっている(相対的にHbが下がっている)状態で、有酸素トレーニングは「高所トレ」をしているのと同等の効果が期待出来るという話です。つまり今心肺トレをしておけば出産後にスーパーマン!?かもというアレです。それが確かなら、残り数週間は最後の貴重なパワーアップ期間・・・ということで、駅の階段でも息切れするようにはなってきましたが(まさに高所にいるみたい。。)、ある程度の負荷をかけ続けることもやめたくないなと思っているわけです。


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お陰様でBabyくんも順調に育っているようで、笑っちゃうほど活発に動き回ってくれているし、最後のわがままとばかり信頼出来るスキーガイドの友人に先日BCツアーをお願いしました。


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白馬の押出沢に行った2月終わりにはまだ感じなかったお腹の存在感も今や大きく、かつ心肺機能もかなり落ちているので、「ゆるふわプラン、携帯は通じるかつあわよくば良さげな雪を」というスーパーワガママプランでお願いしました。


4_IMG_1882.jpgいざドロップ!


2_IMG_1884.jpgはじめは気を抜くと足をとられる難しい斜面から。


1_IMG_1885.jpg気持ちいいところも!


ふわふわの雪ではありませんでしたが、というか私にとってはテクニックを要求される場面が多かったですが、それも含めて山の斜面を楽しめました。


0_IMG_1886.jpgザ・春、デブリーランド。帰りの林道も結構ハードでした。翌日の疲労感は心地よかった。


ペコマのみならず、周りの皆さんに沢山助けてもらって、温かい言葉を沢山もらって、幸せに日々を過ごせています。感謝感謝です。


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残りあと数週間も、その場その場で一番楽しい選択をしながら、一番楽しみな"その日"を迎えるまでのらりくらりとエンジョイしていきたいと思います。

2022/2/19 白馬八方尾根押出沢BC

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週末土曜日はペコマと2人、ほとんどノートラックの広大なパウダーランでひゃっほーーしてきました!
降雪翌々日で高曇り弱風とコンディション良好。他パーティのスキーヤーボーダーも「今日最高!」を連発し、みんな幸せそうでした。


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八方第3駐車場から歩いてゴンドラ乗り場へ。8時のゴンドラに乗車し、リフトを乗り継ぎゲレンデトップまで。


八方尾根をハイクアップするパーティ多数。我々は押出沢ドロップポイントを目指します。


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鹿島槍と五竜!快晴です。


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不帰が見えた!


トイレの辺りで尾根を離脱し沢筋へ。


9時半。ついにドロップ!

ごぷろ動画です。


尾根上の雪は少し重めで張り付く感じがあったけど、沢に入ると雪質は一変、天国パウダー!
あっという間の至福の時間はたった30分でした。

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ガラガラ沢と合流した辺り、標高1300m位の東向き斜面に新しめな雪崩跡あり。

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その直下以外はデブリや硬いところもなく快適でした。

最後の渡渉もスノーブリッジが繋がっていてスキーで渡れました。


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9時半ドロップで11時半スキー場に復帰。

八方スキー場のWeb1日券を買っていたので、二股から歩いてスキー場に戻り、15時過ぎくらいまでゲレンデ基礎トレ。足腰いじめて終了!


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それにしてもいいコンディション、当たりでした!
バックカントリー、とくに冬のコンディションはまだまだ経験不足で読みづらいですが、こんな成功体験も失敗も積み重ねて漸進していきたいです。
あー最高だった!


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ところでスキーブーツもシールもまだ初代でもう9年以上使ってるけどまだ使えてます。買い換えどきいつ?

2022/2/5-6 甲斐駒ヶ岳 大武川 篠沢七丈瀑

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週末はよく一緒に登っているSくんと篠沢七丈爆へ!
私は3週間ぶりにまた黒戸尾根に戻ってきました(笑)。


篠沢七丈瀑はそのうち行きたいなと思いつつ後回しになっていたアイスルートのひとつ。
タイミング諸々が丁度良かったので、Sくんを誘って行ってみました。


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今回はゆったりプランで、初日は入山して七丈小屋にお泊まり。冬にお世話になるのは初めてです。
山岳医療パトロール実行委員会で2020年度にコロナ感染対策に関するマニュアルの作成にも関わらせて頂きましたが、花谷さんをはじめとする小屋スタッフの方々の徹底した対策のお陰で、安心してかつとっても快適に過ごすことが出来ました!

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受付したら各自番号をもらい、食堂スペース、寝室、靴箱は全てその番号のところを使います。銀マットやビニールシートでラッピング、仕切りがしてあってとっても清潔、安心!ちなみに宿泊者も寝袋持参です。

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生姜たっぷり「駒ヶ岳スキレット」さん自家製シロップのホットジンジャー


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美味しすぎる手作り濃厚カレー。お代わり自由って素晴らしい!丸2杯頂いて20分でぺろり。



翌朝もゆっくり6時起床で朝ごはん。

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3色おいなりさん弁当美味しかった!



この週末は冬型が強くて山頂付近はかなり荒れてそうでしたが、他の宿泊客の方々は朝早く起床して山頂を目指し登っていかれてました。


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七丈瀑は5合目からより7合目からアプローチしたほうが断然近いしラクです。
テント装備も無いので、ストックだけデポして吊り橋からアプローチ開始。


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沢地形を降りて滝のふもとへ。硬いモナカの下にスカ雪がたっぷり溜まっているような歩きにくい雪のラッセルで少々手間取りました。


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吊り橋から約20分、200mくらい降りた右手の岩壁に氷瀑が見えてきました。


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過去の記録と見比べると、1P目として登られている部分は半分くらい雪に埋まっていたようでした。
8時半、じゃんけんで勝ったSくんからリード開始!


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落氷を避けられる露岩の基部でピッチを切る。


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1P目のフォロー。

尾根の北側は強風の嵐みたいな天気でしたが、尾根の南側にある七丈爆はそれと比べ超穏やか。
気温も低くかつ雲が多かったので氷が日照を浴びることもなく、よく噂に聞く「濡れる」ということもなく、とてもいいコンディションだったと思います。


2P目は左岸側の壁の左端をリードしました。


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リード中にぱしゃり。寒そうにしてるSくん。


下から見るのと違い、氷部分だけで45mくらいあり登りごたえありました。しかも気温低いから鋼のように硬い(笑)。
IV+〜V-くらいの足で立てる傾斜でしたが打ち込みでパンプ。アイゼンもあまり深く刺さらないのでふくらはぎが疲れました。


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滝上の灌木までは60mギリギリいっぱい。久しぶりの長い氷、楽しかった!長いは正義!


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下降は灌木で60mと、アバラコフつくって残り20mくらい。


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取り付きのザック。この日は貸切!


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なんと二人とも全く同じロープを持ってきてしまったので、引っ張るロープがどっちかめちゃ紛らわしかった(笑)

12時半ころ下降終了。朝の残りのおいなりさん(凍ってなかった!)を美味しく頂いて、登り返しです。


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締まってない雪の再ラッセルで結構疲れました。

あとは惰性(笑)で黒戸尾根下山。でも今回はゆっくり歩いたからノーダメージ。18時前くらいに駐車場に着きました。

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5合目から見える七丈瀑。V字に切れた谷の一番下あたりに見えるのが登った氷瀑です。


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Kくんと甲斐駒ヶ岳ロックグラスでお疲れ乾杯!また遊んでね〜⭐︎

プロフィール

chippe

Author:chippe


肉好きchippeのブログへようこそ!
2006年10月 山歩きを始める。
2007年9月 クライミングを始める。
山岳同人「青鬼」所属。
「メラメラガールズ」所属。
国際認定山岳医。
「カリマーインターナショナル」アンバサダークライマー。
現在は無職、旅人。
旦那さんはpecoma。

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